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2019 10 31
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
さて、北海道 釣りの旅を満喫されている
神奈川県在住、レイヴンのアベシゲルさんです。
この日は、旅の最終日という事で、
北海道では、イトウが釣れると有名な川での
釣行となったようです。
この川は、2000年頃には、某有名メーカの方々も
イトウ釣りにアタックしたという川でもあります。
早速、川に立ってみると・・
沢山の川エビがいたそうです。
これは、大物が釣れる予感がしますね。
そして、遂に、ヒット!!
イトウではありませんでしたが、
野生化した、ビッグレインボーが釣れたようですね!
おめでとうございます!!
このレインボーは、
ヒットした時に、見事なジャンプを繰り返し
その際、2本あるシングルフックのうち
1本が外れてしまったのだそうです。
そのフックも、イトウ用にバーブレスにしていたので、
よけいに外れやすくなったのでしょう。
ヒヤヒヤさせられたようですが、
無事にキャッチできてよかったです。
濁りが落ち着いていたので、
ルアーは、Yu-TRAVELER 13 F イトウSP
アベシゲル特別仕様 必殺のパーチカラーで
ただ巻きしている時にヒットしたのだそうです!
本州での養殖ニジマスは、
一定速度の規則的なウォブリングアクション、
つまり、ただ巻きが最も効果的なリトリーブなのですが、
野生化したニジマスも同じように
規則正しいアクションを好むのでしょうか。
タックルは、PE3号に50lb のリーダー、
ドラグは、フルロックで全く出ないようにしたそうです。
それは、魚を弱らせないように強引に取り込むためだそうです。
しかし、この頑強なタックルでも
プラグは破損することがなく、耐久性もバツグンだったそうです。
実に美味しそうな魚だったそうですが、
お腹がパンパンだったので、卵を持っているはず。
ステキなオスと出会えるようにと祈り、
繁殖することを願って優しくリリースしたそうです。
アベシゲルさんの、魚への優しさや思いやり、
後世へのお心遣いが、本当に素晴らしいですね!
それにしても、本州ではニジマスという魚は
養殖された魚しか釣ることができず、
ましてや、自然繁殖している場所などあろうはずがありません。
しかし、今回のアベシゲルさんのように、
北海道の一部では、ニジマスが自然繁殖し
正真正銘のワイルドレインボーを釣ることができる
場合もあると聞きます。
そんな、普段釣ることはできない魚に出会えるのも
北海道の釣りの旅ならではの
醍醐味といえますね。
こうして今回も、何匹もの魚を釣り、
最終日には、野生化したビッグレインボーがヒットし、
アベシゲルさんの、充実した
北海道 釣りの旅は、無事に終了したのでした。
アベシゲルさん、本当にお疲れ様でした!
いつの日か、憧れのイトウに出会えることを
お祈りしています。
ご投稿頂き、ありがとうございました!
2019 10 30
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
昨日に続きまして、
神奈川県在住、レイヴンのアベシゲルさんの
「 北海道 釣りの旅 」の模様をご紹介させて頂きます。
目的地に移動の途中には、
様々な北海道の大自然が、瞳に飛び込んで来たようですね。
まるで外国のような風景ですね。
海外のアニメなどに出てきそうな
メルヘンチックな風景に癒されますね。
よく見ると、これは何かの廃墟でしょうか?
歴史ある遺跡のような建築物にも見えますが?
こんな景色の場所で釣りができるなんて、羨ましい限りです!
遠くに写っている電車に乗っての旅も、憧れますね。
さて、目的地に到着ですね。
辺りを見渡すと、既にイトウを狙っている釣り人がいたそうです。
アベシゲルさんも、
お気に入りの釣り道具を準備し、戦闘開始です。
すると、早速、ウグイがヒットしたそうです。
水が澄んでいるからなのか、魚体がとてもキラキラして見えますね。
あら、このプラグは・・!
大物トラウトの実績が世界中で評判になっている
名品、 フィンランドのインビンシブルですね!
と、ビルダー代表が、とても懐かしがっていました。
その後も、色々とルアーチェンジをしながら
北海道の釣りを楽しまれた、アベシゲルさんなのです。
明日へ続きます
2019 10 29
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
先月も特集させて頂きましたが、今日からまた、
神奈川県在住、レイヴンのアベシゲルさんの
「 北海道 釣りの旅 」をご紹介させて頂きます。
先月の北海道の旅では、
狙っていたイトウには出会えなかったものの、
沢山の釣果があり、手応えを感じたアベシゲルさん。
今回も、お仕事で北海道を訪れる事になり、
先日体験した、北海道の大自然と、
魚影の濃いフィールドに魅せられ、
またまた、竿を振って来たのだそうです。
もしかしたら、イトウに出会えるかもしれないと期待のできる、
広大なフィールドでの釣りだったようですね。
そして、早速、何かに出会えたようです。
これは・・ずいぶん珍しい模様の魚?ですね。
あら、これは可愛いアザラシではありませんか。
この日、アベシゲルさんは、
鮭釣りもしてみようと、海へも行かれたそうですが、
鮭は釣れていないとのことだったので、のんびり出来るかと思い、
タコベイトをつけたスプーンを投げてみたりしたそうです。
「 魚は漁港内をぐるぐる回っていましたが、アタリも無しでした。
まわりの人達も釣れていませんでしたが、
ゴマフアザラシを見られるのは、なかなか面白かったです。」
「 地元の人にとっては害獣だし、見慣れたもので、
更に鮭の反応がわるくなるそうで、
どちらかというと迷惑な感じでしたが、
しばらく魅入ってしまいました。」
と、アベシゲルさんは、おっしゃっておりました。
そして、移動のため、大自然の道を車で走っていると・・
ナンバープレートには、蚊柱がびっしりと付いていたそうです。
これは・・何とも言えませんね。
川辺では野生のシカがお散歩しています。
北海道は大自然だけあって、
沢山の虫や生き物が生息しているのですね。
明日へ続きます
2019 10 28
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
先週の金曜日に発生した集中豪雨は、
こちら、福島県いわき市でも
大変な被害をもたらしましたが、
おかげさまで、わたし達は無事でした。
ご心配頂きました皆様に、御礼申し上げます。
また、被害に遭われました皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧をお祈り申し上げます
それにしても、金曜日の夜は、
本当に恐ろしい夜でした。
午後から夜にかけて、
こちらいわき市では、大雨になるという予報が出ていて
緊急速報メールが何度も来ていたのですが、
前回の台風19号のようにはならないだろうと
安心しきっていました。
夜7時頃になり、ビルダー代表が作業中に
「 うっ、腹が痛くなった。」
と、トイレに駆け込んだその直後・・・
突然、空襲警報のような、
けたたましいサイレンの音が町中に響きわたりました。
あまりの轟音に驚いたビルダー代表が
半チャックの状態で
「 ど、どうした、いったい何事だ。」
と、慌ててトイレから出てきました。
工房の外に出てみると、大雨の中、消防車が出ていて
大騒ぎになっているではありませんか。
消防団員の方に話を聞くと、
町中の各所で川の氾濫や浸水が発生し
この近所でも、何ヶ所も冠水しているので
すぐに避難しなさい、というではありませんか。
たしかに、近くのコンビニには
冠水のため、通行止めになり行き場を失った車で
大渋滞になっていました。
更に、近くの病院前が冠水した、
近くの駅が冠水した、川も氾濫した
と、次から次へと危険な情報が入ってきましたが、
目の前の道路も通行止めになっているようで、
どうしたものかと、あたふたしてしまいました。
その間も、ずっと大雨の夜空に
警報のサイレンは鳴り響き、
一体どうしっちゃったのかと、
ビルダー代表はオロオロするばかりでした。
不安になったビルダー代表は、
同じ市内にお住まいの、消防団員でもある、
あの鐘を鳴らす釣り人、BELLさんに電話をし、
どうすればいいのかを聞いてみました。
すると、家の2階に避難していれば大丈夫だ、
と、おっしゃってくださったので、
ビルダー代表の母親と、実家のネコを2階に移動させ、
警報が鳴り響く大雨の夜に、ひたすら待機しているという、
とても恐ろしい時間を過ごすことに
なってしまったのでした。
しかし、翌朝になってみれば、カラッと晴れて
冠水箇所も、あっという間に水が引き、
今回は断水もなく、
とりあえず、深刻な事態にはならずに済みました。
そういう事態が、金曜日に発生していたので、
十分な告知が出来ずにいましたが、
Yu-TRAVELERシリーズ
テールスピンバイブレーションTSV4 と、
シンキングペンシル SP 70,90,110は、
既に、各販売店様から発売を開始致しました。
おかげさまで、
既に販売店様では完売だそうで、
お買い上げ頂きましたお客様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
これら、シンキングペンシルや、
テールスピンバイブレーションは、海でもお使いいただけますが、
来年早々の湖用としても、お遊び頂くことができます。
さて、その春が来る前には冬がやって来ます。
できる事なら、一年中、何かの釣りをして楽しんでいただこう
という当工房が、次にリリースを予定しているのが、
管理釣り場用 オフセットリップクランクベイトです。
わたし、製作部長の相方が開発、提案を担当した
クリアーウッド初の、管理釣り場用プラグです。
是非とも、ご期待ください。
2019 10 25
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
台風19号が過ぎ去ったと思ったら
またもや、大雨警戒警報が出ています。
みなさんのお住まいは大丈夫でしょうか。
こちら、福島県いわき市も
午後になって、猛烈な大雨が降っています。
緊急速報メールが何回も鳴っているので
前回の台風のような甚大な災害にならないか心配です。
わたし達も、いざという時は、
早めに対策を取っていきますので、
みなさんも、十分注意なさってくださいね。
こう大雨ばかり続いていると、
釣りがしたくても、どこにも行けません。
雨が上がった後でも、
海では6メートルもの波も出ているので
暫くは、釣りもお休みするしかありませんね。
逆に、こういう時こそ、
ビルダー代表が遊びに行けないので、
がっちりと仕事をさせようと思います。
もちろん、わたしも
次回の製品開発に向けての準備を進めています。
製品開発には、試作と失敗の繰り返しです。
せっかく完成させたルアーを
このようにバラバラに分解するのは
なんだか、もったいないような気もしますよね。
しかし、失敗作というのは
個人的な遊びでも使うことは出来ないので、
せめて貴重な材料を取り出すしかないのです。
ここで、なかなか気をつかうのは、
部品を取り出す際、傷を付けないように
慎重に取り出さなければならないことです。
こうしてみると、
お魚の皮を剥いて、身をほぐしているみたいです。
ですが、試作品は簡潔に作っていても、
バルサ材を切り出してから完成まで2週間もかかったので、
何とも言えない気持ちなのですが・・
しかし、ビルダー代表は、
「 失敗作はゴミだ、早く分解せんか!」
と、わたしとは逆にクールなのです。
あ~、無残な姿になってしまった・・
まるで、魚の干物を焼いた後に骨を取って
食べやすくしたような感じですね。
そして、こうして無事に
無傷でワイヤーを取り出す事ができたのです。
このワイヤーで、また試作品を作ることができるので、
無駄な材料費が削減されるというわけです。
ですが、このような分解や、全再塗装などの
とても手間のかかる面倒なことは
全部、わたしに押し付けるビルダー代表。
でも、ビルダー代表には内緒ですが、
正直なところ、
わたし、こういった分解などの作業って
意外と好きなんです。
さて、次は何を分解するのかしら・・フフ。
ヘッディング 1
2019 10 24
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
間もなく発売になります
Yu-TRAVELERシリーズ
テールスピンバイブレーションTSV4
と、
シンキングペンシル SP 70,90,110の
性能やお勧めの使い方などを
3日間にわたり紹介してきましたが、
簡潔にまとめてみたいと思います。
これらは主に、
湖や海での釣りに適してるモデルで、
昼間の海釣りはもちろん、夜の釣りでも活躍が期待できます。
忙しく、あまり釣りに行けないビルダー代表ですが、
前途でご紹介いたしましたように、
昼夜とも、沢山の実績が出ています。
テールスピンバイブレーションTSV4は、
状況などによって、3パターンの使い方ができます。
基本的には、フロントにトレブルフック、
リアにダブルフックを装着し、投げて巻くだけですが、
カーブフォールやフリーフォールでも
ピカピカとブレードは回っているので、
日中の海の魚でも反応しやすく、
フォーリングで誘うこともできます。
2つ目の使い方は、
バイブレーションプラグとして使うことができます。
ブレードを取り外し、フロント、リアともに
トレブルフックを装着すると、
スローリトリーブに徹することができます。
しかし、根がかりのリスクも高くなるのが難点です。
そこで、3つ目の使い方として、
リアにダブルフックのみを装着させると、
ファーストリトリーブでも安定した直進性を保ち
更に、根がかり回避能力も高まります。
2つ目、3つ目の使い方をしますと、
飛距離は向上し、また、手元にブルブルと強い振動も伝わるので
この状態で使ったほうが面白いとも言えます。
このように、
テールスピンバイブレーションTSV4は、
3通りの使い方ができますので、
1つで3倍楽しめるルアーでもあります。
そして、シンキングペンシルは、
圧倒的な飛距離が魅力なので
広大なフィールドでの使用に向いています。
デッドスローリトリーブでは、
細かなローリングアクションを演出します。
リーリングスピードを速めていくごとに
ウォブリングをし、カーブフォールでは、
リーリングスピードを遅くしていくと
沈みながらローリングしていきます。
そして、リーリングスピードを速くしていくと
ウォブリングしていきます。
これにより、狙いたいレンジを
微調整することができますので、
釣果も上がる可能性が高くなるのではないかと思います。
ただ、
この、テールスピンバイブレーションTSV4と、
シンキングペンシル SP 70,90,110は、
リップでルアーを泳がせてるわけではありませんので、
装着するフックのサイズによって著しく性能が変化します。
推奨フックサイズをご参考に、
しっかりアクションすることをご確認の上、
サイズを選択することをお勧めします。
また、根がかりには注意が必要でもありますので、
前途でご紹介しました、根がかり対策などもご参考に、
渓流オフシーズンの釣りを
楽しんで頂ければと思います。
ぜひ、ご検討頂ければと思います。
2019 10 23
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
今日は、間もなく発売いたします、
Yu-TRAVELERシリーズ
テールスピンバイブレーションTSV4
と、
シンキングペンシル SP 70,90,110
の性能についてご説明させて頂きます。
まず、テールスピンバイブレーションTSV4については、
基本的に、
バイブレーションプラグにブレードが連結されたものと
お考えください。
シーバス用のルアーでよく見かける
テールスピンジグと同じようなもので、
ボディは、特に動かず
ただクルクルとブレードが回っているだけというルアーです。
ところが、このブレードがクルクル回って
ギラギラ、ピカピカと光るものに
日中の海の魚は、よく反応することがあります。
基本的な使い方は、投げて巻くだけですが、
カーブフォールやフリーフォールでも
ブレードは回っているので、
それらフォーリングで誘うこともできます。
もし、テールスピンの状態で飽きてしまった場合は、
ブレードを取り外して、バイブレーションプラグとして
使うこともできます。
その際、上の画像のように、
リアにダブルフックのみを装着させると、
ファーストリトリーブでも安定した直進性を保ち
更に、根がかり回避能力も高まります。
スローリトリーブに徹する場合は、
前後ともトレブルフックを装着させるのも手です。
これらの状態にすると、
飛距離は向上し、また、手元にブルブルと強い振動も伝わるので
この状態で使ったほうが面白いとも言えます。
実際に暗闇の中の夜の釣りでは
ライントラブルの少ないバイブレーションとして使ったほうが良いと
感じたこともありました。
しかし、日中の光量の多い時間帯では
圧倒的にブレードのフラッシングが効果的な
場面も多かったのも事実です。
このタイプのルアーは、
主にシーバス用として多様されていますが、
最近では、中禅寺湖のビッグトラウト狙いでも
お使いになる方が増えてきているそうです。
来年の湖のシーズン用にも、ご検討頂ければと思います。
次に、シンキングペンシルSPについてご説明いたします。
こちらも、代表的なシンキングペンシル、ジグミノーなどと同じ性能で、
デッドスローリトリーブでは、細かなローリングアクション。
そこから徐々にリーリングスピードを速めていくごとに
ウォブリングをしていきます。
また、カーブフォールでは、
その細かなローリングアクションが常時発生しているので、
リーリングスピードを遅めれば遅めるほど
沈みながらローリングしていきます。
逆に、少しリーリングスピードを速めれば、
ウォブリングして、すぐに浮き上がろうとします。
これにより、狙いたいレンジをリーリングスピードによって
微調整していきます。
こうして、レンジを表層から水深5m程度のボトム付近までを
攻略していきます。
また、シンキングペンシルやジグミノーなどは
リップでルアーを泳がせてるわけではありません。
ですから、装着するフックのサイズによって
著しく性能が変化します。
昨日、ご紹介しましたように、
根がかり対策のために細軸のフックを装着する場合は、
プラグがしっかりとアクションすることも確認して
サイズを選択してください。
シンキングペンシルは、
リップ付きのプラグと違い、圧倒的な飛距離が魅力なので
広大なフィールドでの使用に向いています。
明日へ続きます
2019 10 22
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
間もなく発売します、
Yu-TRAVELERシリーズ
テールスピンバイブレーションTSV4
と、
シンキングペンシル SP 70,90,110。
これらは、時間に余裕のないビルダー代表でも
海などで、それなりの実績が出ています。
しかし、沈下系のルアーは、
根がかりという問題がいちばんの悩みのタネです。
そこで、回収率100%とは言えないまでも、
リスクを最小限に抑えるための方法を
幾つかご紹介してみたいと思います。
まず、根がかりには、大きく分けて二つの種類があります。
一つは、プラグのボディやリップが、石と石の間、
隙間などに挟まってしまうものです。
これは、みなさんもご存知の通り、
反対方向から引っ張れば、外れる場合がほとんどです。
これを利用して、
海辺に立つと、真正面の沖へ投げたくなる気持ちを我慢して
なるべく、岸と平行に投げるよう心がけます。
こうすることで、もし、根がかりしてしまった場合は、
反対方向へ回って引っ張れば、外れることがあります。
もし、どうしても沖側へ投げたい時には、
ルアーがボトムに着底させないように気を付けましょう。
そして、二つ目の根がかりの種類は、
フックがロープや草木などに刺さってしまうものです。
これを回避するには、以前もご紹介したことがありますが、
細軸のフックを使うことで、かなり解決されます。
もし、ルアーが根がかりをして
反対方向へ行って引いても外れない場合は、
フックが何かに刺さっている可能性が高いので、
その時は、ゆっくり引いて、
細軸のフックを折ったり曲げたりして回収します。
ここで大事なのは、
自分が装着した細軸のフックが、何ポンド以上で折れるのかを
事前に確認しておく必要があります。
ちなみに、ビルダー代表は、
PE1,5号に、フロロカーボンリーダー25lb を
FGノットで結束し、
これを、スプリットリングにユニノットで結束しているようです。
ちなみに、上の画像のように
スプリットリングを2コ連結させると
ルアーの交換が、とても便利で、かつ、
スナップのように開いてしまうトラブルもなく
強度バツグンだそうです。
これらのようなセッティングで、細軸のフックを装着させると、
ほとんどの場合、回収が可能だったそうです。
一応、これまでの釣りで、細軸のフックでも
無事に魚はキャッチしていますが、
極端に細いフックでは、せっかく大物がヒットしても
それはキャッチできないでしょう。
事実、ビルダー代表も、根がかりを恐れるあまり
サイズの小さい細軸のフックを装着させて
ランカーシーバスがキャッチ出来なかった事が
あったそうです。
ですから、そのバランスが難しいのですが
なるべくルアーのロストを減少させる手段の一つとして
参考にして頂ければと思います。
上手くラインの強度とフックの強度のバランスが合うと
かなり回収率は高く、大物もキャッチできると思います。
明日は、これらのルアーの性能や特徴などを
ご紹介致します。
2019 10 21
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
台風19号の爪痕が、今も、各地で色濃く残っていますが、
わたし達の自宅アパートでも、断水が続いているので、
とても不便な毎日を過ごしています。
地元の釣り具屋さんも、何軒か被災したり
また、広範囲にわたって飲食店なども休業になっているので
まだ暫くは、釣りで遊ぼうという気にはなれないのが
正直なところです。
そうはいっても、
断水生活も、あと少しの辛抱でしょうから
そうしたら、シーズン真っ只中のシーバス釣りにでも
行きたいと思っています。
地方にもよると思いますが、このシーバス釣りは、
秋から初冬くらいまでがシーズンでしょうから、
それに合わせて、こちらのルアーを、間もなくリリース致します。
Yu-TRAVELERシリーズ
テールスピンバイブレーションプラグ TSV4
と、同じく、
シンキングペンシル SP70,90,110
これらは、海はベストシーズンということで
海で使えるようになっていますが、
湖のビッグトラウト狙いが本来の開発目的です。
当製品をご愛用の方々は、
トラウト専門がほとんどでしょう。
海はやらない、という方々が多いのは当然だと思いますが、
これを機会に、ぜひ、来年の春早々から始まる湖用としても
ご検討頂ければと思います。
そうはいっても、
この、テールスピンバイブレーションプラグ PSV4 は、
現在、市場では、シーバス用のテールスピンは
たくさん存在するので、
あえて当工房が作る必要はなかったのかもしれません。
それでも誕生させた真意は、
トラウト専門のみなさんにも、秋から冬にかけての禁漁期間中に
何かの釣りをして遊んでほしいと思ったからです。
最もお手軽に大物が楽しめる釣りといえば、
すぐに、シーバスという魚種が思いつきます。
しかし、シーバスは基本的に夜行性なので
夜の釣りがメインになってしまいます。
普段、夜の釣りをやらないトラウトマンにとって
日中でのシーバスが釣りやすいルアーとは何かを考えると
やはり、テールスピンバイブレーションになってしまうのでした。
ですから、
「 シーバスも、トラウトロッドで
ハンドメイドルアーを使って釣りたい。」
という、マニアな方々に使って頂ければと思います。
シンキングペンシル SP 各サイズは、
元々、湖攻略用として作っていましたが、
残念ながら、ビルダー代表が
湖に行けるほどの余裕が全くないので、
結果的に、シーバスか海の根魚釣りに使っていたという始末でした。
しかし、その海でも、それなりの実績が出ていたので、
やはり、こちらも同じくトラウトマンのみなさんにも
トラウトタックルで海で遊んでいただこうと、
このタイミングで発売させる事といたしました。
しかし、これら沈下系のルアーは、
「 根がかり 」が、いちばん恐いですよね。
完璧と呼べるには程遠いですが、
でも、わたし達なりに考えた根がかり回避術を
明日、紹介してみたいと思います。
2019 10 18
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
当工房では、3月~9月いっぱいまでは
当然、渓流釣りの話で盛り上がります。
やはり、ヤマメやイワナ、アマゴなど
美しい渓流魚は、わたし達にとって
その姿、形、色具合は、とても魅力的です。
↑ 以前、福島の幹事長、○泉さんが釣られた
美しい色彩の秋ヤマメ
しかし、稀に、お客様から、
このような魚種に対するご意見、ご質問を頂くこともあります。
それは、美しい渓流魚とは正反対の、
とても美形とは言い難いお魚です。
それは、ナマズです。
この画像のナマズは、数年前、
福島県在住、旧ザクさんが釣られたものですが、
クリアーウッドのルアーを使ってナマズを釣られた方は、
後にも先にも、旧ザクさんだけ、という、
違う方面での記録保持者です。
余談ですが、この時は、
ビルダー代表と旧ザクさんは
本流ビッグトラウトを狙っていたので、魚がヒットした瞬間は
間違いなく、それだと思っていたので
魚が姿を見せた時は、とても驚いたのだそうです。
また、それまで他のお客様方からも、
クリアーウッドのルアーでナマズが釣れたという前例がなかったため、
旧ザクさんの魚がナマズだったとは、まったく予想していなかったので
なおさら驚いたのだそうです。
さて、この美しいとは言い難いナマズ。
( そんな事を言ったらナマズに失礼ですが )
魚に美しさを求める渓流釣りファンの方々でも、
人によっては、稀にそっち系に走ってみたくなる事があるようです。
( 隣でビルダー代表が、ウンウンと、うなずいています )
非常にごく稀に、旧ザクさんのように
トラウトが生息するエリアで
ナマズが釣れることもあるようですが、
しかし、一般的には、本流の下流域や平野部、湖沼で
釣れる時が多いため、渓流釣りを専門に釣り歩いて来た方々にとっては
ナマズに出会う確率は低いといえます。
このため、お客様の中には、
実物のナマズを一度も見たことがないという方々も
多いことでしょう。
そのため、興味本位からなのか
やはり、テレビや雑誌などに登場してくるナマズを
自分も見てみたい、と思われるのかもしれませんね。
なので、ここで渓流釣り師のみなさんにも、
ナマズが釣れる方法をご紹介したいところですが、
残念ながら、
ナマズには渓流魚とは徹底的に違う部分が存在するのです。
それは、生息域の違いという事もありますが、
それよりも重要な違いが
「 夜行性である 」
ということなのです。
もちろん、夜行性の魚であっても
早朝や、又は、強い濁りが出た時は
昼間でも釣れることがあります。
しかし、渓流マンの方々が
釣りに行く時間は、ほとんど日中でしょうし、
また、強い濁りが出ていれば、そこでは釣りはしないでしょう。
ですから、渓流釣りと同じ感覚でナマズを狙うとなると、
非常に確率が低くなってしまうのです。
ですが、どうしてもナマズが釣ってみたいという場合は、
まず、「 ナマズが釣れた実績がある 」
という場所を聞き出し
夜明け前から太陽が赤い色の時間までに
10センチ前後のゴールド系のミノーやディープダイバー、
又は、ゴールド系の大きめのスプーンなどで
チャレンジしてみてください。
意外にも、ナマズはゴールド系のスプーンに
とても反応が良いです。
ただし、時期的には、残念ながらもう終わりに近づいていますね。
基本的に夏の魚なので、
来年、やってみたいという方々は
5月頃から釣れ始まると思いますので、
参考にしてみてください。
2019 10 17
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
台風通過後から、
自宅アパートでは、断水が続いている我が家ですが、
「 もう、断水はイヤだ!」
と、散々ダダをこねるビルダー代表・・・
さて、当工房では、
ルアー製作に欠かせない大事な道具の一つに
ポンチというものがあります。
簡単にいえば、規格通りの穴を開ける道具ですが、
それだけに、このポンチには切れ味が要求されます。
なので、このポンチは定期的にお手入れをしています。
要するに、タッチアップ、つまり、研ぐのです。
これが、なかなか微妙な作業で、
みなさんも経験があると思いますが、
ナイフや包丁など、刃物を研ぐにあたって、
研ぎ方が悪いと、よけいに切れ味が悪くなってしまいます。
こうしてポンチの穴に、研磨棒を挿入します。
神経を使う作業なので、面倒だからと
つい、お手入れを怠ってしまいがちですが、
これをサボると、作業の進行が著しく低下してしまうので、
怠ることなく、必ずお手入れするようにしています。
さて、また断水の話で恐縮ですが、
自宅アパートは断水ですが、幸いにも
作業場のあるビルダー代表の実家では
給水されているので、作業には特に影響はありません。
しかし、仕事が終わってから自宅アパートに帰って、
お風呂に入り、お酒を一杯呑むのが
いちばんの楽しみなビルダー代表にとって、
お風呂に入れないというのは、かなりのストレスらしく、
たいへんイライラしているのです。
初日は銭湯に行きましたが、
毎日、銭湯に行けるほどの経済力はないので、
どうしようかな、と悩んでいたら、
「 もう、風呂には入らなくていい!」
と、とても短気なビルダー代表は、
ストレスもマックスのようでした。
すると、ビルダー代表の実家の方で、
「 ここで、お風呂に入ったら?」
と言ってくれました。
ですが、迷惑をかけてしまうと思い
わたしが遠慮していると、ビルダー代表が、
「 ポンチと同じように、肌や髪の毛などの手入れも大事。
ここは甘えて実家で入らせてもらおう。」
と、言ってくれたので、
考え直して、お風呂を借りることにしました。
それは、とてもありがたい事だと思いました。
そして、実際にお風呂を借りるため準備をしてみると、
それでなくとも狭い工房に、
バスタオル、着替えなど、お風呂セット一式を置くようになり、
更に狭くなり大変なことに・・
ただでさえ有機溶剤のニオイがキツイ工房で
ドライヤーをかけなければならないというのも・・
それを考えると、
やっぱりお風呂は遠慮しようかとも思うのですが、
この状況で贅沢なことなど言っていられませんので、
多少、気を遣い不便で面倒でも、
それが可能な環境にあるならば、体を洗うという
日頃のお手入れも大事なことだ、と、
まるで、わたしを便利な道具のように扱う
ビルダー代表なのです。
それはさておき、
オフシーズンに入って、今月から来年の春まで
渓流釣り用の道具は使わなくなりましたが、
しかし、やはり定期的なお手入れというものが
道具には必要なのでございます。
そういうわけで、最終日以降、
使ったままでお手入れをしていない、などということがないよう、
来シーズン、快適な釣りができるように
しっかり、お手入れをしておきましょう!
2019 10 16
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
さて、改めてこのオフシーズンになって
今シーズンの渓流釣りの出来事、釣り方などを思い出し
その内容などによっては、反省したりすることもあります。
あぁ、あの時、あの川、あのポイントで
魚を釣ることが出来なかったけれど、
もし、あそこで違う攻略をしていたら
魚は釣れていたのではないだろうか、など
そんな風に、反省や後悔をすることが、よくあると思います。
そういった場合、
たいていは、このルアーを使っていれば、とか
このカラーにチェンジしていれば、とか
おもにルアーに対する反省と後悔であると思います。
ビルダー代表の場合、それもあるようですが、
ルアーそのもの、というよりも
「 アクション 」で悩むことが多いといいます。
それは、例えば、通常であれば
「 アップストリームでは連続トゥイッチング 」
「 ダウンストリームではリーリング 」など、
基本的なアクションは心得ているのですが、
それらは、そのポイントに「 流れ 」があることが
大前提のルアーのアクションのつけ方です。
これが、淵や規模の大きな滝壷、プールなど流れが緩く、
止水に近い状態でのポイントで悩むようです。
具体例を挙げれば、上の画像のような流れがよどんでいる、
緩流体でのルアーのアクションのつけ方が分からないのだそうです。
もっとはっきり白状してしまうと、
ビルダー代表の、今までの渓流釣り歴の中で
このような緩流体、プールでは、魚を釣ったことがないのだそうです。
え、本当ですか?
そもそも、このようなポイントに魚がいないのか?
それとも、ルアーのアクションのつけ方、
つまり、攻略法がよくないだけなのか?
それは○○年経った今でも、よく分からないそうです。
イワナの類は別として、
基本的に、ヤマメなどはルアーに対する学習能力が高く
判断力と動体視力が早いため、
ルアーは、出来るだけ速いスピードでアクションさせてくるため、
このような緩流体になってしまうと、
連続トゥイッチングでは時間をかけ過ぎですし、
かといって、猛スピードでルアーをリーリングさせても
それで魚が追ってきたためしがないので、
最近では、このようなポイントが出現すると
その区間は竿を出さずに、とっとと上流へ行ってしまうのだそうです。
このような事から、ビルダー代表が
「 こういうポイントがいちばん好き 」
というのが、下の画像なのだそうです。
それは、流れが速く水量が豊富で
アップ、クロス、ダウン、どの方向からでも攻略可能な
いわゆる、「 岩盤帯 」が好きなのだそうです。
少し広ければ、フルキャストもできますしね。
なので、このような岩盤帯を攻略して魚が釣れなければ、
それは、「 魚がいなかった 」と諦めもつくようですが、
淵やプールなどで魚が釣れなかった時は
攻略法が悪かったのか、それとも魚がいなかったのか
その判断で悩み、その結論を長い間
知りたいと思ってきたそうなのです。
みなさんは、そういう事ってありますか?
それよりも、このネタを書くにあたり、
わたしの隣でビルダー代表が、
どなたか、この淵やプールでの知識をお持ちの方がおりましたら、
教えてほしいと言っております。
つまり、このようなポイントは、
「 魚はいない 」と断言できるから、やっぱり竿を出すだけ無駄なのか、
それとも、実は魚が豊富にストックされていてパラダイスなのか、
どちらなのか、その答えを教えてくださる方が
いらっしゃいましたら、ご一報頂けるとありがたいです。
2019 10 15
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
先日の台風19号により、広範囲にわたり
各地で甚大な被害がもたらされましたが、
みなさんのお住まいは大丈夫でしょうか。
被害に遭われた方々には
心よりお見舞い申し上げます。
わたし達の地元、福島県いわき市でも、
今まで経験したことのない激しい豪雨により
市内を流れる各河川が氾濫、洪水を起こし、
中心市街地周辺では、深刻な災害が発生してしまいました。
工房が置いてあるビルダー代表の実家周辺にも
小さな川が流れているのですが、そこも氾濫したため
近くのお宅は、床上浸水などの被害を受けたようですが、
工房のある実家は、それほどでもなかったので、
とりあえず作業場は無事でした。
ただ、わたし達がよく釣りをしている
いわき市の主要河川の本流の堤防が決壊したため
その近くにある浄水場が水没してしまい、
自宅アパートは、現在も断水している状況です。
ビルダー代表は、あの8年前の震災の時、
「 もう断水はイヤだ!」
と、さんざんボヤくほどの不自由を経験したので、
今回で2度目の断水生活が、かなりショックだったようなので、
仕方なく初日は、スーパー銭湯に行ったのですが、
皆さん考える事は同じようで、ものすごい混雑ぶりに
またもショックを受けながら、なんとか入ってきたのですが
ドッと疲れてしまいました。
そうは言っても、停電にならなかったのは
とてもありがたかったです。
作業場では、どの作業をするにも電気は必須なので、
とりあえず、仕事は休みなく続けられています。
それにしても、あの台風の夜は怖かったですね。
ビルダー代表は、続けなければいけない仕事があるので
作業場で一人仕事をしていました。
わたしはお休みして、自宅アパートで待機していたのですが、
迫る台風の様子を見続けているうちに、
これは想像以上の巨大台風になってきていると感じた
ビルダー代表は、いつもより早く、夜8時頃に帰ってきたのです。
が、その直後から本格的に暴風雨になったので
ギリギリセーフでした。
緊急速報メールも鳴りっぱなしで、
いわき市全域に避難命令が出ていましたが、
自宅アパートは、市街地より高台にあり、
周辺に、川や山の斜面もないので、
とりあえず、ここに居れば安心だと思い、
アパートで過ごしていました。
しかし、一晩中、暴風雨だったので、
ずっと緊急速報とテレビのニュースの確認で
休む暇もありませんでしたが。
ですが、もっと大変な思いをされている方々も
沢山いらっしゃるので、こんな愚痴は言っていられませんね。
おかげさまで、工房も自宅も甚大な被害もなく
断水だけで済みましたことを、ご報告させて頂きます。
ご心配頂きました皆様には、心より御礼申し上げます。
大変な中、本当にありがとうございました。
それにしても、今回、このいわき市で氾濫した本流は、
毎年、解禁日の春先には水がなくて困るほどの川です。
特に、ここ何年も、その傾向が著しく、
その年によっては、ある区間からある区間まで
川の水が一滴も流れていない、
カラカラに干上がるほど、水が少なく悩ませる川なのです。
それが、市街地を水没させるほどの洪水を
発生させてしまうのですから、
自然とは全くもって、うまくいかないものですね。
みなさんも、おっしゃっていますが、
この先、これからの時代は、こういった巨大台風などの
自然災害が、年に何回もあるのではないかと思います。
そんな事もあってなのか、
最近、キャンピングカーが売れているという
お話をよく聞きますが、それも納得ですね。
これからの時代は、
こういった自然災害が増えていくという事を
真剣に考えていかなければなりませんね。
今は、一日でも早い復旧をお祈りるばかりです。
2019 10 11
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
こうして、2019年度、渓流シーズンも無事に終了しました。
みなさん、本当にお疲れ様でした。
みなさんのご活躍は、このホームページでご紹介してきた通りですが、
うちのビルダー代表は、というと、
それなりに何回か渓流へは出撃したのですが、
例によって、目立った釣果はありませんでした。
詳しい様子をお伝えしていませんでしたが、
4月の半ば頃のビルダー代表の解禁は、スーパー撃沈でした。
もっとも、各川に水がなく、
とても魚を釣る状況ではなかったそうですが、
そのへんは、ただの言い訳でしょう。
しかし、水温も高まり雨も多くなってくる季節になると
ぽつぽつとは魚を釣っていたようです。
ところが、本格的に夏も近づいてくると
ビルダー代表の弱った体には、
この猛暑は、とても釣りのできる状態ではなかったようです。
そこで仕方なく、比較的気温の下がる夜に
適当に海で遊んでいたという始末でした。
ベストシーズンに、海で遊んでくるとは許せませんね。
しかし、当工房の常連さんの中には、やはり
「 とても釣りのできる気温ではない 」
と、釣りそのものをお休みしていた方々も
いらっしゃったほどの猛暑でした。
そうして、あれやこれやと忙しい日々を送っている間に
あっという間に、禁漁間際になってしまい、
ビルダー代表の、お礼参りを済ませて来たのだそうです。
今年は特に、
Yu-TRAVELERシリーズの渓流モノに力を入れてきたので、
ビルダー代表みずからも、これを徹底的に使い
色々と試してきたようです。
おかげさまで、お使いなられたお客様からの反響はまずまずで、
飛距離と耐久性には、とても良い評価を頂きました。
ですが、それらを優先すれば、
マイナス面も出てくるのは必定なので、
その部分がビルダー代表には心配だったようです。
そうは言っても、ビルダー代表が釣りに行って、
そして、帰って来ると
「 もっと遊んでいたかったよ。」
と言います。
もっと遊びたい、と思うという事は
それだけ、使っているルアーが楽しいという証拠なのだと思います。
ですから、この新型Yu-TRAVELERは、
総合評価としては、やはり、
そう悪くはないものなのだと思います。
ビルダー代表が、
この新型Yu-TRAVELERシリーズに求めた
「 飛距離 」「 耐久性 」「 根がかり対策 」のうち
耐久性と根がかり対策は、なぜこれを選択したのかというと、
それには理由があるのだそうです。
それは、ひと言でいえば
「 一度 手にしたハンドメイドルアーは
長く自分の心の支えになってほしい。」
という想いがあるからなのだそうです。
ルアーフィッシングの場合、他の釣りと違って、
魚を釣る楽しみと、それにプラスして、
「 ルアーを眺めて楽しむ 」
という要素も生まれてきます。
新品で買ったルアーの美しさを眺め、それを楽しむ、
そして、その日、そのルアーを使って
傷だらけになったルアーを眺めて
今日の釣りを反芻し、次の釣行への夢を膨らませ
そうして、何度も何度も繰り返し使われて
ボロボロになったルアーを、お蔵入りにしようか悩みます。
ですが、たとえ、そこでお蔵入りになっても
これだけの耐久性があるのだから、
またいつか使える日が来るさ、
と、今後の自分の釣りも安心させることが出来るのです。
これらのような夢を抱かせるには、
かなり長い間、使い続けられる耐久性と
そのルアーを失うこともない根がかりのリスクを
軽減させなければならなかったのです。
そのため、ビルダー代表は、しょっちゅうベランダに出て
タバコで一服する時、愛用のルアーを手にして
ぼ~っと眺めていることが、よくあるのです。
これら、色々な意図があって生み出された
Yu-TRAVELERは、
みなさんの釣りを満足させることができたでしょうか?
来シーズンも、
みなさんの釣りの強力な武器にもなりますよう
お祈り致しております。
みなさん、今シーズンも
当工房を応援して頂き、誠にありがとうございました!
心より感謝申し上げます。
来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
2019 10 10
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
不覚にも体調を崩してしまい、先週からお休みしていましたが、
おかげさまで回復しましたので
今日からまた、よろしくお願い致します。
シーズンも終了になったということで、
福島県在住、伝説の先輩様から、
クリアーウッドで釣られたという
2011年~2019年のダイジェスト版写真集が
届きましたので、ご紹介致します。
クリアーウッドが全国デビューさせて頂いてから
今年で丸10年目になりますが、
伝説の先輩様も、クリアーウッドをお使いになってくださって、
10年目だそうです。
その当時から、クリアーウッドをご愛用頂いているのですね。
本当にありがとうございます。
その間には、色々な事がありましたが、こうして、
思い出に残る沢山の大物を仕留めてくることができたそうです。
伝説の先輩様の、その釣りのスタイルは、
一つの河川に通い込むことが多く、
そのため、何年も何十年も、その川を見続けてくると
環境の変化に気付くことが多いのだそうです。
それは、良い方向とは言えず、
やはり年々、渓相も、魚の数も悪くなっていく一方であることが
手に取るように感じるのだそうです。
ですから、昔からあった淵が砂で埋まってしまったり、
水量が安定しなかったり、また、ゴミも多くなったり、
醜い部分ばかりが目立つようになってきてしまうそうです。
当然、釣りの方も、撃沈になる回数は年々増え続けて、
昔のような、楽しく気軽な釣りは展開しづらくなってきているのです。
普通なら、そこでその川は諦めて別な舞台へ移動するか、
最悪の場合は、釣りそのものを諦めてしまう
こともあると思います。
しかし、伝説の先輩様は、
それでも夢を諦めずに、その川へ通い続けて来られ、
1シーズンに何回かは、大物を釣る事にも成功しているのです。
その確率としては、
「 8回釣りに行って、2回は尺上が釣れている。」
という数字で、決して悪いとも言えないと思います。
ビルダー代表など、10回行っても
尺が釣れた試しがないという場合も多いのですから。
なので、たとえ環境が悪くなっても
魚の数が減ったと実感しても、やり方によっては
まだまだ大物が釣れる可能性は残っているのです。
みなさんも、同じように
自分の通われている川の環境が悪化してきている、
と感じる方々は多いと思いますが、
まだまだ、夢は残っているのだという希望を持って
来年の今頃には、伝説の先輩様のような
大物のダイジェスト版が作れるように
なっていることをお祈り致します。
また、伝説の先輩様、
十年間のお付き合いありがとうございます。
来年も、厳しい年が予想されますがお互い
苦難に負けないよう、頑張って参りましょう!
今シーズンも、本当にお疲れ様でした!
ダイジェスト版写真集をありがとうございました!
2019 10 9
今日もワタクシが更新せねばナランのです。
美人(?)部長じゃなくてスミマセンね。
明日にゃ美人(?)部長が出てきますから。
で、昨日の続き。
無事に今シーズンも渓流を終了させた、根本養魚場のN社長は、
とりあえず、ハラごしらえに町まで出て
ワタクシとラーメン食ってきたのです。
その後、ワタクシの申し出で
今の根本養魚場の釣り堀がどうなっているか見たいと
お願いしてみました。
「 ちょっとだけなら 」
という条件で、ちょっとだけ見せてもらうことにしました。
すると・・・・
そこには、2011年の震災の時のまま、
時間が止まったままの、根本養魚場の釣り堀の姿が、
そこにあったのです。
当然、釣り堀の池は、釣りのできる状態ではなく、
まさに荒れ放題という感じでした。
「 食堂も見ていいよ。」
と言ってくれたので、入ってみると、ここも時間が止まったまま。
ここで、震災前まで、
釣り客みんなでマスのカラ揚げ食べてたんだよなぁ。
あぁ、そんなことを思い出していると、なんとなく
まだこの食堂に、マスのカラ揚げのニオイが残っているような
気がするなぁ・・・
「 ん? オレのオフクロが時々、カラ揚げ作ってるんだよ。」
あ、そうなの。
どーりで、ニオイがすると思った。
しかし、ここの釣り堀も、食堂も、震災前まで、
みんなの憩いの場だったんですよね。
ここの根本養魚場で、
釣りや食事を楽しみにしていた人は、とても多かったのです。
それが今では、誰も来ない、
来れなくなってしまった・・・
震災から8年経った今でも、
ここの釣り堀と食堂を再開して欲しい、というお声は多く
中には、ボランティアで修復工事を手伝いたい、
と申し出てくる方々もいらっしゃるほどです。
しかし、営業の再開には、かなり難問があって
それらをすべて解決するとなると、
なかなか大変なことになってしまうらしいのです。
たしかに、あまり細かい様子はお伝えできませんが、
これらを全部修復するとなると、そう簡単にはいかないなと、
素人のワタクシが見ても分かるほどでした。
でも、やはり以前の根本養魚場を知っている人は
きっと忘れられないはずです。
あのカラ揚げの美味しさと、
あのイワナの刺身の美味しさ
イワナの刺身は、根本養魚場の名物の一つで
うちの相方のお母さんが存命だった時に、
食べさせてあげたこともあったの。
そして、釣り堀の楽しさ
画像が少なかったけど、エサ釣り、ルアー釣り、フライフィッシング、
老若男女、多くのお客さんが楽しく遊んだものでした。
できれば、もう一度、あの根本養魚場を復活させたいと願う
ワタクシなのでありました。
まぁ、そんな昔の回想シーンを思い出しながら
ワタクシこと、クリアーウッドルアー製作事業部が
N社長に助けてもらってから、10年が経って
ひさしぶりに一緒に釣りを楽しんだのでアリマシタ。
で、N社長も、とりあえず元気に生きてて
魚も釣れたし
めでたしメデタシ、なのでアリマシタ。
2019 10 8
スミマセンね、今日もワタクシが更新を担当します。
うちの部長殿、ちと体調が悪いモンで、
今日もお休みさせます。
でもって、ワタクシ、昨日ようやく携帯をスマホにしたんスよ。
「 今頃かよ 」って、呆れてるでしょうね。
しかし、なにしろアナクロな人間なモンで、
いやはや、スマホがこんなにめんどくせぇとは知りませんで
昨日は、それをイジってるうちに
一日が終わってしまったってわけなんですよ。
さて、先週の続きですね。
今シーズンの最終日に、根本養魚場のN社長と
数年ぶりの渓流釣りをしてきたんですが、
まぁ、最終日っつーのは、普通、魚は釣れないモンですよね。
ところが、N社長には、まだまだ「 ツキ 」が残っていたようですな。
開始早々から、ヤマメを釣ってしまったんでゴザいまス。
ホホ~、ヤルじゃん、N社長!
サイズは小さくても、シーズンの最終日に
ヤマメの顔が拝めるだけでも、ありがたいですよね。
「 ほら、このロッドとリール、懐かしいでしょ。」
覚えて人は覚えてる
これがN社長の自慢のタックルで、
特に、このグリップはすごく目立っていたので
これをみんなに見てもらうために、
釣り堀の食堂内に置いてあったんだよね。
10年目の、そのままのスタイルで来てくれたんだなぁ。
しかし、10年目と大きく変わったのは、
当然、このルアー。
今年の新型、Yu-TRAVELER55S ヤマメ
このトラベラーには、N社長もビックリ!!!
なにがって?
「 あらら~!ずいぶん飛ぶんじゃないの?」
と、最初のうちは飛び過ぎて対岸にぶつけまくったほどでした。
で、そんなミスキャストをしても、ビクともしない耐久性にも
驚いていた様子でした。
「 こりゃ~ずいぶん頑丈なんじゃないの!」
10年前のクリアーウッドよりも、
かなり進化したでしょ?
「 でも魚を釣るのは、オレの腕だから。
あ~ タバコがウマイ!」
ふっ、N社長、あいかわらずスね( 笑 )
ま、冗談はさておき、
たしかに、小規模な渓流ではトラベラーの55Sはかなり飛び過ぎて
スピニングタックルでは逆に扱いづらそう、
というようには感じました。
ベイトリールと違い、スピニングリールの場合、
ラインは勝手に投出されてしまうので
飛び過ぎると、逆に扱いづらくなるのかもしれません。
そこで今度は、同じトラベラーの45Sにチェンジしてもらいました。
「 オウ! オレには、このくらいのルアーでピッタリだな!」
あら? そう?
んじゃ、このへんで本気出してもらおうかな。
ところが、さすが最終日!
行けども行けども、魚からの反応は、なくなってしまいました。
まぁ、こんなもんでしょ。
近年の渓流釣り事情ならば、
ヤマメの顔が拝めただけでもラッキー、ってなもんです。
ところがです!!!
ここで、スペシャルな奇跡が起きるのです!!!
「 オラァ~! きたぞぉ~!」
という掛け声に、駆け寄ってみると・・・
これはすごい!!!
サビッサビッの秋ヤマメだぁ!!!
あれ? そう見えない?
ど~も最近コンデジの調子が悪くて、
うまく撮れないんだよなぁ。
これならどう?
あれ? 同じかな?
まぁそれでも、まだ光って写っちゃうんだけど
本当は、もっと顔の黒い色と体側の赤い色が濃かったんですよ。
このように、本当の色を出そうとして写すと、
ちょっとピンボケしちゃうの。
まぁいいや、そんなの、どーでもいいスよね、N社長。
大事なのは、この難しい最終日に、ちゃんとした秋ヤマメを釣った、
という事実ッスよね( 笑 )
サイズこそ尺ではなかったですけど、
25cm くらいもあれば上出来でしょう!
N社長、ひさびさにかっこいいですよ!
「 いや~、オレって天才かも? ガハハハ!」
これがなければ本当にカッコイイんですけどね( 汗 )
それにしても、トラベラー45S は大活躍してくれたようです。
45S ならスレきったポイントでも、
しっかりと渓流魚を誘ってくれるようです。
もちろん、もっと飛距離を出したい場面では
「 飛びすぎ 」とN社長が言ってた55S をオススメしますよ。
またN社長が言うには、
「 パタパタとプラグを泳がせて誘いたい時は、
フローティングの方がいいね。
以前のクリアーウッドに慣れている人には、
フローティングの方が使いやすいのかも?」
との事ですから、参考になさる方は頭に入れておいてください。
さて、サビヤマメも釣れたことだし、
今度はイワナが欲しいワねぇ。
「 よし! オレにまかせてくれたまえ!」
などという、N社長のデタラメな予言も・・・
当たったりするんだな、コレが。
有言実行!
ここまで台本どおりに釣れるとは思ってもいませんでした。
本当に、N社長がこんなに活躍してくれるとは思いませんでした。
これで新型の宣伝にもなります。
N社長カッコイイですよ!
「 いやぁ! それもこれも、オレの腕がいいからでしょ、ガハハハ!」
ほんと、これがなければカッコイイんですがね( 汗 )
冗談はさておき、N社長も、
クリアーウッドの新型Yu-TRAVELERシリーズの性能には
とても満足しているようでした。
飛距離と耐久性に、特に力を入れたモデルなので、
N社長も、それらの特徴には太鼓判を押してくださり、
「 本当に、岩に思い切りぶつけても壊れないなぁ。」
と、時々ミスキャストしたルアーを手にとって
しげしげと見ていたほどでした。
N社長に満足していただけて、ワタクシ、とっても光栄なのでアリマス。
また、お気づきの方々もいらっしゃったと思いますが、
この日、N社長は、ちゃんとこのバッジも付けてきてくれたのです。
このへんの気配りも嬉しいものですね。
さぁ、そういうわけで、
この日はサビヤマメも含めて、ヤマメ2匹、
そして欲張りにも、イワナも1匹追加して、
最終日としては上出来すぎる釣行となったのでゴザいまス。
「 ああ・・・オレもう昇天・・・」
と、すべてを出しきったN社長の図、なのでゴザいまス。
まぁ、正直ワタクシも安心して、同じく昇天してたんですけどね( 笑 )
さて、ハラもへったし、
ちょいと山を下りてラーメンでも食いにいきますか。
明日へ続きます
2019 10 7
本日、都合により、インフォメーションはお休みします。
明日、10月8日には、前回の続きからご紹介致しますので、
どうぞお楽しみにしてください。
2019 10 4
ども、今日も更新を担当します、ビルダー代表でゴザいまス
昨日、チラリと、根本養魚場のN社長を登場させたら、
すぐに、いろんな方々から
「 N社長、元気だったんですか! 」
と、お声をいただいた次第でゴザいまス。
そうなんです、一応、元気に生きてるみたいなんですよ、N社長。
2011年の震災以降、釣り堀と養殖業は、ず~っと休業してたんですが、
ここ最近で、養魚だけは、ちょっとだけ再開してきているらしいんです。
ただ、まだ仮の状態、ってかんじの養魚で、
釣り堀のほうは、完全閉鎖中。
震災以降、めちゃくちゃ苦労されてきたみたいで、
ご覧のように、頭は真っ白になっちゃったんですな。
かたや、アタクシ、クリアーウッド ルアー製作事業部は、というと、
今年の今月で、全国展開10年目になるんですよ。
10年目ッスよ、10年目。
それもこれも、10年前に、アタクシが N社長と知り合って、
売れないルアー作ってるアタクシのために、
N社長 みずからが、クリアーウッドのルアーを使ってくれて、
釣り堀のお客さんたちに勧めてくれて、
でもってトドメにデカイサクラマス釣ってくれて、
それがきっかけで、
ワタクシ、いろいろな釣り具業者さんと付き合えるようなったのよね。
↑ 10年前の、ちょうど今頃の根本養魚場の釣り堀の食堂の様子。
右側にいるのが、福島の影のドン、田村のKさん(若い!)
田村のKさんも、N社長に勧められて、
クリアーウッドのルアーを使うようになったの。
↑ 今、まさに、根本養魚場に入荷したクリアーウッドを吟味してるとこ。
↑ ちょうど、その頃、N社長が、どこからか拾ってきたガラスケースに、
クリアーウッドのルアーを陳列させていた様子。
田村のKさんや、大物の神さん、Tお父さんなどが、この頃、
N社長に勧められて、クリアーウッドにハマり始めたのよね。
↑ 10年前の大物の神さん。
わ、若い!!!
彼も、根本養魚場の常連さんだったのよね。
↑ 震災の翌年あたりに、一緒に釣りに行った、Tお父さん。
そもそも、Tお父さんが、大物の神さんと一緒に、
よく根本養魚場に来ていて、そこでワタクシも彼らと知り合ったの。
あれから、かれこれ10年も経つんスか・・・
↑ うっひょ~!!!
10年前の、根本養魚場 名物 マスのから揚げ定食¥500!!!
このマスのから揚げは、一度食べたら依存症になるくらい、
本当に美味しかったなぁ・・・
あれから、自分で何度もチャレンジしたけど、
あんな唐揚げには、ならないんだよなぁ・・・
↑ で、覚えてる人は、覚えてる、運命のサクラマス。
N社長が、このサクラマスを釣ってくれたのが、きっかけで、
アタクシ こと クリアーウッド ルアー製作事業部が、
こうして全国展開できるようになった、ってわけなんです。
なので、
今のワタクシが、こうしてルアー製作業でメシ食っていけるのは、
10年前の根本養魚場あってのこと、ってわけなんですよ。
しかし、10年前に、ワタクシが全国デビューして、
その2年後・・・
東北の震災が来たんです。
幸い、ワタクシも工房も家族も、お客様のみなさんも無事でしたが、
原発事故の影響で、根本養魚場は閉鎖に追い込まれたの。
それ以来、N社長は、ず~っと苦労を重ねてきた、ってのに、
ワタクシだけが、ルアー製作業で成功を続けてきたの。
なんだか、運命ってやつは、ワカランものですな。
そういうわけで、ワタクシも、いろいろな思いがあって、
ここで、10年目に、
あらためて、N社長に感謝のお礼を言いたくて、
釣りに誘って、ってわけ。
そうしたら、N社長ったら、もう大ハシャギ(笑)
「 そっかぁ~、あれから10年もタズんだナイ 」
( ↑ 地元のナマリ )
と、ワタクシの成功を、すごく喜んでくれたの。
ワタクシも、N社長に、10年目のお礼を、あらためて伝えて、
そんでもって、今日は、久々に、N社長の活躍するところが見たいな、
ってお願いしてみたの。
まだ N社長に奇跡を起こす力が残っていれば、
今日は、何かあるはず、でしょ!
やっぱ、アレすよ。
N社長は、ここぞ!っつー時には、
ヤル男ッスよ!
しかも、新型 Yu-TRAVELERで!
「 次週、復活の N社長! 」
N社長の活躍に、乞うご期待だゼ!!
2019 10 3
ども、超お久しぶりのビルダー代表でゴザいまス。
うちの部長殿の体調不良により、
急きょ、アタクシ、ビルダー代表が更新しています。
いつもは相方の部長殿に更新と編集を任せっきりなもんで、
このホームページ作製ツールの使い方が、よくワカランのでアリます。
なので、つたない更新で恐れ入りマス。
で、なんだっけ・・・?
あ、そうそう、渓流シーズンの最終日に、アタクシ、
とある人物と、
チョ~ひっさしぶりに、一緒に釣りしてきたのでゴザいまス。
え? 誰とだ、って?
もうね、この人と釣りに行ったのは、かれこれ、8年ぶりッスよ。
え? 誰? これ?
お見苦しい絵で、スミマセン(汗)
でも、この人はね、みんなが知ってる、超有名な人なの。
このワタクシが、今のように、
ルアー製作だけで生活できるようになったキッカケを作ってくれた、
いわゆる、クリアーウッド ルアー製作事業部にとっての、
「 恩人 」にあたる人なの。
って言ったら、もう分かりましたネ。
そうなの、この人がいなかったら、今のクリアーウッドは、ないの。
そう、根本養魚場の N社長なのでゴザいまス!
いやもう、しばらく見ないうちに、
すっかり頭がロマンスグレーになっちゃって、
お互い、もう若くはないんスね。
で、今回、アタクシのほうから、N社長に、
一緒に釣りに行こうよ、って、無理やり誘ったの。
ま、N社長は、喜んでOKしてくれたんだけどね。
で、なんで、ここで、このタイミングでN社長を誘ったか、というと、
それには、理由があったのでゴザいまス。
その理由とは?
2019 10 2
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
渓流シーズンも終了してしまいましたが、
まだまだ、渓流釣りの話題で継続していきます。
今日は、福島の幹事長、○泉さんからの
釣果ご報告をご紹介致します。
いつものように、
○泉さんの文章付きですので、お楽しみください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは、
渓流釣りシーズンも終盤となり、清らかな渓の流れは誘惑するが、
なかなか魚には出会えずオイラの心は渇きだす。
心中は、どん底の谷・絶望の淵。
しか~し、頼れるのは己の力のみ
希望とクリアーウッドを持ち、薄暗いV字渓谷を歩く。
なかなか出会えなかったヤマメたちがポツポツと姿をみせ
個体ごとの模様や容姿を眺めては渇いた心が潤い、
シーズンを締めくくる。
いわきの渓の木々の葉も赤や黄と小さな秋がみえだし
今シーズンも無事に安全釣行で終わることができた。
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○泉さん、ありがとうございました。
渓流シーズンの最終日に、uk 5 や、u - MASTER シリーズをお使いになり、
たくさんのヤマメを釣ることができて、よかったですね。
通常、最終日も近くなってくると、
釣り人で混雑したり、魚の数も少なくなったり、
また産卵を意識してか、ルアーへの反応は悪くなりますが、
これだけの数のヤマメが釣れれば、かなり良い釣果と言えると思います。
さすが、福島の幹事長、○泉さんですね!
その腕前には、いつも恐れ入ります!
ビルダー代表も
「 ○泉さんも、不思議と、魚を探す才能に長けているよね 」
と、たいへん感心していましたよ。
また、○泉さんの、写真の画質、アングルには、
多くの方々が、高い評価をされています。
よく、このように美しく写せるものだ、と、みなさん、
そこへも感心されています。
○泉さん、今シーズンも、お疲れ様でした!
お忙しい中、いつもご投稿、感謝いたします。
また来シーズンも、頑張っていきましょうね!
2019 10 1
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
今年の渓流シーズンも終わってしまいましたね。
みなさん、今シーズンも渓流釣りを
存分に楽まれたことと思います。
本当にお疲れ様でした!
これからの半年は、
みなさん各々の楽しみ方で過ごされるのでしょうね。
渓流専門の方々は、
来シーズンまで長い冬休みになりますが、
マルチアングラーの方々は、
これからは、海や管理釣り場などでの釣りが
メインになりますね。
わたし達は、どちらかというと、マルチアングラー派で
ビルダー代表は、海に行ったり、
わたしは、管理釣り場や近所の沼で遊んだりもします。
それもこれも、やはり漁期があるので、
もし、北海道のように、漁期がなければ、
イトウやアメマスなどを冬でも狙ってみたいものですね。
そうそう、このTシャツの柄、可愛いと思いませんか。
イトウがデザインされているんです。
先日、北海道に行かれたお客様から
お土産で頂いたものなのですが、
数が少なく、入手困難だったそうです。
本当にありがとうございました。
そういえば、
イトウはアイヌ語で「 チライ 」というそうです。
アイヌ語伝説では、
巨大な鹿を丸呑みしたとか、怪獣の住む湖があるとか、
多々ありますが、そんな伝説の大物に
釣り師ならば、一度はチャレンジしてみたいものですね。
でも、遠くの親類より近くの管釣りで満足してしまうのでした。
なので、あと少しで、わたし製作部長の相方 専用モデル
Yuko-AREA を発売したいと思っております。
只今、準備中ですので、発売時期が近づきましたら、
また紹介させて頂きたいと思いますので、
よろしくお願い致します。
でも、まだ渓流が終わったばかりですので、
暫くは、渓流ネタを続けていきたいと思います。
ということで、明日は、
福島の幹事長、○泉さんのご投稿を
ご紹介致します。
みなさん、お楽しみに!
更にその後、ビルダー代表が
とある人物と、今シーズン最後の渓流釣行へ行ってきましたので
その模様もお伝えしたいと思います。
みなさん、今シーズンもありがとうございました!
これからも、何卒よろしくお願い申し上げます。
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