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2021 7 30






​ど~も、ビルダー代表です。



あれから、ほとんど毎日、病に伏せっている
製作部長の相方ですが、
​これでも若い頃は、ずいぶんブイブイ走らせていたそうな。

 

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我が社の愛車は、5速マニュアルのターボ車ですが、
これを部長に操らせたら、
メカドックのナベさん並みに走らせるのです。

( ↑ 本当? )



それはさておき、
みなさんは、お仕事の合間の休憩や、お家でくつろぐ時に
お好きな飲み物といったらなんでしょう?



コーヒー? お茶? ジュース? お酒? 乳飲料?



うちの製作部長の相方は、
​どうやら、ブラックコーヒーのようです。
 

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コーヒー、っても、ペットボトルのやつ、らしいですけど、
普段、医者の先生から
「 あれも控えろ、これも控えろ 」
と言われている身なので、一日一回のこの時だけは、
お菓子のお許しが出ているそうです。



​でも、相方いわく、本当は、
ブラックじゃなく、ミルクと砂糖をたっぷり入れたいみたいですけど、
相方の家系は糖尿病の血筋らしいので、
​糖分の取り過ぎには、敏感になっとるらしいです。

( ↑ そんなの、あるの? )



アタシの場合は、家さ帰れば、当然、酒ですが、
仕事の合間の休憩には、
実は、コーヒーは、あまり好きではなく、
ジュース類を好んで飲みます。



しかし、10代なかば~20代前半くらいまでは、
コーヒーは好きで、
釣りに行く時に買う缶コーヒーを、
釣り場に到着してから飲むのが、とっても好きでした。



その時、缶コーヒーをパコッと開けて、
まず、半分を、
その釣り場の水辺に、必ず飲ませてから、
次にワタシが飲むのが通例でした。



ま、深い意味は無いのですが、
気分的に、その水辺に、釣りをさせてもらうための許可を得る、
みたいな事だったのかな?



そんなことをすると、
その日の夜は、水辺に引き込まれる夢なんかを見たものです。



今じゃ、
そんな純粋な心なぞ、どこかへ消えてしまって、
それどころか、魚が釣れないと

「 チキショウ!! 」

なんて捨て台詞を吐くほど、すさんだ性根になってますけどね。



みなさんは、どんな飲み物で休憩するのかな?
どんな飲み物を釣りのお供にするのかな?

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2021 7 29





​ど~も、ビルダー代表です。




とりあえず、なんにもネタが無いので、
このへんで、テキトウに、ワタシの昔の思い出。



​昔は、ここワタシの地元の川では、
サクラマスがよく遡上し、
​これを専門に狙う方々も多く、大いに賑わったものです。

 

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日本海側の大河川の大型サクラマスに比べると、
やや小型が多いのが特徴で、
その代わりに、比較的誰にでも簡単に釣れる手軽さと、
タイミングが合えば何匹か釣れることもあり、
また、食味も良いことから、
ルアー釣り、エサ釣り、網漁、いろいろな漁法で、
多くの釣り人に大人気でした。



ワタシも、一時期は、夢中になって追いかけていて、
この時に釣れない日が続くと、
相方に、よく八つ当たりして不機嫌になったものです。

​( ↑ すまんのぉ )



​さて、そんな、福島のサクラマス。

 

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当時は、それら専門に狙う方々の間で、
いくつかの疑問がありました。



それは、このサクラマスは、海からは遡上していないのではないか?



それというのは、
毎年、決まってサクラマスは、6月頃になると、
突然、本流上流域に姿を現すためです。



その時期以前に、本流の中下流域では、まったく姿を見せないため、
川の上流で生まれたヤマメの稚魚が川を下り、
その稚魚が本流中流域でストップし、
そこで大きくなってから川を遡上するのではないか?



多くの方々は、いわゆる「 モドリ 」のように考えていたのです。



ワタシは、これに疑問を抱き、
個人的に、いろいろと調べ回った後に、
ついに、
決定的な証拠を掴んだのです。



それが、
秋の11月頃に、川の河口から遠く離れた、海の漁港で、
20cmほどの、
ギンギンに光るヤマメを釣ったのです。

(  ↑ ヤマメの漁期ではないため、速やかにリリースしました。)



これこそ、紛れまなく、
ヤマメは川を下った後、海を広く回遊している証拠です。



そして、その翌年の解禁日に、
川の河口からほど近い、下流域で、
​サクラマスをヒットさせることに成功したのです。

 

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これで、福島のサクラマスは、しっかりと海から入ってくる、
と確信を得たワタシは、
翌年も、本格的にサクラマスの遡上を調査するようになりました。



すると、結果的に、サクラマスは、
春先の、暖かい日が続いたタイミングの、大潮の満潮時に、
川の河口と面した海から、
まるでイルカのように、水面を飛び跳ねながら、
川へ入って来る、
ということが分かったのです。



その後、川へ入ったサクラマスは、
大雨などの増水が始まる5~6月まで下流域で待機して、
​水温が上がる増水で、いっきに上流まで上るのでした。

 

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あの頃は、苦労も多かったけど、楽しかったなぁ。



難しいことへチャレンジしてみる、ってのは、
ストレスも溜まる一方で、
それが達成されると、今まで味わったことのない、
大きな喜びが得られるのです。



また、未だ誰も成しえなかった事が
自分の手によって成された、
その喜びたるや、
一ヶ月間は、その喜びに浸っていられますよ( 笑 )





今、そのサクラマスは、
いろいろな放流事情により、
まったく、その存在を失ってしまい、
あれほど多かった専門に狙う方々も、いなくなってしまいました。



川の生態系を維持する、ってのも
​なかなか難しい問題なのですなぁ。

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2021 7 27





​ど~も、ビルダー代表です。




まったく、こんなに暑いから、なんですかね?
釣れた、というお声が、どこからも来ませんよ。



と、思いきや、
暑さにもメゲずに、神奈川県在住、レイヴンのアベシゲルさんが、
こちら福島県の渓流を釣り歩いて来たそうですよ!



暑くて大変だったでしょう、とお聞きしたら

「 川沿いは基本日影なので行く分過ごしやすいですが、
帰りの林道は暑かったですね〜。 」

と、おっしゃっておりました。
やっぱりね( 笑 )




で、釣果の方は、というと、
​アベシゲルさん自己新記録達成のヤマメが釣れたそうですよ!
 

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うん、これは記録的だ!

こういうのを「 掌( たなごころ )賞 」と言うんですかね?



いえいえ、アベシゲルさん曰く、

「 女は女、一匹は一匹、と開高先生もおっしゃってませんでしたか? 」

だそうなので、これはこれで良しとしましょう。



ところで、アベシゲルさんが、今回、
u K - 4 を久々に使ってみて、気付いたことが、

​この現象 ↓

 

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そうです、きっと、みなさんも、クリアーウッドのルアーを使って、
これにイライラしたことが何度もあるんじゃないかな?



これには、ずいぶん前から、いろいろな方々からご指摘を受けていて、
これを解消するために、
マスターやトラベラー用のシングルフックは、
やや小さめに設定したのです。



ところが、今度は、そのフックが小さすぎる、
と、ご意見をいただき、
なかなか難しいものだなぁ、と、痛感しています。



ま、アベシゲルさんは、

「 使う側を育ててくれるルアーですよ 」

と、大人な姿勢で向かい合ってくださいましたが、普通なら、
いい加減にしろ!
と、言われちゃうところですよね。



さて、そんな大人なアベシゲルさんは、
極小記録ばかりではなく、
​ちゃんとしたグッドサイズのヤマメも連発させたそうですよ。

 

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コロナの影響なのか、どこの釣り場も、人で混雑している中、
こうして、しっかりと魚を釣って来るのは、
さすがベテランですね!

( ↑ アベシゲルさんの著書によると、ベテランは魚を釣らないらしい )



で、アベシゲルさんが、このように
福島の渓流を釣り歩いて、気が付いたことがあるそうです。



それは、「 クモの巣 」です。



他の地方の渓流は、これについて、どうなのか?
ワタシは分かりませんが、
しかし、ここ福島の渓流は、
ホットスポットにかぎって、ビッシリとクモの巣が張り付いています。



このため、ルアーは、ポイントへ送り込まれる前に、
クモの巣に引っかかってしまい、
クモの巣ごとルアーを回収して、
ハサミでクモの糸をバチバチ切るようになってしまいます。



結果、そのポイントを荒らすことになるので、
このクモの巣によって釣果が落ちるのです。



これの解決方法は、



ありません!



残念ながら、地道にクモの巣だらけになったルアーを、
その都度、糸を取り去り、
ラインの結び目にたまったクモの糸のダマを丁寧に除去します。



これを繰り返すしかありません。




ワタシも、渓流のルアーを覚えた頃は、
まず、このクモの巣に悩まされて、
上級者は、いったい、どうしているのだろう?
と、思っていましたが、
結局、地道に、その都度、クモの糸を除去するしかないのでした。



余談ですが、
昔、何かの新聞に、クモの巣で作ったウエディングドレスがある、
と書かれていたのを記憶しています。
ハサミでもなかなか切れない、堅牢なクモの糸は、
これで釣り糸にしたらどうなんだろう?
なんてバカなことを考えてしまいました。



アベシゲルさん、ご投稿ありがとうございました!
また何か釣れましたら、ご報告お待ちしてますね!

お疲れ様でした!

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2021 7 24






​ど~も、ビルダー代表です。




相変わらず、毎日寝たきりの製作部長の相方が、
最近、あの恐怖の手術の時を思い出すそうで、
鬱屈な日々を送っているそうです。



そんなある日、
何を思い出したのか、とある場所に行きたい、
と言うので、
​ロクに歩けもしない足で、そこへ連れていってあげました。

 

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そこは、地元の市内の、とある海辺の観光地なのですが、
ワタシは、あまり詳しくなく、
​ほとんど行ったことがない場所なのでアリマシタ。
 

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相方が、なぜ、この場所に来たい、と言い出したのか、
この時点では、ワタシは、まだ気が付きませんでした。



相方が、「 この先に、汐見台があるよ 」
と言うので、
ああ、そうなの、と、相方の後ろについて行くと、

​そこは、地獄の風景だったのでした。

 

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なんと、岸壁の高台に、長く突き出した展望台が、
そのあまりの高さに、
​ワタシは、腰を抜かすほどビビってしまいました。

 

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その作りは、なんだかかなり老朽化してるっぽくて、
ワタシは、怖くて、台の先端にまでなぞ、とても行けません。



​しかも、恐る恐る下を見ると、ドえらい高さじゃありませんか!

 

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ところが、相方ときたら、ぜんぜん平気で、
​それどころか、興奮ぎみに下を覗くではありませんか!

 

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お、おい! そんなに身を乗り出して下を見るな!

と、ワタシが注意を促しても、

「 大丈夫だって。こっち来てみなさいよ。 」


なんて軽々しくホザく相方ですが、
アタシャ、もう先へは進めません( 汗 )



それどころか、足がすくんでしまって、
オ○ッコ漏らしそうなほどガクガクしています( 汗 )

 

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「 だらしないなぁ。こんなに気持ちのいい眺めなのに。 」



う~む、ワタシがこんなに高所恐怖症だったとは、
今、初めて知ったのでアリマシタ。



しかし、逆に、

製作部長の相方が、こんなに高い所が平気だったとは、
​ぜんぜん知りませんでした。

 

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ワタシが、高い所が、どうしてダメなのか?

亡くなったジイさまが、若い頃に兵隊だった時の、
高台の戦闘の様子をよく話してくれたので、
それを聞いて育ったから、高い所が苦手になったのかな?



理由はどうあれ、
高所恐怖症ってことは、極論すれば、万が一の事態に遭遇したくない、
​っていう事なのだと思うんですよね。
 

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じゃ、なんで、こんなヘロヘロの相方が、高い所が平気なのか?



「 だって、あの三回の手術は、本当に怖かったよ。
あれより怖いことなんか、ないよ。 」



なるほど、よほど怖い目に遭ったんだなぁ・・・



ってことは、オレは、まだそんな窮地に立たされたことがない、
ってことなのか。



​意外と、ワタシって、アマちゃんなのかな?

 

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「 いいえ、そんな恐怖の窮地になんか、立つ必要は無いよ。」



そうだよなぁ、
結局、人は、健康がありがたい、ってことなんだよなぁ。



これを再認識したくて、
相方は、ここへ来たい、って言ったのかなぁ?



真相は聞かないでいたけど、
ここの帰り道、
道路にノラ猫が居たので、相方が車を降りたいと言い、
ネコに近づくと、
​あら不思議、ネコの方から相方に寄っていくではありませんか。

 

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「 わぁ、カワイイね! 」

やけに人に慣れてると思ったら、近くの漁協の方々が
エサをあげていたのね。




しかし、実は、相方は、猫アレルギー!



本当は、心ゆくまでナデナデしたかったらしいのですが、
悲しいかな、アレルギーじゃ仕方ない。



​遠慮がちに、チョイと触る程度に終わったのでした。
 

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「 あら、このコは、オスだわ。 」


​オスねぇ、どーりで相方のスカートの中に頭を入れてくるわけだ。

 

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しかし、このネコ、本当に人に慣れていて、
相方も気に入ってしまって、
さかんに「 連れて帰りたい 」と言っていましたが、
悲しいかな、
猫アレルギーでは、飼いたくても飼えませんものね。



ここでも、相方は

「 あ~あ、私が猫アレルギーじゃなければ飼えたのになぁ 」

と、残念がっておりました。



現代人は、必ず何個かは、何かのアレルギーを持っていると思いますが、
これも、できれば、なければ無い方がいいですものね。



この日は、つくづく、
健康って、ありがたいものなんだなぁ、
​と、思い知らされたのでアリマシタ。

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2021 7 23






​ど~も、ビルダー代表です。




みなさん お待ちかねの

福島の幹事長、○泉さんと
福島県在住、伝説の先輩様による
合同釣果報告の第二部のご投稿が届きましたので
ご紹介いたします。



今回も、伝説の先輩様と○泉さんが撮られた
美しいお写真と共に、
伝説の先輩様 直筆のご報告をお楽しみください。





​・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

​第二部

午後から入った谷は追いが半端なかったが、

あと少しという所で追いが止まった( 殆どがイワナ )。

なぜ・・・クリアーウッドが見切られてる?

それでも

「  ヤマメは一発できたよ 」

と○泉さん。

 

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私も流れを変えたくて u  - MS 4S から u - MASTR 45S へとチェンジ。

追いが止まった辺りで8の字を描くと、狂ったようにイワナが喰いついた!

「 なんだ、じゃれつきたかったのねー 」

と○泉さん。

この後は8の字戦法が実に効果的でした( 笑 )

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この日は久しぶりに夕方まで釣りを満喫しました。

お月様と穂先に止まったトンボを重ね撮る○泉さんに思わずクスっとなる。

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川辺も日陰が多くなり、いくらか涼しさを感じるようになったところで退渓。

帰り道は温泉で一緒に汗を流し、さっぱりした気分でそれぞれ帰路についた。

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そして帰路途中にまたしても○泉さんからメールが届く。

「 寄り道で綺麗な夕焼け撮れましたよ。

まだ家には着いてないけど安全運転で帰ります 」

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「 実はあの時砂浜で同じことしてましたよ( 笑 )」

と帰宅してからメールを返信する私。

やっぱり○泉さんとは気が合うなー!

 

 

 

おわり

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福島の幹事長、○泉さん、伝説の先輩様、

ありがとうございました。

2回にわたる釣行記は、

気の合う釣り友との楽しさが伝わり、

​また、お二人の撮影されました画像も美しく、

ご覧になった方々へ癒しを与えてくださり、

たいへん充実した内容に仕上がっておりました。

お二人の息の合った譲り合いの釣りが、

風景の美しさに負けないほどの、美しく素晴らしい釣果を

​お互いにもたらしたのでしょうね。

また次回も、お二人の楽しい釣行記をお待ちしております。

○泉さん、伝説の先輩様、ありがとうございました。

お疲れ様でした!

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2021 7 21






​ど~も、ビルダー代表です。





全国的に、突然、暑くなりまして、
もはやエアコン無しでは生きていけない時代だ、というのが
なんだか恐ろしいような気がします。



さて、そんな猛暑日が続く中、
とっても涼しげな釣果報告が届いて来ました。



福島の幹事長、○泉さんと、
同じく福島県在住、伝説の先輩様による
合同釣果報告です。



今回は、伝説の先輩様 直筆のご報告になります。



第一部、第二部に分けてあるようで、
今日は、第一部からです。



​・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

第一部

 

毎回思うのですが、○泉さんとの釣りは何か楽しんですよね。

同じ年というのもありますが、何かとても気が合います。

この日も現地待ち合わせでしたが、

早出できない私を察してくれたのか朝霧の涼しげなメールに、

これから向かう私のテンションを上げてくれるのです。

 

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梅雨末期に大雨が降っていたので水量的には申し分なかったが、何せ暑い!

そんな猛暑の中でも、

ストローハットが似合う○泉さんの釣りは決してブレてない!

振り返るとピンスポットから良型のイワナを引き抜き、

そして手際よく写真を撮る!

 

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良さげなポイントがあれば、お互いに

「 どうぞ、どうぞ 」

と譲り合い、

相手より先のポイントに行くときは

「 お先に行きますね 」

と一声。

そんな相手を気遣う釣りは、たとえ釣れなくとも気持ちがいいし、

釣れたら釣れたで何か照れる( 笑 )

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やっばり、○泉さんとの釣りは何か楽しんだよなー!

 

 

つづく

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はい、第一部は以上です。

伝説の先輩様、ありがとうございました!

同じ年の、しかも気の合う釣り友との釣行は楽しいものですね。

釣りとは、孤独を楽しむもの、として、一人の釣りも良いですが、

仲の良い釣り友達と アハハ、オホホ、と笑いながら釣りをするのも

これまた、思わぬ発見があったり、話題が尽きなかったり、

たいへん充実するものです。

​それにしても、今回の○泉さんの、バンブーロッドには驚きですね!

拘りのバンブーロッドに、銘木のランディングネット、

そして、変態のクリアーウッド、

この三拍子が揃ったところへ、大きなイワナ( たぶん尺イワナ )、

そのシチュエーションはお見事としか言いようがありません。

この調子で、第二部が、とっても楽しみですね!

第二部のご投稿お待ちしています。

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2021 7 16





​ど~も、ビルダー代表です。




久々に、ワタシの独り言。
( ↑ グチとも言う )





先日、テレビを見ていたら、
旅館やホテルを紹介する番組が流れてました。



ふぅ~む、たまにゃ温泉とかで一泊、
なんてのもいいですね。



さて、そこで、ふと、ワタシの疑問。



旅館やホテルなどの施設で、魅力と言ったら、
そりゃ、沢山あるけれど、
​それらを、一言で表現するとしたら、何かな?
 

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すると、横で寝ていた製作部長の相方が、


「 サービスを売る、ってことも言えるんじゃない? 」


なるほど、サービスを売る、か。



これの捉え方は、その人、その経営者、
まぁ、それぞれでしょうけど、
ワタシは、



「 お客様に対する思いやり、気遣い、つまり、快適な空間、
それらの行いは、金額に値する 」



と、捉えたの。



ま、簡単に言うと、布団の寝心地が良かったり、風呂が良かったり、
それらは、お金を払ってでも味わいたい、と思わせるもの。



さて、話 変わって

​先日、とあるお客様から、ルアーの修理のご依頼がありました。

 

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ところが、ワタシ、これを見て、ビックリ!



これの持ち主の方は、と~っても大事に使ってるなぁ、
​ということが、よく分かったの。

 

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使い込んでいるわりには、ボディの突端が摩耗していない。
ということは、慎重にキャストとリトリーブをしている証拠。



なにより、プラグの腹に、持ち主の方の手書きで
「 u - 5F 」
と書いてあります。



よほど、このルアーが気に入っているのだなぁ、
つくづく、その持ち主の方に頭が下がる思いでした。



話 戻して、

旅館やホテルの居心地の良さ、サービスは、
お金を払うほどの価値のあるもの。



対して、ワタシの作るルアーには、
その金額の価値は、本当にあるのだろうか。



時々、そう悩むこともありましたが、
こうして、大事に大事に使ってくださるお客様もいらっしゃる、
その事実に、
これから、ますます頑張らなくては!



そう考えさせられた一日でした。



ついでに、もう一丁。



​今は、スマホで、何でも簡単に疑問が調べられる時代ですね。

 

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ちょっと前までは、知らない事柄は、
辞書で調べたり、上司や先生や親に聞いたり、
それが分かるまでは、かなり苦労したことも多かったですね。



でも、現在では、スマホでポチっとするだけで、
どんなに複雑で難解な疑問も、瞬時に分かってしまいます。



話 変わって、

先日、これまた、とあるテレビ番組の話なのですが、
最近では、魚類の生態も詳しく研究が進み、
なんと、魚にも感情がある、
という事まで分かるようになってきました。



これと共に、
ルアーの開発も、魚類の生態、本能に訴えた性能を備えるようになり、
一部では、生エサよりも釣れる、
とウワサされるルアーもあるそうです。



これにより、臭いや汚れの付着するエサは面倒で、
ただ単純に「 釣れるから 」という理由だけで
ルアーを選択する場合も少なくないのだそうです。



魚の生態、すべてが分かり、
それにより、このルアーなら必ず釣れる。



う~む、なんて素晴らしい時代になったのだろう!



​ところが、

 

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横で寝ていた製作部長の相方が、


「 でも、謎は面白いよ 」


と、呟くのでした。



そうなんですよね、冒険家や探検家も、
その先に、何があるか、分からない、謎だから、
危険な密林や砂漠、深海にも行くのですよね。



これが、その密林の先が、スマホのストリートビューで観れるなら、
誰も現地に行かなくてもいいんですものね。



すべては、謎だから面白いんですよね!



ルアー業界も、すべてが分かり過ぎては、
その面白味は、半減してしまうのかもしれませんね。



これ、ついでに言わせてもらうと、


最近、よく聞く話に、
「 ルアーという物の魅力はどうでもいい、釣れれば何でもいい 」
なんて捉え方をされる場合も少なくないようですが、

いつから、そう捉えられるようになったのかなぁ?



ワタシが子供の頃は、

奇抜な形や色をした、エサとは似ても似つかないルアーで、
非能率的に釣るから面白い。



このように捉えられていたルアーフィッシングの醍醐味が
いつの頃からか、
釣れればどんなルアーでもいい、
という効率的なものを求めるようになったのは、
いったい、どうしてなのだろう?



と、ぶつぶつとワタシが酒に酔ってホザいていたら、
横で寝ていた製作部長の相方が、



「 現在は、心に余裕がないからじゃない?  時間もね。 」



ふ~む、なるほど・・・



そうなのかもしれない、
ワタシが少年の頃の、ルアーフィッシングが始まったばかりの頃は、
みんな、余裕のある釣りをしていたような気がする。



それに対して、現在では、
社会も、人も、金も、時間も、何もかも、
目まぐるしく変化していき、
これに追いついて生活するには、
とても余裕など生まれないような気がします。




その現代社会の、限られた「 ワク 」の中で釣りをすることになるので、
どうしても、効率的に釣れるルアーを求めるようになるのかもしれない。



うう~む。



製作部長の相方、
寝ながら横でチョイと口に出しますが、
​その言葉は重いような気がする。
 

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と、ワタシが酒におぼれてブツブツ言ってると、



「 なに すっぺった こっぺった  言ってるの? 」



また出た、相方の十八番。



おっと、どうして、こういう時、十八番っていうのかな?

​よし、スマホで調べてみっか!

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2021 7 14






​ど~も、ビルダー代表です。




さて、お次は、
福島の影のドン、田村のKさんから、

銀山湖の流入河川詣でのご報告が届いてますよ。



田村のKさんがおっしゃるには、
例年、コンスタントに大イワナを釣って来たパターンが、
今年になって、ずいぶん難しくなったようです。



それというのは、
昨年の未曾有の巨大台風の影響で、
川の地形が変わってしまったことにより、
イワナのツキ場が読めなくなったから、なのだそうです。



それでも、今回も、
しっかりと40cmクラスの大イワナを
2本!
​釣って来たそうですよ!
 

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前回、
「 緑色の濁りは釣れない。琥珀色の濁りは釣れる 」

と、おっしゃっておりましたが、
まさに、今回は、
前日の雨で川は琥珀色に濁っていたそうです。



まぁ、その地方、場所にもよりますが、
ここ銀山湖周辺では、
いわゆる「 タンニン色 」が釣れる濁りのようです。



また、今回の大イワナは、土曜日に釣れたらしいのですが、
その場に一泊し、
翌、日曜日には、まったく釣れなかったのだそうです。



これは、どういう事か、というと、
ここ銀山湖周辺は、たいへん多くの釣り人が押し寄せる、
人気の釣り場です。



そのため、土曜日は、県外から多くの釣り人がやってくるので、
それで攻めきられた日曜日は、スレきっている、
ということらしいのです。



そういえば、

最近、いろいろなお客様から聞くことなのですが、
昨今のアウトドアブームの影響なのか、
どこの川、池、海、も
ものすごい釣り人の数らしくて、
思ったように身動きがとれないほどの混雑ぶりだそうです。



田村のKさんも、銀山湖周辺が混雑してきたので、
場所を変更して、
自宅近くの川へ行ってみたら、
そこも、大勢の釣り人に攻めきられた後だったそうです。



ふぅ~む。



釣りに人気が出ているのは、
ワタシたち釣り具業界には、ありがたいことですが、
混雑し過ぎる、というのも、
せま~い日本の釣り場には、ちと、問題ですな。



それはさておき、
今回の田村のKさん。

40cmクラスの大イワナが2本も釣れたのは、
さすが! としか言えませんが、
しかし、


「 僕が今回釣れたのは、タイミングが良かったからだよ 」

と、おっしゃっています。



つまり、多くの釣り人に攻めきられた後の日曜日に竿を出していれば、
当然、これは釣ることが出来なかった。



県外からの釣り人が到着する前の、
土曜日の早朝に釣り始まった、そのタイミングが良かったのだ、
と、田村のKさんはおっしゃいます。



やはり、釣りとは、タイミングが大事ですね。




田村のKさん、今回もおめでとうございました!
また次回も、大イワナのご報告お待ちしてますね!

​お疲れ様でした!

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2021 7 14





​ど~も、ビルダー代表です。



梅雨ですねぇ。



ジメジメ、シトシト、と、湿気が多いと
相方の体調が悪化するので
なにかと気苦労が絶えない日々であります。



さぁ!

そんな陰鬱な気分は、ブッとばしてイキましょう!



今日は、​神奈川県在住、エイトマンさんから
​釣果報告が届いてますよ。



今回のエイトマンさんは、ちょっとお願いして、

u - MOUNTAIN STREAM 4S

​に縛って、釣りをしてくださいました。

 

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↑ 画像では、アルミホイルフィニッシュの4S ですが、
今回は、
最近、特にお客様からご要望の多い
​パールホワイト地のペイントカラーで釣っていただきました。
 

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↑ エイトマンさんが釣られた魚とパールカラーの4S


今後、クリアーウッドでは、
これら u- シリーズに力を入れてゆく予定ですので、
これから u - MS 4S にも興味を持たれた方は、
今日のエイトマンさんのルアーインプレッションを
ご参考になさってみてください。



では、エイトマンさんの釣果報告です。


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u - MS 4S パールホワイトカラーは申し分ありません…最高です。
釣行日はローライトでなかったのでまだ確認が必要です。

キャストに問題は無く特に弾道も気になりませんでした。
4cmなので遠投を求める物でも無いので問題無いと感じます。

ひととおりアップ〜ダウンを試しました。
ダウンの釣りでは一定のレンジをキープし
流れの強い場所でも対応 OK。

複雑な流れの時に、違う流れに入った時のイレギラーな動きは
ヒット率が上がる可能性がUP。

ダウンの時にロッド角度を上げ過ぎると、流れにもよりますが
飛び出す事が有りました。

今回の報告は、あくまでも初回の感じた事をお伝えしたまでですので
後2〜3回以上の実釣を繰り返して長所と短所を報告させて下さい。

パールヤマメは自分は釣れると信じているので毎回使用します。

正直…MS4Sお気に入りです。
パールヤマメカラーは最高です。
 

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以上、エイトマンさんからの u - MS 4S のルアーインプレッション、
そして、釣果報告でした。



神奈川県在住、エイトマンさんは、
新幹線よりも速く走り、正義のために戦い続ける・・・

じゃなく、

実は、当クリアーウッドのお客様の中では、
お付き合いが一番長く、
かれこれ13年近く続いています。



いつも、ワタシや相方のことを心配してくださったり、
関東圏の広告塔としてのお役目もしてくださったり、
なにかといろいろな面で当工房を助けてくださっています。



今回も、u - MS4S  に縛っての釣行という無理難題に
快く協力してしてくださったので、
とても助かりました。



そんなエイトマンさんがレポートしてくれたインプレッションは
とっても信頼できる内容なので
みなさん、ぜひとも、これを参考にしてみてください。



エイトマンさん、いつもありがとうございます。
釣果報告ありがとうございました!
​お疲れ様でした!

2021 7 8







​ど~も、ビルダー代表です。




今日は、久々の、神奈川県在住、
レイヴンのアベシゲルさんからの釣果報告ですよ。



以前、チラリと触れたことがありますが、
覚えてらっしゃる方々も多い事でしょう。

先日、製造休止と決定した、
Yu - TRAVELER シリーズの、
あの特徴的なリップの開発に、
​レイヴンのアベシゲルさんが関わっているのです。
 

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↑ 2019年の春に、秘密の会議を開いた時の写真



Yu - TRAVELER のリップは、
耐久性と品質向上を求めたため、
​プラスチック成型業者に製作を依頼しました。

 

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この時、そのリップを製造するための、
必要な条件を発見してくださったのが、
レイヴンのアベシゲルさんだったのです。



アベシゲルさんの、広い人脈があってこその発見であり、
アベシゲルさんがいなければ、
Yu - TRAVELER は完成しなかった、と言えるのです。



そんな経緯のあるトラベラーシリーズなので、
これが製造休止となったのは、
アベシゲルさんにとって、たいへん残念なことだったのです。



製造休止には、いろいろな理由があるのですが、
ま、とにかく、こちとら商売だ、ってことでしょうかね。



それはさておき、
そんなアベシゲルさんが、Yu - TRAVELER の魅力を、
もっとみなさんに伝えるべく、
​先日、今年初の渓流へ行って来たのだそうです。

 

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もちろん、Yu - TRAVELER を使ってのことですが、
なんと、このルアーだけで通して、



5時間で11本も釣った



​のだそうですよ!
​マジで。

 

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「 5時間で11ヒットは、ボクとしては大漁でした 」


と、アベシゲルさんはおっしゃっておりましたが、
現在の渓流事情では、
これはたしかに、大漁と言っていいと思います。



場所によっては、朝から晩まで川を釣り歩いても、
一度もヒットが得られなかった、
ということも珍しくありませんし、
そんな中で、一日に4~5匹ほど釣れた日は、
​かなりの満足感が得られることも多いのです。

 

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ですから、5時間で11回ものヒットが得られたのは、
​かなりの充実感があったではないでしょうか。

 

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また、アベシゲルさんは、Yu - TRAVELER のご感想に、



「 よく飛ぶルアーですし、キラキラと魚を誘い、
ミスキャストで石にぶつけても壊れない頑強さがありますね。 」



と、おっしゃっていただきました。



Yu - TRAVELER の、シンキングタイプは、
たしかに、飛距離について、みなさんから、たいへんご好評でした。




また、頑強な耐久性についても、
みなさんから、たいへんご好評でした。



しかし、一方で、多くのお客様から

「 泳ぎがつまらない。光らない。潜行深度が浅い。 」

などのご意見もいただきました。



今回の、アベシゲルさんのように、
トラベラーシリーズを

「 キラキラと 」

と操作するには、ちょっとしたコツも必要で、
これが分からないと、とってもつまらないルアーにもなります。



アベシゲルさんが、トラベラーシリーズをキラキラと操作していた、
ということは、
アベシゲルさんこそ、このルアーの魅力を引き出していた、
という事の証明なのでしょう。



ルアー歴はすでに何十年も経験してきて、
いろいろな変態的ルアーも見てきているアベシゲルさんだからこそ、
トラベラーシリーズの良さも把握してくださったのでしょう。



アベシゲルさん、いろいろとご協力ありがとうございました。
この度は、今年初渓流での釣果、おめでとうございました!



​また次回も、ご報告お待ちしてますね!

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2021 7 6






​ど~も、ビルダー代表です。

どうやら、本格的な梅雨のようで、

こちら福島県でも、たまに晴れ間がのぞくものの、

ず~っと雨が続いております。

おかげで、この休日は、釣りに行けなかった、

という方々も多いのではないでしょうか。

さて、今日は、先週に届きました釣果報告をご紹介します。

まずは、長野県在住、ヒルサイド・Aさんから

尺イワナのご投稿です。

今回、ヒルサイド・Aさんが釣りをされました渓流は、

その画像を送ってくださったのですが、

ルアーフィッシングでは攻略しづらそうな、

​難易度の高い渓相に見えます。

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倒木が連なるポイントは、典型的な竿抜けとなりやすく、
キャスティング技術が高い方であれば攻略可能ですが、

一般的には、ここへルアーをトレースするのは難しく、
当然、フライフィッシングも手が出せないことも多いので、
慎重なアプローチさえ出来れば、
大物が釣れる可能性も高まります。



ヒルサイド・Aさんが、このポイントで釣られたのか、
それは定かではありませんが、
しかし、攻略の難しそうな渓相の川で
​尺イワナを釣られたのは事実でしょう。
 

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そして、毎回、驚かされますが、
ヒルサイド・Aさんの愛用のタックルが、
​これまた、それぞれ、拘りの逸品なのです。

 

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特徴的なバット、グリップは、
ルアーフィッシング黎明期に活躍したベイトロッドを彷彿とさせます。


リールも、これはアンバサダーでしょうか?
ハンドルなどのパーツも組み替えられており、
非常に美しい銀色に輝いています。


ただのインスタネット、などと言わせない、

銘木を使用したグリップは、
もはやインスタントなどという代物ではありません!



これらの、美しく拘るタックルに抱かれた尺イワナは、
​これまた、それらを凌駕するほどの輝きを放つのです。
 

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周囲の石の色と同化した、灰色に輝く魚体は、
​さながら、グレーダイヤモンドのように美しく、
​まさに、この川で長い間 育ってきた、野生化した証拠です。

 
 
 
ヒルサイド・Aさん曰く、

「 鵜や鷺が多く見られるようになり、また河川改修の影響により
昔は沢山いた魚達がだんだん少なくなってきた気がしています。
放流のない源流に岩魚達が居てくれる事自体が素晴らしい事なのに
尺イワナと出逢えるなんてとても幸せな事でした。 」

ということです。



たしかに、現在の渓流事情では、
何度も何度も言うことですが、
そのほとんどは成魚放流に頼っているため、
放流の行われていない区間は、魚がいない、ということも多いのです。



また、大雨洪水や、その他の問題のため、
河川工事も多く、
さらに、エサ場を失った鵜や鷺が、
山奥の渓流にまで出没するようになりました。



これら、多くの要因から、
本格的な渓流釣り愛好家の方々には、魅力が減退する一方で、
なかなか、魅力的な渓流魚を仕留めることが困難になってきています。



たとえ、尺を超えていなくとも、
小さいサイズだとて、
その川育ちの野生魚を釣ることが難しい時代になってきていることを、
我々は、もっと自覚しなくてはいけません。



話が脱線しましたが、
それらの理由から、今回のヒルサイド・Aさんが釣られた、
周囲の石の色と同化した尺イワナとは、
たいへん貴重な存在であると思うのです。



ヒルサイド・Aさん、おめでとうございました!
貴重なご投稿ありがとうございました!

また次回も、釣果報告お待ちしております。

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2021 7 2






​ど~も、ビルダー代表です。



昨日、製作部長の相方を海に連れ出しましたが、
ちょうど、その海の砂浜ネタで
釣果報告を送ってくださった方がいらっしゃいます。



岐阜県在住、クリアーウッド公認サポーター NO・7
ビッグフラッシャーさんです。



これを読めば、
ご家庭をお持ちの方は、家族サービスをしたくなるでしょう。


そして、ルアーフィッシングに疲れた方は、
久しぶりに、のんびりとしたエサ釣りをしたくなるでしょう。



とっても、ほのぼのとした、
心温まるような、ゆったりとした、
ビッグフラッシャーさんの直筆の釣果報告をお楽しみください。




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今回は久しぶりに、
福井県敦賀市の気比の松原でキス釣りをしてきました!

久しぶりに家族3人でのお出掛けとあり、
遠足前夜の小学生のように楽しみで、なかなか寝つけませんでしたが、当日朝になると、
目覚まし時計もセットしてないのにも関わらず、早くに起き、
入念に道具の確認をして軽い朝食を食べてから、
早々に出発!

高速道路を使い2時間ほどで到着!

駐車場の隣にエサ屋さんがあるので、
訪ねてみると椅子の上で気持ち良さそうに寝ている猫を見て、
店主のお姉さんと、しばし談笑して、石ゴカイを購入!

車の中から必要な4点セット
( オモリ・自作の仕掛け・アユ用天秤・クーラーボックス )
を持って、いざ!砂浜へ!

辺りを見てみると等間隔に釣り人がいたので、
挨拶して隙間に入って、
アユ用の天秤にオモリと自作の仕掛けを付けて実釣開始!

 

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エサを針に付ける時も、
「 よ〜し沢山釣るぞ!! 」
と言うワクワクと、
「 釣れなかったらどうしよう・・・ 」
と不安も入り混じりましたが、

タイミングが良かったのか?
飛距離が良かったのかは分かりませんが、
一投目から竿先にプルプルッと小気味良いアタリがあるものの、
針に掛からなかったので、
針の本数を5本から2本に変えたら、
針の本数を減らした事が功を奏したのか、

15cmほどの良型のキスを筆頭に、ポツポツと釣れ始めました!


砂浜で砂遊びに夢中だった4歳の娘も、魚が沢山釣れている様子を見て
「 さかなつりした〜い 」
と言い始めたので、もう一本竿を出し、全く同じの仕掛けを付けて、
エサを針に付け、キャストしたものを娘に渡し
「 クルクルっと回してピタって止めるんだよ 」
と、簡単な説明したら忠実にそれを守り、
クルクルピタッ・・・と言いながらほとんど巻いていましたが、
殺気が無いせいか、見事にキスを5匹ほど釣り上げていました!


しかし、娘の集中力が途切れてしまったので、
娘に渡していた一式を、
あまり乗り気じゃない妻に頼んで巻いてもらっていたら、
またまたキスを良く釣り上げるので、
エサを付けてキャストして巻いてもらうまでの一連の動きを、
バタバタとしていても釣れ続け、
11時頃からパッタリ釣れなくなり、妻も釣れないと面白くないとの事で、
二本の竿のうち一本を片付けて
自分だけで集中して釣っていましたが、
なかなか針に掛けられず、もどかしい時もありました。


娘が「 お腹空いた〜 」との事で、
お昼までで終了とし、実質3時間釣ってましたが、
結果的にキスが18匹ほど釣れました!

 

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あとは、小さいながらも美味しい
「 ヒイラギ 」
が2匹と言う釣果になりました!


後日、キスの唐揚げ、ざる蕎麦のセットで昼食が出てきて
家族共々、美味しく頂きました!

 

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ちなみにヒイラギは塩焼きにしましたが、
小骨が多いながらも小さな魚体から箸を上手く駆使して、
美味しい身だけをほぐして食べたものの、
魚体が小さな魚だけではお腹いっぱいにはならないので、
あつあつご飯の上に乗せて頬張り、家族共々お腹も心も満たされました!




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ビッグフラッシャーさん、ありがとうございました!



いかがでしたか?


つい早起きしてしまう様子や、
釣り具屋さんに寄った時の様子、
釣り人なら、誰しも、この瞬間のウキウキがわかりますよね!



奥様や、お子さんを釣りに連れ出した時のご様子も、
たいへんよく表現されていて、
ご家庭をお持ちの方々なら、きっとこれも、よく分かると思います。



話は変わりますが、

最近、お客様のお話の中で、
「 ルアーフィッシングに疲れた 」
ということも耳にします。



これは、決して、ルアーが嫌いになった、というわけではなく、
ルアーフィッシングの動作の、
頻繫に投げて投げて巻く、や、
ウェーダーを履いて渓や山を駆け回る、
といったことに
体力的にも精神的にも疲れた、ということなのです。



そんな時、
釣り人たるもの、たまには、エサ釣りなどで、
のんびりと竿先やウキを眺める釣り、
または、ゆっくりとリールを巻く投げ釣りなど、
そういった、まったりとした釣りをしたくなるものです。



今回のビッグフラッシャーさんのように、
まったりとした気分も味わいつつ、
家族サービスもしてしまおう!
という方には、まさに、こんなキス釣りがピッタリかもしれません。





うん、うちも、製作部長の相方と
どこかでエサ釣りでもして来るかな。



みなさんも、たまには、竿掛けに竿を置きっぱなしにして、
一日中、ボケ~っとしてみます?( 笑 )



ビッグフラッシャーさん、
​この度は、ほのぼのとした釣果報告ありがとうございました!
 

2021 7 1








​ど~も、ビルダー代表です。





製作部長の相方が
ようやく電動チャリに乗れるまでに復活しましたが、
案の定、直後に体調を崩し、

また寝たきり状態に陥ってしまうのでした。



やべーな、こりゃ、

と、ちょいとアセりましたが、医者の先生がおっしゃるには、
多少の運動も必要、
ってことなので、チャリに乗せたのは悪くなかったらしい。



なので、

相方の体調が良くなった頃合いに、
運動、ってほどでもないですけど、
​また海にでも連れてってあげました。
 

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ここは、駐車場から10mくらいしか離れていないので、
まぁ、ここで海の空気でも吸わせてあげましょう。



すると、少し元気が出たのか、

「 砂浜に出たい 」

​と言うので、おそるおそる歩かせてみました。

 

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「 明るい未来がある 」

という石碑の文句を見て、ますますヤル気が出たのか、
​そのへんを歩ってゆくではありませんか。

 

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そんなに歩いて、砂浜の上、疲れない?
と聞いたら

「 ぜんぜん平気 」

と言うじゃありませんか。



​はぁ~、オジさん、けっこう疲れたんですけど( 汗 )

 

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「 いつも寝てばっかりだから、外の空気は気持ちいいね。 」


と言って、その時は元気でも、
​後になって、いつもグッタリするんだよね。

 

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でも、相方は、毎晩、
あの地獄の手術の悪夢にうなされ、あまり眠れないのだとか。



あの手術室の、天井の大きな丸い照明、
無機質な真っ白い室内、
たくさんの医療機器、器具、
張りつめた空気、

そして、なにより、手術直後の、あの痛みとダルさ。



それは、やった本人でなければ理解できない苦しみらしく、
1回目、2回目、3回目、
それぞれに、その苦しみの度合いが違ったようで、
それを思い出すと、
​その恐怖がよみがえり、夜も眠れなくなるのだとか。

 

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と、なんだか物思いに水平線の向こう側を見ているので、
昨夜も悪夢にうなされたのか?

と聞いたら、


「 昨夜は、カツ丼食べた夢みたよ 」



あ、そ。



まぁ、そんなこんなで、
製作部長の相方を外に出しては、寝込み、
外に出しては寝込み、

それを繰り返している状態ですが、
通院した際の診察の結果では、徐々に回復傾向にある、とのこと。



まぁ、時間はかかるけど、
のんびり療養させてやるべー。



さて、

久しぶりに砂浜を歩いたワタクシたちでしたが、

砂浜、というキーワードで、
とある方から釣果報告が届いています。



明日は、そこで釣った魚の天ぷらですぞ!

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