Yu-TRAVELERシリーズ 全モデルに、
プラグの腹側に「 CLEAR WOOD 」という屋号が入っています。
また、フローティングを意味する「 F 」、シンキングを意味する「 S 」も刻印されており、そのプラグのタイプを一目で確認することができます。
ただし、CW6 だけは、木材の調子により、微妙に浮いたり、ゆっくり沈んでしまったりするので、「 F 」や「 S 」は入りません。
また同じく、ジグミノーやテールスピンバイブ、ミノースピンも、沈むルアーであるのは当たり前なので、こちらも「 F 」や「 S 」は入りません。
全てのモデルは、紙製の化粧箱入りです。
箱のフタには、「 CLEAR WOOD 」の屋号が箔押しされています。
ルアーの重量やモデル名は、箱の外側の底に記載されています。
フタの内側には、適合フックとスプリットリングの番手、また、製作部長の相方からのメッセージが一言だけ書かれています。
ステンレスワイヤーには、全モデルに、SUS304硬線を採用しています。
これにより、ミスキャストによってルアーを岩石などにぶつけても、フックハンガーであるアイが曲がるトラブルを軽減させています。
ルアーのウェイトには、リップレスシンキングミノー以外、鉛を使用していません。
鉛は、根がかりでルアーを水中に沈めた場合、環境に悪影響を及ぼすといわれているため、できれば今後、全モデルに、鉛以外のウェイトにしていきたいと考えています。
リップ付きのモデルは、推奨フック以外のフックを取り付けて泳がせたり、または、ご自身のお使いになるロッドやラインの強弱、種類によって、プラグの泳ぎが左右に反れることがあります。
プラグがまっすぐに泳がない場合は、トゥルーチューン( アイ調整 )を施す必要があります。
ラインタイアイは、焼きが入った硬線なので、これを曲げるには注意が必要です。
まず、手のひらで、しっかりとプラグのボディを握り、親指と人差し指でリップをガッチリと固定します。
そして、平口のプライヤーで、画像の矢印のように、反れた泳ぎとは逆の方向へ、アイをゆっくり少しずつ曲げます。
最初は、上の画像のように、真上から見てアイが右か左に回転するように曲げてみます。
それでも泳ぎが反れてしまう場合は、下の画像のように、正面から見てアイを右か左に傾けるようにします。
リップとボディをしっかりと固定して、ゆっくりと曲げるのがコツです。