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2019 6 28

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

たいへんお待たせ致しましたが、本日、

​クリアーウッドルアー製作事業部 渾身の新型

Yu-TRAVELERシリーズ

​の発売を開始致します。

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新型 ​Yu-TRAVELERシリーズのカタログも

公開中ですので、是非ご覧ください。

​( 上の画像クリックでご覧になれます。)

実に、開発に丸3年かかってしまいましたが、

わたし達クリアーウッドが納得できる

渾身のルアーに仕上がったと思います。

初回発売は、取り急ぎ、

次のお取扱い販売店様などに納品致しました。

スーパーブッシュ

 

プロショップ オオツカ

今後、随時他の販売店様にも納品していきます。

本日発売開始の新型 Yu-TRAVELERシリーズを

​どうぞよろしくお願い申し上げます。

2019 6 27

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

 

 

いよいよ、新型Yu-TRAVELERシリーズの

とりあえず、今回はリップ付きのモデルの先行発売まで

秒読みとなりました。

 

今回の、タイプの設定、性能などは、

まず、このカタログのスペックで発売し、

これで様子を見て、その後、お客様のご意見やご要望、

また、わたし達の考えから、設定を改良したモデルも

追加していく予定でおります。

あくまでも、今回のカタログのスペックは、基本形です。

この基本形では通用しない場面が多すぎる時は、

その場面を克服できるような設定も、

その時々で自由に作り生み出す事ができるのが

ハンドメイド(手作り)の利点なのです。

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上は、今回発売の潜行深度が浅いタイプで、

下は、少し潜るタイプ、と

上の画像のように、潜行深度別に幾つかのタイプも

​一応は考えていました。

なので、今回設定した基本形をお使いになり、

満足されなかったとしても、今後に期待して頂ければ、

きっと、そのうち改良版が追加されていくと思います。

そして、カラーに関しても、

今回、カタログにアップするのは

​ヤマメ、アユ、ワカサギ、の3色のみになります。

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これも、いわゆる基本形なのです。

その理由は、ビルダー代表が、

常々ルアーに対して考えてることは

「 ベイトフィッシュに襲ってもらいたい 」。

つまり、本流であれば、

どの対象魚にも共通して言える

ベイトフィッシュといえば、アユ。

アユカラーなら、ギリギリでゴールドに見せることも可能。

当然、湖ならば、ワカサギ。

ワカサギカラーなら、アユの稚魚にも似せられるし

ウグイにも似せられるので、

比較的どんな稚魚にも見せることが可能。

サケマス科の稚魚は、当然、パーマークがある。

​なので、ヤマメカラー。

渓流は、ピカピカと光るルアーによく反応しますね。

例えば、真っ黒い色のルアーは、使われる状況がごく稀ですが、

光る系のシルバーやゴールドは、

比較的シーズンを通して​安定して釣る事ができます。

なので、とりあえず、この3色のいずれかを持っていれば

比較的、どんな所に行っても魚は釣れると思うのです。

​というわけで、この3色を「 基本形 」と位置付けているのです。

それというのは、一応、実践的なカラーで

キンクロ、アカキン、ブルピン、チャート、など

色々考えてはいたのですが、これを考えている間に

カラーパターンが沢山ありすぎて、迷いが生じてしまったため、

これらは後回しにし、発売を先行させようという事になったのです。​

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しかし、当然、この3色だけで365日通用するわけがありません。

なので、これから徐々にカラーパターンを

​増やしていく予定ですので、お待ち頂ければと思います。

ですが、もし、こんなカラーが欲しいというお客様がいらっしゃれば、

お気軽にお問い合わせ頂ければ、相談に応じますので、

ご安心頂ければと思います。

また、Yu-TRAVELERシリーズは、

全モデルで、かなり硬いワイヤー( 硬線 )を使用しているため、

​アイ調整には、コツがあります。

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コツを理解していないと、

リップ取り付け口のボディ破損につながります。

アイ調整の詳しいやり方は、カタログに掲載致します。

いよいよ明日、Yu-TRAVELERシリーズの

全カタログを公開いたしますので、ご覧頂ければと思います。

2019 6 26

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

今回、Yu-TRAVELERシリーズの中で、

先行して発売していくモデルは、

当然、渓流用ですが、

​少量ずつでも様子を見ながら、大きいサイズも出していきます。

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おもに、本流や湖などで活躍するモデルですが、

こちらも、昨日申し上げました通り、

根がかり対策のために、潜行深度は浅いので、

基本的には、ロッドティップを下に向けて操作します。

現在のところ、7cm以上のモデルは、

このシャローランニングのフローティングのみ、

というラインナップにしておきますが、

今後、様子を見ながら、徐々にタイプを追加していきます。

更に、Yu-TRAVELERシリーズには、

この特徴的なリップを搭載したものだけではなく、

ジグミノーやリップレスシンキングミノーも

​ラインナップに入っています。

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メタルジグ並みの飛距離が得られ、

かつ、どこまでも沈下していくルアーなので、

今後、湖などで活躍するであろうモデルですが、

これらは、次回の湖のシーズンが始まる頃に

​リリースしていこうと予定しています。

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とりあえず、メインに製作していくモデルは、

この、特徴的なリップを搭載した

渓流用のフローティング、シンキングタイプにしていきます。

​明日に続きます

2019 6 25

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

いよいよ、Yu-TRAVELERシリーズ を

発売する時期が近づいてきました。

Yu-TRAVELERシリーズには、

沢山のモデルが存在するのですが、

とりあえずは、渓流用モデルをメインに、

また、湖や本流用モデルも様子を見ながら

徐々に発売をしていく予定です。

ここで、このYu-TRAVELERシリーズを

実際に使いこなしてきた、わたし達の感想や意見などを

皆さんにお伝えしてみたいと思います。

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まず、皆さんには、

この、Yu-TRAVELERシリーズは、

「 旧モデルとは、全く別モノ 」

とお考えになって頂きたいのです。

それというのは、

これらのシリーズは、なるべく根がかりさせないという事も

開発の念頭に置いているため、潜行深度はとても浅いのです。

今までのクリアーウッドのモデルは、

ほとんどが、ダイビングタイプと呼ばれるもので、

比較的深めに潜ってゆくようなルアーであった為、

通常使用では、ロッドティップを上方へ保持した状態で

操作することが多かったと思います。

しかし、Yu-TRAVELERシリーズは、

リップが装着されているモデルは

基本的に、ロッドティップを下に向けた状態で

ルアーを操作してきます。

また、渓流用モデルは、シンキングタイプの場合、

かなり重量があるため、泳ぎは、やや鈍重です。

この為、アップストリームでは、

連続トゥイッチングが、最も面白い使い方でしょう。

これを、アップでただ巻きのみの操作にすると、

大変つまらないルアーになってしまいます。

また、川幅が広く、クロス、又はダウンで攻略できるのであれば、

この場合は、ただ巻きも面白いと思います。

フローティングタイプは、

アップ、クロス、ダウン、流水、止水問わず

沈む事以外は、あらゆる操作方法が可能でしょう。

​明日に続きます

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2019 6 24

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

今日は、東京都在住、ワイルドジーンズさんから

釣果ご報告を頂きましたので、ご紹介いたします。

ワイルドジーンズさんは、銀山湖の流入河川で

田村のKさんとご一緒になられる事も多く、

田村のKさんが素晴らしい釣果を上げていらっしゃるので

どんなルアーを使われているかと尋ね、

それを機に、クリアーウッドのルアーをご愛用して

くださっているそうなのです。

そんなワイルドジーンズさんは、

東京都から、毎週のように銀山湖の流入河川へ通われ、

今回も、とても大きなイワナを釣り上げたそうです。

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これは見事な大イワナですね!

先週に続き、おめでとうございます!

ワイルドジーンズさんは、

ご自身でもルアーを作っておられるそうですし、

また、東京という大都会にお住まいですから、

優秀なルアーを数多く入手する事も難しくはないと思います。

 

そんな中で、

「 クリアーウッドのルアーでしか釣れない魚がいる。」

とおっしゃってくださいました。

わたし達、作り手にとって、

こんなにありがたく光栄なお言葉は他にございませんが、

その釣果はきっと、ワイルドジーンズさんの

卓越した技術あってこそなのではないかと思います。

そして、銀山湖という遠い場所まで

足しげく通われていらっしゃる

ワイルドジーンズさんの行動力と根性、

そして、「 釣りたい 」という強い意思があってこそ、

この、夢の大イワナを釣る事ができるのではないでしょうか。

ワイルドジーンズさん、

大イワナ、おめでとうございました!

​いつもお疲れ様です!

​またのご投稿をお待ちしております。

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2019 6 21

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

このように、これから発売致します

新型Yu-TRAVELER シリーズには、

約3年もの長い期間、試行錯誤を繰り返してきましたが、

その間に製作した試作品の一部を、

ご要望を頂いたショップ様などに納品した事もありました。

それら試作品のうち、いちばん最終型に近い

渓流用モデルをお使いになり、

たいへん素晴らしい釣果を出された方が、

​レイヴンのアベシゲルさんです。

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今回、この Yu-TRAVELERシリーズを開発するにあたり、

レイヴンのアベシゲルさんには

とてもお世話になってしまいました。

そして先日、アベシゲルさんは、とある東北地方へお仕事で訪れた際、

Yu-TRAVELERシリーズの渓流用モデル

最終試作型を持ち込み、​実釣してみたのだそうです。

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お仕事の都合もあり、ほんの1時間程度の

わずかな時間だったそうですが、しかし、その1時間の間に、

なんと、グッドサイズのヤマメを5匹も釣られたのだそうです。

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今回、アベシゲルさんは、

このルアーをお使いになられたご感想として、

「 まず、飛距離は、飛び過ぎて

何度も対岸を釣ってしまいそうになるほどでした。」

とのことで、飛距離を重視した設計には、

まず問題はなさそうでした。

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そして、このようにもおっしゃっておりました。

「 このルアーは、ルアー自体の威力で魚を呼んでくるように感じました。

( その点ではラパラみたい )」

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「 また、このルアーはPEラインの人にも扱いやすいかもと思いました。

それとルアーの頑丈さは心強いです。

短時間での釣りだったので駐車場所から1,2分の場所での

釣りだったので,当然人的プレッシャーも高いと思われたので、

水辺から離れたところからキャストしました

(全キャストの半分は陸地)。

なので、河原を引きずることが少なからずあったのですが、

大きな傷は無いです(鈎先は鈍ってしまいましたが)。

 

まだまだ使い込めていませんが、

TRAVELER の名にふさわしいバーサタイルなルアーに感じています。

そして、プラスティックルアーに慣れた人の、

最初のバルサミノーにも良いのではないかと思います。」

というご感想もいただきました。

皆さんのご参考になればと思います。

​また、この日の釣りでは、アユも沢山ヒットしてきたそうです。

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アベシゲルさんは、このルアーに、

こちらで準備したシングルフックを装着して

お使いになってくださいましたが、

これがトリプルフックだったら、

おそらく、とんでもない数のアユが釣れたかもしれないというほど、

かなり沢山のヒットが得られたのだそうです。

アユも、ミノーには、よく反応しますからね。

こちらで準備したフックとは、

バーブ付きの釣り鈞を用いて、わたしが巻いたシングルフックですが、

これについては、アベシゲルさんの面白いご意見がございました。

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ご覧の通り、

ランディングネットに刺さったら抜けないという難点があり、

「 バーブ付きのフックは、ルアーの扱いに慣れた

上級者向けのフックかもしれませんね。」

 

なるほど、確かにそうかもしれませんね。

みなさんも、衣服やバッグ、又は自分の指など

バーブが抜けなくて四苦八苦した経験は

​一度や二度ではないと思います。

しかし、渓流ミノーイングでは、フックをバーブレスにすると、

大変バラシが多くなってしまうような気がするのです。

ですから、当工房で販売しているシングルフックに

バーブ付きの釣り鈞を採用していますが、

もし、これをバーブレスにしたいという方々は、

ペンチなどでバーブを潰してご使用になってみてください。

また、今回、アベシゲルさんがご使用になったルアーの

ラインタイアイをよく見ると、ループノット( フリーノット )で

ルアーを連結されているのが分かります。

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クリアーウッドのプラグを渓流でお使いになる場合、

このループノットが、最も理想的な連結方法です。

または、スプリットリングを装着してから

ユニノットで連結するのも良い方法ですので

みなさんも、是非ご参考にしてみてください。

また、アベシゲルさんは、

ご覧のようにランディングネットに、

リリースメッシュをお使いになられていますね。

ビルダー代表も、ここ数年リリースメッシュを

愛用しているのですが、魚を傷つけにくいとはいえ、

さすがにラバーネットは抵抗があるという方々は、

リリースメッシュをお使いになられてはいかがでしょうか。

今回のアベシゲルさんの釣果には、

ご本人様も、短時間で沢山の魚が釣れたことに

とても驚いていらっしゃるご様子でした。

それに加えて、飛距離や耐久性にも

とても満足されているようでした。

わたし達も、これを伺ってとても安心しましたが、

果たして、発売後はどのような評価をいただけるのか

とても楽しみです。

間もなくリリースを致します、

新型 Yu-TRAVELERシリーズを

どうぞご期待ください。

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2019 6 20

​  みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

長かった、新型Yu-TRAVELER シリーズの

​開発期間も終了し、いよいよ発売の時期がやってきます。

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このシリーズの最大のコンセプトは、

「 耐久性 」と「 飛距離 」です。

特徴的な形状のリップを、独自の方法で取り付ける事によって、

従来の悩みのタネのひとつであるリップの破損が

かなり軽減されていると実感しています。

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このリップの形状は、ご存知のように、

ラパラのマグナムシリーズを参考にしたものです。

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本当は、このマグナムシリーズのままの形で再現したかったのですが、

様々な理由から、これを再現させる事は難しかったので、

シャッドラップのSRやジョイントのCDなどに採用されている

​オフセットリップを応用させる事にしたのです。

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これにより、飛距離にも貢献することが可能になり、

​わたし達としても、大変満足できるルアーに仕上がったと思います。

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もっとも、この最終型のリップは、

わたし達が設計した図面を基に、

プラスチック加工業者さんに製造をお願いしているものなのですが、

これが、想像以上に高性能なため、

​わたし製作部長専用モデル Yuko-AREA にも搭載させています。

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こちらの管理釣り場シリーズは、

この冬にリリースを予定しておりますので、

どうぞご期待ください。

そして、間もなく発売を開始致します

新型 Yu-TRAVELERシリーズの

商品ラインナップは幾つかありますが、

勿論、渓流用をメインにリリースしていきます。

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ゴロゴロと岩だらけの渓流でも、

ルアーが破損しにくい工夫が施されており、

​そのひとつに、ステンレスワイヤーを

SUS304硬線にしている事です。

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絶対に壊れないという事はありませんが、

しかし、わたし達が色々と実験してみた範囲では、

ほとんど破損や歪みは見受けられませんでした。

また、昨今の環境問題なども考慮して、

Yu-TRAVELERシリーズには

​「 鉛 」は使用していません。

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勿論、鉛以外のルアー用ウエイトといえば、

タングステンしかありませんが、これの採用により

ルアーの重量も、より重いものに仕上がり

​それも飛距離にかなり貢献する結果となりました。

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これ位の重量でも、沈下速度は意外と遅く

また、リップで潜らせた場合の潜行深度も浅いので、

それが根がかりを軽減させています。

Yu-TRAVELERシリーズには、

前述のように、重要なコンセプトが飛距離と耐久性。

そして、もうひとつに

「 根がかりの軽減 」があるのです。

従来のディープダイバーやミディアムダイバーは

沢山の魚が釣れる、と大変ご好評を頂きましたが、

その一方で、根がかりに悩まされている方々も多かったのです。

せっかく、高い値段のハンドメイドルアーを

お買い上げになって下さったのに、

すぐに根がかりでルアーをロストした、というお声も多く、

また、同じように、すぐにリップを折ってしまったという事で

お客様方を悩ませない為にも、

頑丈で、しかも、あまり潜らない、

というオフセットリップが、どうしても必要だったのでした。

これにより、ここ数年間で

様々なテストを繰り返してきたのでしたが、

破損やロストは、今のところ、全くありませんでした。

​明日へ続きます

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昨日の新潟、山形方面の地震で、

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧をお祈り致しております。

2019 6 19

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

さて、間もなく発売予定の

新型 Yu-TRAVELER ですが、

思い起こせば、完成に至るまでには、

様々な理由はありますが、

かなりの年月がかかってしまいました。

ビルダー代表は、釣りに興味を持ち始めた1980年代頃から、

ラパラのシャッドラップに強い衝撃と憧れを抱いていて、

いつかは、こんなルアーを作ってみたいと心に決め、

初めて開発を試みたのは、約20年前​でした。

しかし、この頃はまだ、適した素材もなく、

ビルダー代表の技術も今より未熟だったため、

断念せざるを得ませんでした。

そして、再び開発を決意したのが約3年前、

わたしが脳梗塞で倒れる、数ケ月前でした。

わたしが入院している間に、 

ビルダー代表が、「 この新型、どうかな?」

と、病室に持って来たのが、最初の試作品でした。

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わたしは、渓流釣りにはタッチしていないので、

細かなことは、よく分からないのですが、見た瞬間、

長年、ビルダー代表が求めてきた理想を秘めている

試作品だと直感したのです。

その後、この試作品を基本に、

飛距離や耐久性、性能をグレードアップさせるため、

試行錯誤し試作を繰り返し、ようやく最終型が完成したのです。​

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しかし、この最終型には、​問題が・・

このリップは、ビルダー代表が、手曲げ加工をし、

わたしが、ルーターで形通りに荒削りし、

サンドペーパーで形を整えるという作業が必要です。

当然かなりの手間がかかる上、手曲げ加工は重労働で、

ルーターやペーパーも時間がかかり、

量産するのは難しいという結論になり、

​手曲げ加工を断念し、こちらで設計図を準備し、

プラスチック業者さんに依頼して、

リップを作って頂くことにしたのです。

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そして、この加工リップを取り付け、

完成した新型は、想像以上に素晴らしいものでした。

ビルダー代表曰く、

「 この、新型 Yu-TRAVELER は、

オレが○○年生きてきて出した答えの一つだ。」

と。

明日へ続きます

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2019 6 18

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

今日は、福島の影のドン、田村のKさんの

銀山湖流入河川詣からご紹介いたします。


今年は調子が悪い、と言いつつも、

今週も素晴らしい大イワナを釣り上げたようです。


この銀山湖の流入河川では、福島の影のドン、田村のKさんと、

東京都在住のワイルドジーンズさんは、時々ご一緒になるそうです。
今週は、そのワイルドジーンズさんも釣果を上げたそうです。


この日は、釣りを開始したものの、全くアタリがなく、

魚の気配も、ほとんどなかったそうです。
更に、朝から雨も降っていたため、

午前10時頃に「ちょっと休憩しようか」

と一旦、歩を止めたそうです。
ところがその時、川の水が濁り始めたので、

これは早く釣らなければ増水してしまうかもしれないと懸念し
釣りを再開したそうです。


すると、間もなくワイルドジーンズさんに、

最初の大イワナがヒットしたそうです。

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この日、ワイルドジーンズさんがご使用になっていたルアーは、

u75M などの、がっちりと潜ってくれるディープダイバーで、
根がかりでロストする確率は高くなってしまうものの、

これくらいの潜行能力がないと、大イワナのフィーディングゾーンに
ルアーをデリバリー出来ないのだそうです。


ワイルドジーンズさん、大イワナ、おめでとうございました!

 

そして間もなく、田村のKさんにも大イワナがヒット。

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体長は45センチ位だそうですが、見事な体高で、

田村のKさん曰く、

「 ベイトのワカサギも多いから、たっぷりと飽食していたのかも 」
だそうで、かなりメタボな大イワナですね。


そしてこの後、田村のKさんがキャストした

u - MS 6SS をリトリーブしていたところ、

たまたまルアーが石に当たったのか
水面から飛び出してしまったそうです。
ところが、その飛び出したルアーの背後から

巨大なイワナが一緒に水面に飛び出して来たのだそうです。


そこで、田村のKさんは、今度は慎重にルアーを操作すると、

やはり、想像通り大イワナが、いとも簡単にルアーを捕えたそうです。

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こちらも50㎝近い立派な大イワナですが、

尾びれが赤いという事は、今まさに川をグングンと

上っているという事なのでしょうか。


と、このように、この日の釣りでは、

それまで何時間も釣りをしていて、全く反応がなかったのに、

川に濁りが入った瞬間にバタバタと釣れ出しました。


このような、濁りが入った瞬間や増水する直前というのは、

川釣りでは一番最高の瞬間です。
昨今の気象状況では、ゲリラ豪雨なども多いので、

一番危険な瞬間でもありますが、

しかしやはり、川での釣りは増水、濁り、
増水から平水に戻る瞬間、濁りが取れる瞬間、潮の干満などなど、

水が動いた瞬間に最もヒットが集中します。


だからと言って、釣りたいという一心で、

無理をするような事は絶対にしないようにしましょう。
急な増水や濁りが出た時は、

大変危険だという事を忘れないでください。

釣りとは、そこに魚がいなければ、魚を釣る事はできませんが、

そこに魚がいても、その魚にスイッチが入らなければ
全く口を使ってくれないという事も多いのです。

今、自分がここで釣りをしていて、魚が釣れないとしましょう。
この魚が釣れない原因は、果たしてそもそも、

ここに魚がいないのか、それとも、いるのだけれど

口を使ってくれないだけなのか?
すると、まずポイントを移動した方がいいのか、

それとも、魚がスイッチが入る時間まで粘ればよいのか、
その判断は大変難しく、

その日の自分の釣果を左右させる大きな決断の時でもあります。


釣りって、本当に難しいですね。


何はともあれ、みなさん安全第一で、釣りを楽しみましょう!

田村のKさん、ワイルドジーンズさん、

大イワナ、おめでとうございました!
いつも、釣果報告をありがとうございます。
今週もお疲れ様でした!

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2019 6 14

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

さて、皆様には、大変お待たせしております、

新型 Yu-TRAVELER ですが、今月下旬頃の発売に向けて、

只今、急ピッチで準備を進めております。

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この、新型 Yu-TRAVELER は、

今までのようなビニールの簡易パッケージではなく、

当工房初の、箱入りで発売致します。

クリアーウッドのエンブレムシールや、その他の

箱に貼るシールは全て、経費削減の為、

パソコンを活用し工房内で作製し、

プリンターで印刷して仕上げました。

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ビルダー代表は、ここ何年も、ルアーの開発と試行錯誤に忙しい為、

​今回の箱に関しては、

僭越ながら、わたし製作部長の相方が、

箱のデザインやアイデア、発注、

​そして、箱に貼るシールの作製まで、

全て担当させて頂きました。

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ですから、この箱に貼ってあるシールには、

​わたしからの面白いメッセージも含まれています。

思えば、新型 Yu-TRAVELER は、

苦節10年の時を経て、やっと完成を迎えたモデルです。

それだけに、これまでに積み上げてきたビルダー代表の​

経験や技術、そして、今の時代の傾向も取り入れ

完成したモデルとなっております。

皆様には、間もなく発売予定と言っておきながら、

いざ、発売しようと思うと、

その都度、何かしらのトラブルで延期になってしまい、

何年もお待たせする結果となり、

大変申し訳なく思っている次第です。

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今回は、こうして着々と発売に向けて、

順調に準備が進んでおります。

よほどの事がない限り、

この 新型Yu-TRAVELER を、

今月下旬頃に発売致します。

待ちくたびれたと、呆れている方々もいらっしゃると思いますが、

何卒よろしくお願い申し上げます。

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2019 6 13

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

今日は、これといったネタもありませんので、

恐縮ですが、また、マスのお料理ネタです。

わたしが3月に管理釣り場で釣ったマスの

切り身のストックも、これが最後ということで、

何を作ろうか・・と考えていたら、

ビルダー代表が、何か閃いたようで、

「 これだ!」というので、作ってみました。

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​先日作ったマスカレーの上に乗せたマスフライが

かなり美味しかったらしく、

あの巨大フライをもう一度食したかったという

ビルダー代表が閃いたメニューが、

​この、マスバーガーです。

最後だから豪快に!と思い、

大きめに切ったマスをフライにし、ソースで味付けをして

ドーンとパンの上に乗せてみました。

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間に挟んであるのは、チェダーチーズとキャベツなどの野菜です。

付け合わせは、やっぱりフライドポテトでしょう。

ちょうど、新じゃがいもが出ていたので、

フライドポテトも手作りしてみました。

​そして、飲み物はビールで決まりですね。

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​でも、写真映えはしますが、

マスフライが大き過ぎて、パンの存在が・・

​ま、深く考えず、

とりあえず、いただいてみましょう。

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お、おいしい!

チェダーチーズとフライ、野菜、

そしてパンの存在も丁度いい感じで、

口の中でハーモニーを奏でているような

絶妙なバランスに仕上がったようです。

こうして、今回最後のマス料理を

じっくり味わいながら堪能したわたし達なのでした。

ビルダー代表は、

「 これは美味い! さすがオレ様が閃いたメニューだけある!」

と、自慢げにホザいていましたが、

作ったのは、わたし!ですから。

​お忘れなく、フン!

明日、11日 火曜日は、突貫作業のため

インフォメーションの更新はお休みさせて頂きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2019 6 10

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

さて、今週も福島の影のドン、田村のKさんの

流入河川詣から始まります。

先週と同じように、何ら変化もなく厳しい状況であった、

とおっしゃる田村のKさんですが、

福島の影のドンたるもの、撃沈で終わってくるわけがありません。

今年も絶好調とは言わないまでも、

​やはり、しっかりと大イワナを釣っていらっしゃるのです。

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普通なら、こんな大きなイワナは、

一生に一度、釣れるか釣れないかというようなサイズなのですが、

そんな大イワナが1本釣れただけでは、不漁という言うのですから、

この川は、現代では考えられないほどの

パラダイスと言っていいでしょう。

古くは、この河川にまつわる不思議な伝説があります。

以前も紹介したことがあるかもしれませんが、

​この河川では、昔から大イワナの宝庫として

多くの漁師や釣り人達を満足させてきたようです。

ある時、村の若者3人がこの川に毒を流して

イワナ漁をしようという事になったそうです。

この毒とは、木の実や草の根などをすり合わせて作るものらしく、

昔は時々行われていた漁法だったようです。

この若者3人が明日の毒漁のために

夜、お酒を飲んで盛り上がっていると、

何処からともなくお坊さんがやって来て、

明日の毒漁を止めてほしいと懇願したそうです。

しかし、若者達はその願いを聞かず、

お坊さんにお酒を勧め団子を食べさせ、

お坊さんを帰らせてしまいました。

さて翌日、若者達は川に毒を流しイワナを大量に漁獲します。

すると最後に、今まで見たこともないような

巨大なイワナが浮かび上がってくるではありませんか。

若者達は喜んで、その巨大イワナを捕まえ、

お腹を裂いてみると、お腹の中から、昨夜

自分達がお坊さんに食べさせた団子が出てきたのでした。

これに恐怖した若者達は、一目散にその場から逃げ出し、

以来、暫くはその川の祟りを恐れて

誰も近寄らなかったのだそうです。

この伝説からも読み取れるように、

かなり昔から、この銀山周辺ではイワナの魚影が濃かった

ということですね。

現在では、そんな幻の巨大魚というのは難しいかもしれませんが、

しかし、80㎝ までならイワナの最大サイズとして

確認されているので、そんな夢のようなサイズを

田村のKさんが釣られる日が来るのかもしれませんね。

田村のKさん、大イワナ、おめでとうございました!

お疲れ様でした!

2019 6 7

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

今日は、クリアーウッド公認サポーター

リーダーのYAMA・METALさんから

今シーズン最初の釣果ご報告が届きました。

公認サポーターとは、旧ホームページに掲載していたのですが、

それを紹介するページが消えてしまいましたので、

​簡潔にご説明させて頂きます。

 

公認サポーターの方には、

釣行の際に 「 専用の名札 」 を携帯して頂き、

「 自分はクリアーウッドの公認サポーターである 」

ということを自覚して、本気で釣りに挑んでいただき、

その模様をしっかりと写真付きでレポートして頂く、

というものです。

一般の方々の投稿とは違い、その日の状況分析や

ルアーの良さをアピールしていただく、というものです。

 

そして、この公認サポーターは、テスターではありませんので、

ルアーへの製品開発には口出しはできません。

もちろん、謝礼もありませんし、

ルアーのサンプルの提供もありません。

 

なんのメリットも無いように思われますが、

①「 専用名札 」 が発行される

②ホームページ上で

「 ○○さんはクリアーウッド公認サポーターです 」

とご紹介。

③なんの束縛もない、辞めたい時は自由

と、三つのメリットがあります。

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なので、南相馬市のO・Kさんを

公認サポーターのリーダーとし、

名前を、YAMA・METALさんと改め、

活動して頂くことになりました。

そんな公認サポーターのリーダーから、

今シーズン最初のご報告が届いたということなのです。

YAMA・METALさんもご多忙の身でいらっしゃる為、

まだ、今年に入って2回しか釣りに行けていないそうですが、

​しかし、そんな中でも、さすがリーダー!

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たいへん美しい越冬ヤマメを釣り上げたのです。

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これぞ、野生のヤマメ!というような

素晴らしい色鮮やかな体色と濃いパーマーク、

そして精悍な顔つき、まさに、何年かの冬を越してきた

強者のヤマメであることは間違いないでしょう。

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昨今の渓流では、ほとんどが成魚放流に頼っているのが現状であり、

なかなか、こういった野生魚を釣る事が困難に

なってきています。

そんな中でも、YAMA・METALさんは、

何処へ出撃されるのか、このような立派な野生魚を

​釣って来ることを得意としているのです。

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これも美しいヤマメですね!

銀毛の下にパーマークもはっきり出ていて、

​これぞヤマメ!という感じですね!

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YAMA・METALさんは、

「 今シーズンは割と渇水気味で、

魚の数は少なめかなと予想していましたが、そこそこ出ました。

ただ、サイズはこれからかな‥、といった感じです。

小ぶりですが、いい山女魚、ナイスな岩魚、

って思えるような魚が今の所多いですね。

それも釣りの醍醐味でサイズは出なくても

これは満足しています。」

とおっしゃっておりました。

確かに、このように野性味溢れる美しいヤマメを

沢山釣られたのですから、​

満足されたというお気持ちも分かりますね。

YAMA・METALさん、おめでとうございました!

今後のご活躍も期待しております。

​お疲れ様でした!

2019 6 6

 

 

 

 

 

  みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

さぁ、いよいよ今年も始まりました。

福島の影のドン、田村のKさん御一行様の

銀山湖流入河川詣が、今月から開始されました。

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さすが福島県と新潟県の県境付近に位置する山奥では、

こんなに真夏日が続くというのに、

まだまだ残雪が残っている、とても標高の高い場所なのです。

ここで、田村のKさんといえば、

みなさんも、よくご存知のように、

通常では考えられないほどの大イワナを​沢山釣られています。

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田村のKさん御一行様は、銀山湖、

つまり奥只見ダムから遡上する大イワナを

各流入河川で狙うというスタイルで

6月の水温の上がる時季から始まり、

​後は、ひたすら上流側へ、遡上大イワナを追いかけるのです。

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ここ何年かの間に、この6月には50㎝を超える大イワナを

2日間で10本以上も釣られた事があるので、

今年も、とても期待しているところなのですが、

なんと、今年は想像以上の水量の多さで

たいへん攻略が難しいとのことなのです。

昨年との川の水量の比較お写真を送って下さったのですが、

​下が昨年のお写真です。

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水に勢いはありますが、水深は浅そうですよね。

そして次が、これと同じポイントの今年のお写真だそうです。

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河原は、すっかり水で埋め尽くされ、川幅が広くなり

とても、同じポイントとは思えませんね。

この為、ルアーでの攻略は非常に難しく、

さすがの田村のKさんも、1匹目の魚をヒットさせるのは

かなり大変だったようです。

また、奥只見ダムは発電用のダム湖なので、

ダムの放水量によって発電量を調節します。

しかし、この土日にはダム湖の放水はなく、

しかも、数日前の大雨によって、川の水はどんどん増え続け

土曜、日曜の2日間だけで、川の水位は60㎝以上も

上昇したのだそうです。

それは、なんだかちょっと恐いですね。

この為、生きた小魚を餌にしたブッコミ釣りの方々は、

好釣果を上げていたそうですが、

ルアーでは、ほとんど手も足も出ないような状況だったそうです。

この水域には、他にもルアーマンが数名いらっしゃったそうですが、

みなさん、とても苦戦なさっているご様子だったのだそうです。

 

しかし、そういう状況でも、

さすがは、福島の影のドン、田村のKさん!

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しっかりと、40㎝を上回る大イワナを

釣り上げてしまうのでした。

また、その後も、同サイズの大イワナを1本バラし、

そして、その後に30㎝を超えるイワナをプラスして

​終了となったのだそうです。

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普通ならば、これだけ釣れれば大満足と言えると思うのですが、

田村のKさん御一行様が、ここで釣りをしたのは、

土曜、日曜、月曜の3日間だったらしいので、

確かに、例年と比べてしまえば、

芳しくなかったと言えるのかもしれません。

ですが、普通ならば40㎝を超える大イワナなんて

一生のうち、そう何度も釣れるものではありませんので、

逆にいえば、これで普通になったという事なのかもしれませんね。

また、水量もこれから更に増えるのか、

それとも、少なくなるのかは分かりませんが、

田村のKさん御一行様の、

銀山湖流入河川詣は始まったばかりですから、

これからに期待する事にしましょう。

田村のKさん、今年も大イワナ、おめでとうございました!

御一行のみなさん、お疲れ様でした!

​またのご投稿をお待ちしております。

2019 6 5

  みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

今日は、ビルダー代表が泣いて喜んだ、

待ちに待った、面白ネタのご投稿が届きましたので、

ご紹介させて頂きます。

とってもお久しぶりの、

レイヴンのアベシゲルさんからのご投稿です。

とてもお久しぶりとはいえ、

実は、ここ最近、ビルダー代表とアベシゲルさんとで、

​秘密の会議をしてきたばかりでもあります。

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神奈川県在住のレイヴンのアベシゲルさんですが、

お仕事の都合で、こちら福島方面へいらっしゃる機会があり、

その日の夜、ビルダー代表と謎の会議を

何時間も開催していたようです。

その時、アベシゲルさんから、ビルダー代表を通して

わたしにまで、高価な道具のお土産を頂き、

そのお心遣いに、とても感激いたしました。

ありがとうございました。

その秘密の会議の内容は、当然、秘密です。今のところは・・

そして、今回、アベシゲルさんがご投稿してくださった、

ビルダー代表が大好きな面白ネタというのが、​こちらです。

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あら! これは随分お腹の大きいイワナですね( 笑 )

いいえ、わたしがそう言っている訳ではなくて、

ビルダー代表が

「 これは、海水に生息するファットイワナなのだ。」

​などとホザいているのです。

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しかも、このルアーは、

山梨県のフィッシングショップ オノ様にも置かせて頂いた、

今月発売を予定しております、

Yu-TRAVELERの試作品ですね。

あくまでも試作品ですが、ご要望があった際に、

一時的に少量だけ市場に出回った事もあるルアーです。

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試作品とはいえ、アベシゲルさんは、

その使い心地がとても良好だったそうで、

使っている途中で、橋脚にルアーを思いっきりぶつけてしまい、

「 終わったな 」と思いきや、全然平気だったらしく、

耐久性の高さに、とても驚いているご様子でした。

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それにしても、ずいぶん沢山釣られましたね。

この魚は、残念なことに、よく漁港や川の河口などに

カラカラに干からびているのを、よく見かけます。

きっと、釣り人が外道として扱い、

陸上に放置させてしまったのでしょう。

確かに、お目当てではないフグが釣れて

いら立つお気持ちも分かりますが、

このフグちゃん、よくよく観察してみると

体の模様もイワナに似ているようですし、

顔の表情やお腹の膨らみ具合も愛嬌があり

とても可愛いらしく思えてこなくもありません。

それに、たまにはアベシゲルさんのように、

沢山釣ってみると、何も釣れないでいるよりは

結構楽しいと思いますよ。

みなさんも、イワナやブラウントラウトや

レイクトラウトなどのトラウトの模様は大好きでしょうから、

たまには、このクサフグを釣ってみると

きっと、意外な感動を覚えると思いますよ。

その感動を多く経験しているビルダー代表は、

「 オレは、こういったご投稿もワクワクする

大好きなネタのひとつで、とても嬉しい。」

と言い、アベシゲルさんのご投稿に泣いて喜んだ

というのは、決して大袈裟な事ではないのです。

なので、当工房では、

クリアーウッドのルアーでの釣果であれば、

魚種やサイズに関係なくご投稿を!

必ずご紹介させて頂きます、​と、堂々と言えるのです。

そして、その珍投稿の二つ目に、

こんなものもあります。

​やはり、レイヴンのアベシゲルさんからですが、

だいぶ昔に、ビルダー代表が、

お客様からのご要望にお応えするため、

他社メーカーの市販のルアーの改造も手掛けていた事があります。

( 今現在は受付けておりませんので、ご了承ください。)

その時に改造を手掛けたルアーでアベシゲルさんは、

こんなお写真もご投稿して下さったこともあるのです。

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これは珍しい魚ですよね。

聞くところによると、西日本の海では、

このタイプの魚種が多いらしいのですが、

こちら東北では、全く見ることが出来ないので、

このお写真を拝見した時には、

鼻血が出るほどの感動を覚えたと、

​ビルダー代表が言っていたのを思い出します。

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確か、キジハタ? オオモンハタ?

詳しい事は分かりませんが、しかし、これも見方によっては、

イワナか​レイクトラウトっぽい模様のようですね。

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これらの魚は、根魚の一種なのですが、​

水深5~10mもあるポイントから

​シャローランニングミノーに襲いかかってくるそうです。

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ビルダー代表も、このお話を伺って、

東北地方に多いクロソイも、シャローランニングミノーで

釣る事も難しいことではないだろうと判断し、

先の冬にクロソイゲームにハマっていたのだそうです。

話が反れてしまいましたが、

トラウトの世界も、色鮮やかで形様々な模様の魚も多いですが、

実は、トラウトの世界ばかりではなく、

色々なフィールドに我々の目を驚かせてくれる

多種多様な魚種がたくさん生息しています。

ルアーフィッシングには、

餌釣りに負けないほどの無限の可能性を秘めているので、

みなさんも、たまには本気でクサフグゲームに

熱中してみるのも、わるくないと思いますよ。

わたしも、フグちゃんを釣ったことがありますから。

レイヴンのアベシゲルさん、

ご投稿頂きありがとうございました!

また変わったネタのご投稿をお待ちしております。

2019 6 4

  ​みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

今週は、嬉しいことに、みなさんから

釣果ご報告が届いておりますので、

ご紹介させて頂きます。

今日は、埼玉県在住、ミッドナイトストリームさん

からのご報告です。

埼玉県からの大物の釣果報告といえば、

当然、利根川水系での釣果になりますね。

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幾つかの規模の大きい河川が存在し、

いつもなら、とても水の豊富な川で、

いかにも大物が沢山潜んでいそうで、ワクワクしますが、

今シーズンは渇水で魚影も薄く、厳しいシーズンだそうです。

その中のひとつ、

今シーズンの始めに大型ニジマスの放流があったエリアを

攻略したそうですが、そこで、思いもよらぬ大型がヒットし、

u - 6Mを、ラインブレイクで持って行かれてしまったそうです。

逃がした魚は大きい、というのは本当ですね。

その後も、ミッドナイトストリームさんは、

何とか、クリアーウッドのルアーで大物を釣ってやろうと

果敢にアタックし続けてくださったそうです。

その心意気、とてもありがたいですね。

そして遂に、先日、念願の尺ヤマメを

本流用モデルY - 65でキャッチする事ができたのだそうです。

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これは見事な尺ヤマメですね!

しかも、Y - 65とは、今まであまり実績の出なかったモデルで

しかも、グリーン2トーンという、

クリアーウッドの色が濃く施されたカラーパターンでの

ヒットというのも、嬉しい限りですね!

​ミッドナイトストリームさん、おめでとうございます!

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ヤマメも30cmを超えると、

​本当に大きく感じますね。

このように、自身の手の中に収めようとすると、

その大きさや重量感に圧倒される事があります。

暫くの間、尺クラスを釣っていなかった時など

余計にそのように感じますね。

ビルダー代表も、このミッドナイトストリームさんの

お写真を拝見した時、

「 あれ?尺ヤマメって、こんなに大きかったっけ?」

と、とても驚いている様子でした。

ビルダー代表ときたら、尺ヤマメなんて

もう何年も釣っていないのだから、

その大きさや迫力をすっかり忘れている始末なのです。

ミッドナイトストリームさんは、

ご自身でルアーを製作され、販売もしておられるほどの

大ベテランですが、そのミッドナイトストリームさんでさえ、

この尺ヤマメが釣れた時には、

「 居るじゃんヤマメ!やるじゃんY- SAVE US 」

という感じだったそうです。

何年、何十年と釣りを経験してきても、

やはり、尺ヤマメというのは、とても嬉しく、

また、いつまでも、その感動は薄れないものです。

ミッドナイトストリームさん、

尺ヤマメ、おめでとうございました!

​お疲れ様でした!

またのご投稿をお待ちしております。​

2019 6 3

​  みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。

渓流解禁になってから、早3ヶ月が経ち、

みなさん、釣りを楽しまれていらっしゃる事と思います。

聞くところによると、今シーズンは何処も渇水で

みなさん、苦戦していらっしゃるようです。

しかし、これからは梅雨の時季でもあり、

水量も豊富になり、魚の活性も上がると思われますので、

​まさに、渓流釣りには絶好のチャンスが訪れますね。

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ここ、福島県いわき市でも、あまり水量がないらしく、

せっかく川へ行ったのに、全く釣りにならない事も多い、

とビルダー代表もボヤいていますが、

これからが、渓流釣り本番だと期待もしているようです。

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みなさんの中にも、この時季に期待しているという方々も

多くいらっしゃる事でしょう。

今までは、どうも芳しくないと嘆いておられる方も

いらっしゃるかもしれませんが、

全てのお客様に、ビッグチャンスが到来しますよう、

陰ながらお祈り致しております。

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今月も、急な増水などには十分お気をつけになって、

​無理はせず安全第一で、頑張って参りましょう!

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わたしも、みなさんからの釣果ご報告を期待しておりますので、

何か釣れましたら、魚種やサイズに関係なく、

ドシドシご投稿をお待ちしております。

​楽しい釣りを!

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