2021 7 30
ど~も、ビルダー代表です。
あれから、ほとんど毎日、病に伏せっている
製作部長の相方ですが、
これでも若い頃は、ずいぶんブイブイ走らせていたそうな。
我が社の愛車は、5速マニュアルのターボ車ですが、
これを部長に操らせたら、
メカドックのナベさん並みに走らせるのです。
( ↑ 本当? )
それはさておき、
みなさんは、お仕事の合間の休憩や、お家でくつろぐ時に
お好きな飲み物といったらなんでしょう?
コーヒー? お茶? ジュース? お酒? 乳飲料?
うちの製作部長の相方は、
どうやら、ブラックコーヒーのようです。
コーヒー、っても、ペットボトルのやつ、らしいですけど、
普段、医者の先生から
「 あれも控えろ、これも控えろ 」
と言われている身なので、一日一回のこの時だけは、
お菓子のお許しが出ているそうです。
でも、相方いわく、本当は、
ブラックじゃなく、ミルクと砂糖をたっぷり入れたいみたいですけど、
相方の家系は糖尿病の血筋らしいので、
糖分の取り過ぎには、敏感になっとるらしいです。
( ↑ そんなの、あるの? )
アタシの場合は、家さ帰れば、当然、酒ですが、
仕事の合間の休憩には、
実は、コーヒーは、あまり好きではなく、
ジュース類を好んで飲みます。
しかし、10代なかば~20代前半くらいまでは、
コーヒーは好きで、
釣りに行く時に買う缶コーヒーを、
釣り場に到着してから飲むのが、とっても好きでした。
その時、缶コーヒーをパコッと開けて、
まず、半分を、
その釣り場の水辺に、必ず飲ませてから、
次にワタシが飲むのが通例でした。
ま、深い意味は無いのですが、
気分的に、その水辺に、釣りをさせてもらうための許可を得る、
みたいな事だったのかな?
そんなことをすると、
その日の夜は、水辺に引き込まれる夢なんかを見たものです。
今じゃ、
そんな純粋な心なぞ、どこかへ消えてしまって、
それどころか、魚が釣れないと
「 チキショウ!! 」
なんて捨て台詞を吐くほど、すさんだ性根になってますけどね。
みなさんは、どんな飲み物で休憩するのかな?
どんな飲み物を釣りのお供にするのかな?
2021 7 29
ど~も、ビルダー代表です。
とりあえず、なんにもネタが無いので、
このへんで、テキトウに、ワタシの昔の思い出。
昔は、ここワタシの地元の川では、
サクラマスがよく遡上し、
これを専門に狙う方々も多く、大いに賑わったものです。
日本海側の大河川の大型サクラマスに比べると、
やや小型が多いのが特徴で、
その代わりに、比較的誰にでも簡単に釣れる手軽さと、
タイミングが合えば何匹か釣れることもあり、
また、食味も良いことから、
ルアー釣り、エサ釣り、網漁、いろいろな漁法で、
多くの釣り人に大人気でした。
ワタシも、一時期は、夢中になって追いかけていて、
この時に釣れない日が続くと、
相方に、よく八つ当たりして不機嫌になったものです。
( ↑ すまんのぉ )
さて、そんな、福島のサクラマス。
当時は、それら専門に狙う方々の間で、
いくつかの疑問がありました。
それは、このサクラマスは、海からは遡上していないのではないか?
それというのは、
毎年、決まってサクラマスは、6月頃になると、
突然、本流上流域に姿を現すためです。
その時期以前に、本流の中下流域では、まったく姿を見せないため、
川の上流で生まれたヤマメの稚魚が川を下り、
その稚魚が本流中流域でストップし、
そこで大きくなってから川を遡上するのではないか?
多くの方々は、いわゆる「 モドリ 」のように考えていたのです。
ワタシは、これに疑問を抱き、
個人的に、いろいろと調べ回った後に、
ついに、
決定的な証拠を掴んだのです。
それが、
秋の11月頃に、川の河口から遠く離れた、海の漁港で、
20cmほどの、
ギンギンに光るヤマメを釣ったのです。
( ↑ ヤマメの漁期ではないため、速やかにリリースしました。)
これこそ、紛れまなく、
ヤマメは川を下った後、海を広く回遊している証拠です。
そして、その翌年の解禁日に、
川の河口からほど近い、下流域で、
サクラマスをヒットさせることに成功したのです。
これで、福島のサクラマスは、しっかりと海から入ってくる、
と確信を得たワタシは、
翌年も、本格的にサクラマスの遡上を調査するようになりました。
すると、結果的に、サクラマスは、
春先の、暖かい日が続いたタイミングの、大潮の満潮時に、
川の河口と面した海から、
まるでイルカのように、水面を飛び跳ねながら、
川へ入って来る、
ということが分かったのです。
その後、川へ入ったサクラマスは、
大雨などの増水が始まる5~6月まで下流域で待機して、
水温が上がる増水で、いっきに上流まで上るのでした。
あの頃は、苦労も多かったけど、楽しかったなぁ。
難しいことへチャレンジしてみる、ってのは、
ストレスも溜まる一方で、
それが達成されると、今まで味わったことのない、
大きな喜びが得られるのです。
また、未だ誰も成しえなかった事が
自分の手によって成された、
その喜びたるや、
一ヶ月間は、その喜びに浸っていられますよ( 笑 )
今、そのサクラマスは、
いろいろな放流事情により、
まったく、その存在を失ってしまい、
あれほど多かった専門に狙う方々も、いなくなってしまいました。
川の生態系を維持する、ってのも
なかなか難しい問題なのですなぁ。
2021 7 27
ど~も、ビルダー代表です。
まったく、こんなに暑いから、なんですかね?
釣れた、というお声が、どこからも来ませんよ。
と、思いきや、
暑さにもメゲずに、神奈川県在住、レイヴンのアベシゲルさんが、
こちら福島県の渓流を釣り歩いて来たそうですよ!
暑くて大変だったでしょう、とお聞きしたら
「 川沿いは基本日影なので行く分過ごしやすいですが、
帰りの林道は暑かったですね〜。 」
と、おっしゃっておりました。
やっぱりね( 笑 )
で、釣果の方は、というと、
アベシゲルさん自己新記録達成のヤマメが釣れたそうですよ!
うん、これは記録的だ!
こういうのを「 掌( たなごころ )賞 」と言うんですかね?
いえいえ、アベシゲルさん曰く、
「 女は女、一匹は一匹、と開高先生もおっしゃってませんでしたか? 」
だそうなので、これはこれで良しとしましょう。
ところで、アベシゲルさんが、今回、
u K - 4 を久々に使ってみて、気付いたことが、
この現象 ↓
そうです、きっと、みなさんも、クリアーウッドのルアーを使って、
これにイライラしたことが何度もあるんじゃないかな?
これには、ずいぶん前から、いろいろな方々からご指摘を受けていて、
これを解消するために、
マスターやトラベラー用のシングルフックは、
やや小さめに設定したのです。
ところが、今度は、そのフックが小さすぎる、
と、ご意見をいただき、
なかなか難しいものだなぁ、と、痛感しています。
ま、アベシゲルさんは、
「 使う側を育ててくれるルアーですよ 」
と、大人な姿勢で向かい合ってくださいましたが、普通なら、
いい加減にしろ!
と、言われちゃうところですよね。
さて、そんな大人なアベシゲルさんは、
極小記録ばかりではなく、
ちゃんとしたグッドサイズのヤマメも連発させたそうですよ。
コロナの影響なのか、どこの釣り場も、人で混雑している中、
こうして、しっかりと魚を釣って来るのは、
さすがベテランですね!
( ↑ アベシゲルさんの著書によると、ベテランは魚を釣らないらしい )
で、アベシゲルさんが、このように
福島の渓流を釣り歩いて、気が付いたことがあるそうです。
それは、「 クモの巣 」です。
他の地方の渓流は、これについて、どうなのか?
ワタシは分かりませんが、
しかし、ここ福島の渓流は、
ホットスポットにかぎって、ビッシリとクモの巣が張り付いています。
このため、ルアーは、ポイントへ送り込まれる前に、
クモの巣に引っかかってしまい、
クモの巣ごとルアーを回収して、
ハサミでクモの糸をバチバチ切るようになってしまいます。
結果、そのポイントを荒らすことになるので、
このクモの巣によって釣果が落ちるのです。
これの解決方法は、
ありません!
残念ながら、地道にクモの巣だらけになったルアーを、
その都度、糸を取り去り、
ラインの結び目にたまったクモの糸のダマを丁寧に除去します。
これを繰り返すしかありません。
ワタシも、渓流のルアーを覚えた頃は、
まず、このクモの巣に悩まされて、
上級者は、いったい、どうしているのだろう?
と、思っていましたが、
結局、地道に、その都度、クモの糸を除去するしかないのでした。
余談ですが、
昔、何かの新聞に、クモの巣で作ったウエディングドレスがある、
と書かれていたのを記憶しています。
ハサミでもなかなか切れない、堅牢なクモの糸は、
これで釣り糸にしたらどうなんだろう?
なんてバカなことを考えてしまいました。
アベシゲルさん、ご投稿ありがとうございました!
また何か釣れましたら、ご報告お待ちしてますね!
お疲れ様でした!
2021 7 24
ど~も、ビルダー代表です。
相変わらず、毎日寝たきりの製作部長の相方が、
最近、あの恐怖の手術の時を思い出すそうで、
鬱屈な日々を送っているそうです。
そんなある日、
何を思い出したのか、とある場所に行きたい、
と言うので、
ロクに歩けもしない足で、そこへ連れていってあげました。
そこは、地元の市内の、とある海辺の観光地なのですが、
ワタシは、あまり詳しくなく、
ほとんど行ったことがない場所なのでアリマシタ。
相方が、なぜ、この場所に来たい、と言い出したのか、
この時点では、ワタシは、まだ気が付きませんでした。
相方が、「 この先に、汐見台があるよ 」
と言うので、
ああ、そうなの、と、相方の後ろについて行くと、
そこは、地獄の風景だったのでした。
なんと、岸壁の高台に、長く突き出した展望台が、
そのあまりの高さに、
ワタシは、腰を抜かすほどビビってしまいました。
その作りは、なんだかかなり老朽化してるっぽくて、
ワタシは、怖くて、台の先端にまでなぞ、とても行けません。
しかも、恐る恐る下を見ると、ドえらい高さじゃありませんか!
ところが、相方ときたら、ぜんぜん平気で、
それどころか、興奮ぎみに下を覗くではありませんか!
お、おい! そんなに身を乗り出して下を見るな!
と、ワタシが注意を促しても、
「 大丈夫だって。こっち来てみなさいよ。 」
なんて軽々しくホザく相方ですが、
アタシャ、もう先へは進めません( 汗 )
それどころか、足がすくんでしまって、
オ○ッコ漏らしそうなほどガクガクしています( 汗 )
「 だらしないなぁ。こんなに気持ちのいい眺めなのに。 」
う~む、ワタシがこんなに高所恐怖症だったとは、
今、初めて知ったのでアリマシタ。
しかし、逆に、
製作部長の相方が、こんなに高い所が平気だったとは、
ぜんぜん知りませんでした。
ワタシが、高い所が、どうしてダメなのか?
亡くなったジイさまが、若い頃に兵隊だった時の、
高台の戦闘の様子をよく話してくれたので、
それを聞いて育ったから、高い所が苦手になったのかな?
理由はどうあれ、
高所恐怖症ってことは、極論すれば、万が一の事態に遭遇したくない、
っていう事なのだと思うんですよね。
じゃ、なんで、こんなヘロヘロの相方が、高い所が平気なのか?
「 だって、あの三回の手術は、本当に怖かったよ。
あれより怖いことなんか、ないよ。 」
なるほど、よほど怖い目に遭ったんだなぁ・・・
ってことは、オレは、まだそんな窮地に立たされたことがない、
ってことなのか。
意外と、ワタシって、アマちゃんなのかな?
「 いいえ、そんな恐怖の窮地になんか、立つ必要は無いよ。」
そうだよなぁ、
結局、人は、健康がありがたい、ってことなんだよなぁ。
これを再認識したくて、
相方は、ここへ来たい、って言ったのかなぁ?
真相は聞かないでいたけど、
ここの帰り道、
道路にノラ猫が居たので、相方が車を降りたいと言い、
ネコに近づくと、
あら不思議、ネコの方から相方に寄っていくではありませんか。
「 わぁ、カワイイね! 」
やけに人に慣れてると思ったら、近くの漁協の方々が
エサをあげていたのね。
しかし、実は、相方は、猫アレルギー!
本当は、心ゆくまでナデナデしたかったらしいのですが、
悲しいかな、アレルギーじゃ仕方ない。
遠慮がちに、チョイと触る程度に終わったのでした。
「 あら、このコは、オスだわ。 」
オスねぇ、どーりで相方のスカートの中に頭を入れてくるわけだ。
しかし、このネコ、本当に人に慣れていて、
相方も気に入ってしまって、
さかんに「 連れて帰りたい 」と言っていましたが、
悲しいかな、
猫アレルギーでは、飼いたくても飼えませんものね。
ここでも、相方は
「 あ~あ、私が猫アレルギーじゃなければ飼えたのになぁ 」
と、残念がっておりました。
現代人は、必ず何個かは、何かのアレルギーを持っていると思いますが、
これも、できれば、なければ無い方がいいですものね。
この日は、つくづく、
健康って、ありがたいものなんだなぁ、
と、思い知らされたのでアリマシタ。
2021 7 23
ど~も、ビルダー代表です。
みなさん お待ちかねの
福島の幹事長、○泉さんと
福島県在住、伝説の先輩様による
合同釣果報告の第二部のご投稿が届きましたので
ご紹介いたします。
今回も、伝説の先輩様と○泉さんが撮られた
美しいお写真と共に、
伝説の先輩様 直筆のご報告をお楽しみください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第二部
午後から入った谷は追いが半端なかったが、
あと少しという所で追いが止まった( 殆どがイワナ )。
なぜ・・・クリアーウッドが見切られてる?
それでも
「 ヤマメは一発できたよ 」
と○泉さん。
私も流れを変えたくて u - MS 4S から u - MASTR 45S へとチェンジ。
追いが止まった辺りで8の字を描くと、狂ったようにイワナが喰いついた!
「 なんだ、じゃれつきたかったのねー 」
と○泉さん。
この後は8の字戦法が実に効果的でした( 笑 )
この日は久しぶりに夕方まで釣りを満喫しました。
お月様と穂先に止まったトンボを重ね撮る○泉さんに思わずクスっとなる。
川辺も日陰が多くなり、いくらか涼しさを感じるようになったところで退渓。
帰り道は温泉で一緒に汗を流し、さっぱりした気分でそれぞれ帰路についた。
そして帰路途中にまたしても○泉さんからメールが届く。
「 寄り道で綺麗な夕焼け撮れましたよ。
まだ家には着いてないけど安全運転で帰ります 」
「 実はあの時砂浜で同じことしてましたよ( 笑 )」
と帰宅してからメールを返信する私。
やっぱり○泉さんとは気が合うなー!
おわり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
福島の幹事長、○泉さん、伝説の先輩様、
ありがとうございました。
2回にわたる釣行記は、
気の合う釣り友との楽しさが伝わり、
また、お二人の撮影されました画像も美しく、
ご覧になった方々へ癒しを与えてくださり、
たいへん充実した内容に仕上がっておりました。
お二人の息の合った譲り合いの釣りが、
風景の美しさに負けないほどの、美しく素晴らしい釣果を
お互いにもたらしたのでしょうね。
また次回も、お二人の楽しい釣行記をお待ちしております。
○泉さん、伝説の先輩様、ありがとうございました。
お疲れ様でした!
2021 7 21
ど~も、ビルダー代表です。
全国的に、突然、暑くなりまして、
もはやエアコン無しでは生きていけない時代だ、というのが
なんだか恐ろしいような気がします。
さて、そんな猛暑日が続く中、
とっても涼しげな釣果報告が届いて来ました。
福島の幹事長、○泉さんと、
同じく福島県在住、伝説の先輩様による
合同釣果報告です。
今回は、伝説の先輩様 直筆のご報告になります。
第一部、第二部に分けてあるようで、
今日は、第一部からです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第一部
毎回思うのですが、○泉さんとの釣りは何か楽しんですよね。
同じ年というのもありますが、何かとても気が合います。
この日も現地待ち合わせでしたが、
早出できない私を察してくれたのか朝霧の涼しげなメールに、
これから向かう私のテンションを上げてくれるのです。
梅雨末期に大雨が降っていたので水量的には申し分なかったが、何せ暑い!
そんな猛暑の中でも、
ストローハットが似合う○泉さんの釣りは決してブレてない!
振り返るとピンスポットから良型のイワナを引き抜き、
そして手際よく写真を撮る!
良さげなポイントがあれば、お互いに
「 どうぞ、どうぞ 」
と譲り合い、
相手より先のポイントに行くときは
「 お先に行きますね 」
と一声。
そんな相手を気遣う釣りは、たとえ釣れなくとも気持ちがいいし、
釣れたら釣れたで何か照れる( 笑 )
やっばり、○泉さんとの釣りは何か楽しんだよなー!
つづく
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい、第一部は以上です。
伝説の先輩様、ありがとうございました!
同じ年の、しかも気の合う釣り友との釣行は楽しいものですね。
釣りとは、孤独を楽しむもの、として、一人の釣りも良いですが、
仲の良い釣り友達と アハハ、オホホ、と笑いながら釣りをするのも
これまた、思わぬ発見があったり、話題が尽きなかったり、
たいへん充実するものです。
それにしても、今回の○泉さんの、バンブーロッドには驚きですね!
拘りのバンブーロッドに、銘木のランディングネット、
そして、変態のクリアーウッド、
この三拍子が揃ったところへ、大きなイワナ( たぶん尺イワナ )、
そのシチュエーションはお見事としか言いようがありません。
この調子で、第二部が、とっても楽しみですね!
第二部のご投稿お待ちしています。