明日 25日木曜日~5月6日 月曜日まで、
突貫作業のためインフォメーションの更新は
お休みさせて頂きます。
連休中も工房は稼働していますが、
パソコンは数日開けない場合もございます。
お急ぎのご連絡やお問い合わせなどは、
相方の携帯メール、又は、ビルダー代表の携帯に
お電話でお願い致します。
その場合、手が離せない作業中の時は、
電話に出ることが出来ませんので、
ご了承頂ければと思います。
連休中も、釣果報告などは大歓迎ですので、
ご投稿をお待ちしております!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2019 4 24
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
今日は、久しぶりに感動ネタです。
このお話を伺って、ビルダー代表もわたしも
とても勇気が湧いてきて、
たいへん感激してしまいました。
それというのは、4月1日に解禁を迎えた、
栃木県中禅寺湖へ通い続けている、
福島県在住、大物の神さんから頂いたお話です。
解禁直後から、休日の度に中禅寺湖へ通い続けるも
これといった反応が得られず、
今シーズンは、かなり苦戦していらっしゃるようです。
例年であれば、シーズン初期であっても
レインボーやブラウンなどのライズが盛んに目撃されたり、
また、湖岸にはワカサギやヒメマスなどの
ベイトフィッシュも多く見られるはずなのですが、
今年は、どういうわけか湖面は不気味な程に静まり、
そして、湖岸には小魚一匹確認できない
まさに生命反応ゼロといった状況なのだそうです。
そのため、シャロー攻略が要のプラッキングでは
釣りを成立させる事が、かなり困難なのだそうです。
しかし、魚はやはりボトムにはいるようで、
賑やかではないにしても、スプーンなどでは
ポツリ、ポツリとは釣れているそうです。
この、大物の神さんからの状況をお聞きして、
ビルダー代表は、
「 スプーンを使った方が良いのでは?」
と聞いてみたそうです。
すると、大物の神さんから
こんな答えが返ってきたのだそうです。
「 自分は、クリアーウッドのプラグで魚を釣る自信がある。
だから、他のルアーに頼らなくても釣る事ができるんだ。」
なんと頼もしいお言葉でしょう!
そこまでおっしゃってくださる方が
当工房にもいらっしゃったとは!
わたし達、作り手としては、
こんなに光栄なお言葉はございません。
しかし、ビルダー代表は、
この言葉を聞いて、凄いなぁ、とは思いましたが、
「 でも、釣ってないじゃん。」
と、聞き返したそうです。
すると、大物の神さんは、
次のように教えてくださったそうです。
「 釣りとは、状況が刻々と変化してゆく自然を
相手にしているので、いつでも自分が好きな状況に
なっているわけではない。
当然、プラグで釣るには、
それに合った状況にならないと魚は釣れない。
だから、プラグで釣れる状況になるのを
待てばいいだけなんだよ。」
なんて素晴らしい考え方なのでしょう。
この大物の神さんのお言葉には、
つい、ビルダー代表も目頭が熱くなったそうです。
本当に、ここまでプラグにこだわり続けられる
鉄の意志を持った方は、大物の神さんくらいのことでしょうね。
それを物語るように、大物の神さんの象徴である
「 ペンリール 」の黄金の輝きは
まさに、大物の神さんの情熱とこだわりの輝きを放ち
周囲の釣り人からも一目置かれる
たいへん素晴らしいフィッシャーマンなのです。
よく、魚が釣れない時はルアーのせいにしたり、
釣り竿のせいにしたり、今朝の運勢のせいにしたり、
必ず、何かが悪いと決めつけてしまいます。
そうして、落ち込んだり、イライラしたり
怒ったりしてしまいますね。
大物の神さんは、釣れない原因を
何かのせいにする事は絶対にありません。
大物の神さんは、自分の好きな釣り方で
釣れる状況になるのを待つだけであって、
釣れない時は、これが自然の巡りだ、
と、常に割り切って活動していらっしゃるのです。
その鉄の意志から、大物の神さんに憧れる釣り人は多く、
ビルダー代表も、その一人ではあるのですが、
なかなか、そこまでの境地には至ることが
出来ないようです。
ちなみに、今、わたし達が開発を進めている
Yu - TRAVELER シリーズについて、
その開発に悩むことも多く、
ここで思い切って、大物の神さんに
どういった性能のルアーが好きですか?
と尋ねてみたのです。
すると、大物の神さんは、
「 どんな性能のルアーが好き、嫌いという事ではなく、
そのルアーの特徴を、
釣り人側が引き出してやる事が重要なのだ。」
というお答えが返ってきました。
これには、正直、驚きました。
わたし達は、ルアーを開発するにあたって、
多くのお客様が好むであろう性能を重視するあまり、
自分自身のこだわりを捨てざるを得ない部分もあり、
そのジレンマに悩み苦しむ事が多々あり、
そこが製品開発の難しさだと考えていました。
しかし、今回の大物の神さんのお言葉に、
クリアーウッドを立ち上げた頃の
初心に帰ることができたように思います。
大物の神さんの今回のお話は、
本当にわたし達を勇気づけてくれる、素晴らしい内容でした。
これからも、その鉄の意志で頑張ってくださいね。
大物の神さん、
素晴らしいお言葉をありがとうございました。
2019 4 23
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
今日は、福島県在住、田村のKさんから
ご投稿が届いておりますので、ご紹介致します。
どこからも調子の良い話が聞かれない中、
田村のKさんだけは、
絶好調に釣果を上げていらっしゃるようです。
最近の渓流では、1日 川を釣り歩いても、
10センチ位のヤマメが1匹だけ、
という事も珍しくありませんが、
田村のKさんが釣られた位のサイズが
沢山釣れるとなれば、とても楽しいですよね。
このように、今回、田村のKさんが沢山釣られました区間は、
イワナも混じるほど、本流の上流域にあたります。
そこでわたし達が驚いたのは、この魚です。↓
なんと、スモルト、つまりサクラマス幼魚です。
学術的な事は分かりませんが、
こちら福島県の太平洋に注ぐ本流の下流域、
又は、その付近の砂浜や漁港などで
よく見かける個体です。
その特徴は、このサイズで、パーマークが全くない
銀一色で、ウロコがボロボロと剥がれやすく、
背ビレの先端が黒いのが挙げられます。
田村のKさんが釣られた
このスモルトは、本流のかなりの上流で
その流程には、発電所用の堰が幾つもあるので、
そこを上ってきたとは考えられません。
すると、どうなんでしょう?
何年か前、何かの研究機関が、
サクラマスとヤマメの違いについて
「 山間部で生まれたヤマメは、
エサの取り合いに勝った方が陸封型、
負けた方が降海型、となる。」
と発表されていました。
すると今回、田村のKさんが釣られた
このスモルトは、今まさにエサの取り合いに負けたので、
山間部では生きてゆけないと判断し、
これから川を下って海に出ようとしていた
個体だったのでしょうか?
するとヤマメとは、この山間部で
「 これから川を下ろう。」と判断すれば、
すぐにパーマークが消え失せ
銀一色になり、背ビレの先端の黒い色が
濃くなってゆくのでしょか?
ヤマメやイワナは、
このように、まだまだ未知の部分が存在し、
仮に学術的に解明されても、
我々、釣り人からは信じ難いような答えも
出てきたりして、とても楽しませてくれます。
みなさんが、ヤマメやイワナなどの
渓流釣りに夢中になるのも、よく分かりますね。
田村のKさん、色々な種類の釣果、おめでとうございました!
お疲れ様でした!
2019 4 22
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
福島県在住、伝説の先輩様から、
「 先日の忘れ物 」というお題のお写真が届きました。
先週、伝説の先輩様のご投稿レポートを
ご紹介いたしましたので、
このお題をご覧になって、アレかな?
と思われる方もいらっしゃる事と思います。
伝説の先輩様の地元では、今、桜が満開のようです。
何かと忙しく、お花見をしている暇などないわたし達ですが、
伝説の先輩様が送ってくださった、
この、見事な満開の桜のお写真を拝見し、
あたかも自分達が実際にこの場所へ行って、
桜の花びらで彩られた道を歩いたような錯覚に陥り、
何とも言えない、心地よい気持ちになりました。
水面に浮かぶ桜の花びらの絨毯も
タイミングが合わなければ、なかなか見ることの出来ない
一瞬の美しい光景ですね。
そして、お花見といえば、お団子ですね!
このお団子は、伝説の先輩様の地元では有名な、
期間限定の人気のお団子だそうです。
そして、先日の、「 ○泉さんとお花見釣行 」での
忘れ物でもありますね。
伝説の先輩様が、この忘れ物をしてくれたおかげ?で、
わたし達もお花見に行って、お団子を食べて
心身ともに癒されたような
疑似体験が出来たのかもしれません。
そして、伝説の先輩様は、
「 来年は忘れずに持参したいと思います。」
と、おっしゃっておりました。
来シーズンの、お花見釣行のリポートも
これで、約束されたも同然ですね!
伝説の先輩様、素晴らしいお写真を
ありがとうございました!
2019 4 19
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
さて、昨日に引き続き、
福島県在住、伝説の先輩様による
「 ○泉さんと平成最後のお花見釣行 その2 」
をご紹介させて頂きます。
伝説の先輩様の釣行レポートもございますので、
お楽しみください。
開始早々2つのミッションをクリアーした私達は気持ちも軽やかに、
余裕のある釣りを堪能していた。
〇泉さんはバンブーロッドでu-MASTER55Sイワナを操り、
私は桜と釣り人というテーマで〇泉さんの後方より構図を探す。
すると川面に向かって桜の枝が垂れ、その先に〇泉さんの姿を発見。
「これだ!」とばかりにシャッターを切り、
渓と桜と釣り師を1枚に収めた。
やったー!!!ミッション3つクリアー。
後は〇泉さんとヤマメの絵が撮れたら完璧と思っている最中、
またもやる気満点のヤマメに遭遇。
5回以上チェイスがあり、ようやく食わせのラインを
通したらヒットしてくれた。
偏向グラスを通しても色の違いを感じたヤマメ。
サビと秋色を残し、お腹には青色の細かなマダラを散りばめた
平成最後の見事なヤマメだった。
〇泉さんはバイトとバラシを繰り返したが、
ヒットには恵まれなかった。
私もバンブーを使ったことがあるが、のせるのが難しいロッドだ。
それでも前へ、前へと歩く背中は決して諦めてはいない。
いつもそうだが、ついつい竿を置き、
カメラを構えたくなる後ろ姿である。
最後はバイトも無くなり、
気が付いたら釣り人の姿が見えたので退渓となった。
こうして私たちの平成最後のお花見釣行は無事に終わったが、
帰り道に重大な事に気づいた。
「あ、花見だんご買ってくるの忘れた~www」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伝説の先輩様、ありがとうございました。
花見だんごは残念だったようですが、
無事にミッションをクリアし、
何事にも果敢に挑む○泉さんの後ろ姿に触発され、
見事な2匹のヤマメに出会い、
平成最後の心に残る釣行になったのではないでしょうか。
伝説の先輩様、○泉さん、お疲れ様でした!
2019 4 18
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
今日は、嬉しいことに、
福島県在住、伝説の先輩様からのご投稿が
届いておりますので、ご紹介させて頂きます。
伝説の先輩様による、
「 ○泉さんと平成最後のお花見釣行 その1 」
と題した釣行レポートもございますので、
お楽しみください。
兼ねてから渓流で釣友と花見しながら
ヤマメ釣り人がしたいと考えていました。
理由は満開の桜とヤマメと釣り人という
贅沢な写真が撮りたかったから。
その願いを叶えてくれたのが、同い年の〇泉さんでした。
2ヶ月近く前にお互いの予定を合わせたのですが、
この日は20℃を超すポカポカ陽気。
集合場所は満開に少し早い感じでしたが、
川を下ること15分で満開の桜が視界に飛び込んでくる。
田んぼの脇を流れる里川は緩やかで、
既に散り始めた花びらが流れに漂っている。
u-MASTER45Sアユを結び、
流れの緩い部分を通していくが反応がない。
まさかこんな早い流れに付いていないとだろーと
何気なしに急流を通してみると
いきなりのバイトに合わせが間に合わず、痛恨のバラシ!
それでも攻め方を強い流れの瀬尻付近に定めて狙うと
直ぐに結果が出た。
今期初ヤマメをキャッチ!
緩やかな流れに横たわらせ、
桜の花びらとヤマメとu-MASTERをパチリ。
やったー!ミッション1つクリアー。
そして対岸には満開の桜と真っ青な空が広がる。
〇泉さんは得意のスローシャッターで渓の流れと桜を切り取り、
私はズームで青空バックの桜を切り取る。
やったー!!ミッション2つクリアー。
〇泉さんが桜撮りに夢中になっている中、
移動後直ぐに連続バイト。結果は1バラシ、1キャッチ。
今度は道具を並べてお決まりのショット。
そして対岸にまたもや枝ぶりのよい桜を発見。
ヤマメをリリースすると共に桜にカメラを向ける二人(笑)。
開始から1時間も経っていないのに、
まったく先に進めないよ~。
一体どうなるんだ今日の釣りは???
つづく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伝説の先輩様にとって、今期初の釣りだったそうですが、
○泉さんとのお花見釣行のミッションを2つクリアされ、
充実した釣行になったようですね。
この後の展開がとても楽しみですね。
気になる続きは、明日ご紹介させて頂きます。