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2021 4 30
ど~も、ビルダー代表です。
そんなわけで、
福島の赤い彗星、NO・3さんは、
穴場1号で経験したこともない大物をバラし、
そのリベンジをしようかと思いきや、
筋肉痛に悩まされたので、穴場2号へ行き、
グッドサイズのヤマメをキャッチした数日後
またもや、ご友人のシェークスピアさんと一緒に
穴場1号へ向かうのでした。
* NO・3さんとご友人の方は、
コロナ感染予防のため、マスク着用で釣りをされています。
ここはヘズリに苦労するため、
ご友人の方とロープを準備して、さぁ、出発だ!
前回の、今まで経験したこともないような強い引きの大物は、
どこかへ行ってしまったのか、それは出なかったものの、
25cmクラスのヤマメが
次々とヒットする様は、まさに現代のパラダイスだったようです。
福島の赤い彗星と冠するように、赤いアンバサダーが
やっぱりカッコイイですね!
このところ、NO・3さんは、
ルアーはパールホワイト系のペイントカラーを愛用していますが、
やはり、ポイントを選ばず、
渓流ルアーフィッシングにおいて、
ペイントカラーは、たいへんよく釣れるカラーのようです。
ご友人のシェークスピアさんは、
クラシカルなリールが渋いですね!
10年程前までは、競って年代物のリールを買い求めたものですが、
今では、すっかり、その流行も見かけなくなってしまいました。
でも、ワタシがルアーを覚えた頃から
渓流では
「 グラスロッドに、アブかミッチェル。と、スプーンとスピナー。」
というような伝統( ? )があって
それ以外の道具は邪道だ、
みたいな考え方に人気があったのも事実です。
そのため、国産の機械メーカーも
アブやミッチェルを超えようとして、次々と名器を生み出し、
かの有名な「 大森製作所 」も強い支持を得ていました。
そんな過去の名器を、今も使い続けているシェークスピアさん、
タダ者じゃありませんな!
ということで、
穴場1号では、記録的な大物は出なかったものの、
グッドサイズのヤマメの連発に
お二人とも大満足だったようです。
昨今の渓流事情では、
一日中、渓川を駆け回っても、一匹も釣れなかった、
なんてことが当たり前である中、
20cmくらいの魚がたくさん釣れるポイントは
まさに、穴場と言っていいでしょう。
みなさんも、
最近、釣れない、釣れない、と思っていても、
穴場は、意外と近くにありますぞ!
NO・3さん、シェークスピアさん、お疲れ様でした。
ご投稿ありがとうございました!
2021 4 29
ど~も、ビルダー代表です。
で、県内の穴場で、今まで経験したこともないような引きの強さ
を味わった、福島の赤い彗星、NO・3さん。
こりゃ、すぐにでも再チャレンジしてみたいところですが、
穴場まで行くタカ巻きやヘズリで
足が筋肉痛になってしまったため、
穴場ではなく、穴場2号へ行くことにしたそうです。
穴場2号、とはいえ、
この場所は、ワタシでも足がすくんで、ヘズリたくない場所です。
しかし、そこは、
運動神経バツグンのNO・3さん。
その運動神経で、スルスルと崖を下り、
見事に、グッドサイズのヤマメをキャッチしたのでした!
NO・3さん曰く、
銀毛して、頭から背中のラインがとても黒いのが印象的だったようで、
まさに「 ギンクロカラー 」のようなヤマメだったようです。
ヤマメも、よく観察してみると、
釣った川によって、背中の色や、銀毛の具合、
オレンジや赤、
それぞれに色や模様に差があるので、
そのへんを見比べてみるのも、渓流釣りの楽しみの一つです。
ちなみに、この日のNO・3さん。
穴場2号、とはいえ
すでに先行者が入っていて、かなり攻められた後だったようです。
そんなことは、ぜんぜん平気なNO・3さんで、
渓流魚の付き場をよく熟知しているので
先行者の竿抜けをしっかりと読み、
奥の奥に付いているヤマメを引き出すことができるのです。
さすが、福島の赤い彗星、NO・3さん!
渓流魚のことは、
まるで自分のことのように把握することができるのです。
さて、そろそろ、NO・3さんの筋肉痛も
治ってきたかな?
じゃ、また穴場に行っちゃう?
2021 4 28
ど~も、ビルダー代表です。
さて、みなさん、釣りの方は、どうですか?
休日になると、決まって雨になったり、
コロナで外出が規制されたり、
いろいろと問題がありそうですが、
川が近所にある方々は、天気が良ければ行っていいんじゃない?
さて、こちら福島県は、
当然、川は近所にあるので、行っている人は、行ってます。
もちろん、この方も出撃しています。
そうです、福島の赤い彗星、NO・3さんです。
先日は、NO・3さんの、ご友人の方を連れて、
一緒に川を歩いてみたそうです。
この方と一緒に、
ここ福島県内でも、穴場、とウワサされている場所へ
おそる恐る行ってみたんだそうですが、
果たして、そんな穴場なんて、あるの?
と、思いきや、そこは楽園のパラダイスだったそうです!
サイズは20~25cmと、良型ぞろいで
次から次へと魚がルアーを襲い、
しかし、それでいて、なぜかフッキングしない。
結局、キャッチできたのは数匹だったようですが、
そのあまりの猛チェイスに、
ご友人の方と夢中になってルアーを投げまくったそうです。
キャッチできたヤマメも
オレンジ色が濃く、ヒレも大きく、
発達した筋肉はグッドプロポーションの素晴らしい魚体だったようです。
もちろん、ご友人の方も、
そのような美しいヤマメをキャッチ!
パーマークの美しさもさることながら、
この方の、リールに目がいってしまいますね。
最近では、すっかり、めっきり、
このようなオールドリールをお使いになる方々を見かけなくなりました。
現在の、ベイトフィネスが流行る、ちょっと前まで
競って年代物のリールを求めたものですが、
時代の流行の移り変わりは、早い!
なので、この方のシェークスピアのリールを久しぶりに見た時、
一瞬、「 このリール、なんだっけ?」と
戸惑ってしまいました。
それだけに、この方の、
渓流ルアーフィッシングに対する情熱の深さが伺えますね!
そして、
この日のNO・3さんに、
これまで味わったこともないような、強烈な引きの魚がヒットします。
今まで、数々の大物をキャッチしてきたNO・3さんが、
経験したこともないような
ロッドの曲がりと、リールのドラグの悲鳴に
さすがの赤い彗星も腰を抜かしたそうですが、
残念ながら、これはバラシに終わったようです。
う~む、しかし、
この現在のニッポンの渓流事情で、そんなパラダイスって、
探せば、あるもんだなぁ。
もっとも、そういう穴場っつーのは、
えてして危険な場所っていうリスクも兼ねているから、
必ずベテランの方と一緒に行くことが望ましいのです。
この場合、NO・3さんがベテランなので、
まぁ、そのへんは大丈夫でしょう。
しかし、そんな大物がヒットして、
バラシに終わった日は、
悔しくて、眠れないのが、釣り人のサガ。
明日、もう一回、行っちゃう?
2021 4 23
ど~も、ビルダー代表です。
そーいえば、先日、
うちのお客さんが、とあるご病気で、一週間ほど入院して、
腹部に穴をあける手術をされたんですって。
そのお客さん、もちろん、無事元気にご退院したのですが、
一週間の入院と手術だけで、
その後、まったく歩けないほど力が入らないらしく、
「 いやぁ、僕の一週間の入院と手術で、こんなに大変だとは
まったく予想していませんでした。
これだもの、製作部長の相方さんは、かなりひどかったでしょう。」
と、おっしゃっておりました。
なるほど、痛みや苦しみ、というのは
耳で聞いただけでは分からないもので、
自分自身で体験してみて、
初めて、その痛みと苦しみを理解するものなのですね。
たしかに、うちの相方は、今も、ほとんど歩けません。
相方も、そのお客さんも、
「 普段、何気ない健康って、こんなにありがたいんだね。」
と、しみじみと、おっしゃっておりました。
やはり、こうならないように、
日頃から運動する、休息をとる、食事に気を遣う、
など、心掛けなければいけませんね。
( ↑ 心掛けてても、なる時はなるけど )
さて、ワタシのほうは、
独自に、作業場で、アレコレと仕事してます。
で、ちょいと特殊な作業をする機会があって
そのための道具が、どこかにあるはずだ、と、
作業部屋の押入れをガサゴソしていたら、
ちょいと面白いものが出てきました。
なんと、20年以上前に作った、ディープダイバーです。
これは、ワタシもよく覚えていて、
泳ぎを良くするために
金属のリップを装着させたのでした。
プラグのリップとは、
硬くて、厚みの薄い素材の方が泳ぎを出しやすいので
金属板を加工したのですが、
一般的な市場では、金属リップはウケが良くないそうですね。
そこで、現在では、硬くて薄い素材として、
FRP板がおもに使われているようです。
耐久性も高いことから、このFRP板リップは、
ほとんどのバルサ、ウッドミノーに使われているようです。
そして、ふと、市場を見渡してみると、
当クリアーウッドが好んで使っている透明なプラスチック、
ポリカーボネイト製リップは、
かなり数が少なくなってきているような気がします。
ポリカーボネイト製リップは、透明で美しいのですが、
あまり厚みを薄くすることが出来ないのが欠点で、
それがために、狙った泳ぎを設定するのが難しいのが難点です。
などと、つべこべとルアーのウンチクを述べてしまいましたが。
そういえば、この「 つべこべ 」って、
みなさん、意味わかりますよね?
たぶん、全国的に使ってますよね?
で、うちの製作部長の相方は、昔から、
この「 つべこべ 」を
すっぺった こっぺった
と、言うんですよ。
「 さっき、○○さんが、すっぺったこっぺった言ってたよ。」
「 テレビの番組で、魚の生態について、
すっぺったこっぺった紹介してたよ。」
「 まったくもう、すっぺったこっぺった言ってんだから~。」
などなど、つべこべ、といった使い方の他にも、
あれこれ、という意味や
なんだか、とか
ガタガタ、といったような意味合い、すべて
すっぺった こっぺった
って言うんですよ。
なので、ときどき困るのが、
仕事の内容をワタシに伝える時、相方は
「 カラーの指定で、すっぺった こっぺった、だって。」
なにそれ、ぜんぜん分からないんですけど( 汗 )
詳細を伝えるのが面倒くさい場合も、相方は
すっぺった こっぺった
で済ませてしまうので、まったく伝わらないのが難点なんです。
当然、今も、ワタシの横で
「 なに すっぺった こっぺった 言ってんの?」
これ、どこの方言?
2021 4 21
ど~も、ビルダー代表です。
そーゆーわけで、
当クリアーウッドルアー製作事業部は、
タクワシ、ビルダー代表ひとりで
切り盛りしている状態なんでゴザンす。
さて、福島の渓流解禁初日は、福島の影のドン、田村のKさんの
釣りの模様を取材させて頂きましたが、
その後、田村のKさんは、
休日の度に、渓流へ出撃しています。
以下、田村のKさんから頂いた画像をご紹介します。
こちら福島県内の渓流事情では、
成魚放流の盛んな区域もあるようですが、
その区間はごく一部なので、
やはり、ほとんどの釣り人は、放流の行われていない区間で
頑張るしかないのが現状です。
当然、放流が行われていなければ、
魚影は薄いので
魚の居る場所を足で稼ぐしか方法がありません。
田村のKさんは、やはり、魚の居場所が匂いで分かるのでしょうか?
その後の休日には
「 いやぁ~、魚の活性が高くて、10匹以上釣れたよ。」
と、電話をいただいた時には
アタシャ、ぶっタマげてしまいましたよ。
実を言うと、その日、田村のKさんが10匹以上釣った日、
ワタシは、お客さんと一緒に釣りをしていて、
そのお客さんは、ぜんぜん釣れなかったんですよ。
てっきり、アタシャ、今日は魚の活性が低い、
と思っていたのですが、
まさか、田村のKさんの釣りでは、大釣りするほどだったとは、
ぜんぜん予想もしていませんでした。
しかも、そのどれもが良型ぞろいで
尺にせまるサイズも数匹キャッチしたというのだから驚きです。
その日の夜、ワタシは田村のKさんに電話で、
こっちは、まるっきり釣れなかったんですよ、と伝えると、
「 はは、僕が行った区間に、たまたま魚が居ただけだよ。
そっちの区間には、魚が居なかったんだよ。」
と、あくまでも謙虚な姿勢の、福島の影のドン、田村のKさんなのでした。
アタシなら、「 オレの腕がいいからだぜ!」と
自慢しそうですけどね。
そして、その翌週の休日には、
福島の影のドン、田村のKさんに、さらに奇跡が起きます!
解禁初日、ワタシが田村のKさんの釣りを取材した時、
午後からの本流において、
尺にせまる美しいニジマスを釣られたことは、
記憶に新しいことと思います。
ニジマスの放流が行われていない河川なので、
非常に印象深い魚だったのですが、
なんと、それと同じ魚が、またヒットしたというのです!
↑ これが、そのニジマスだそうですが、
う~ん、あの時のニジマスよりも、ちょっと小さいような?
いや、同じサイズのような?
いづれにしても、前回も言いましたが
ここ福島県の渓流では、
基本的にニジマスは放流していないので、
これが釣れると、
まるで宝くじに当たったようで、とても嬉しいのです。
そんな、なかなか出会えないニジマスに、
解禁早々、2回も出会えたのですから、
田村のKさんって、何か、特別な能力でも持ってるんですかね?
しかし、その次の休日には
さすがの福島の影のドン、田村のKさんも大苦戦!
なんと、信じられないほど
川は、釣り人で混雑していたのだそうです!
ふむ、それもコロナの影響なんですかね?
昨今、各キャンプ場や、アウトドア施設などがたいへん人気だそうで
釣りも例外ではないそうです。
それはさておいても、
さすがの田村のKさんも、混雑には閉口してしまったようで、
思うような釣果は出せなかった、
と言いますが、
しかし、しかし、しっかりと魚はキャッチしてくるのでした。
どんな状況であれ、必ず何かしらの魚をキャッチしてくるのですから
福島の影のドン、田村のKさん、恐るべしですね!
冗談抜きで、ここ福島の渓流を甘く見ていると
本気で撃沈するんですよ。
その時によっては、一匹釣っただけでもエライ!
なんて状況も平気でありますよ。
なので、本当に、
毎回、コンスタントに釣果を上げる田村のKさんは
かなり凄いことなのです。
以上、田村のKさんから頂いた画像を紹介しました。
ちなみに、余談ですけど、
田村のKさんは、魚釣りも好きですけど、
川を歩くことも、とっても好きなのだそうです。
なので、たとえ釣れない時でも、
どんどん川を釣り歩いていると、
とてもワクワクし、
このまま釣り歩いて行けば必ず魚に出会えるはずだ、
そう確信しながら歩いているそうですよ。
アタシなんぞ、
行けども行けども魚に出会えないと、
チッ、だから歩くのはイヤなんだよ!
などと、グチりながら釣り歩いてますけどね。
( ↑ そんな時、本気で渓流用エスカレーターが欲しいと思う )
そのへんからして、
田村のKさんと、ヘッポコのアタシとは違うんですよね( 笑 )
2021 4 20
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
みなさんには、ご心配をおかけしましたが、
自宅療養になってから2ヶ月が過ぎ、
ずいぶん体調も良くなっています。
通院以外は、ほとんど外出もせず、ずっと家に閉じこもり、
食べられない物も多い食事制限もあり、
今まで、とても不自由な生活を強いられていたのですが・・
先日の通院で、主治医の先生から、
少しずつ、よく嚙めば何を食べてもいい、と言われました!
なので、ずっと我慢していた、
炭酸飲料とお肉を、半年ぶりに食べてみました。
( 本当は、お酒も飲みたかったのですが、
まだ怖いのでノンアルコールにしました )
これは、わたしが入院中に、「 頑張って 」と、
とある方から頂いて、
ビルダー代表が冷凍保存しておいた、
和風ハンバーグとチーズインハンバーグです。
ずっと楽しみにしていて、ドキドキしながら一口食べてみると、
こんなハンバーグを食べたのは初めて!
と思うほど美味しくて、とても幸せな気持ちになりました。
手術前は、何でも食べられるのが、当たり前だと思っていましたが、
食事制限が、こんなにも不自由で、憂鬱で、気が滅入ることだなんて
想像もしていませんでした。
何でも食べられるということは、
本当に恵まれていて幸せなことなのだと思いながら、
一口、二口、と嚙みしめながら、完食しました。
あ~!
美味しかったぁ~!
ありがとうございました!
そんなこんなで、
おかげさまで、順調に回復しています。
なので、工房復帰に向けて、
身体を慣らさなければならないので、
そろそろ散歩にも挑戦してみようと思っています。
そういえば、余談ですが、
ハンバーグを食べたビルダー代表も、
美味い旨い!と感激し
「 こんな高級な肉、食べたことないよ!
お前が入院しなかったら、一生食べられなかったかもしれん。」
と、わたしが入院したことが
よかったのか、悪かったのか・・
何とも言えない、複雑な反応をした
ビルダー代表なのでした。
フン、あれだけ心配したクセに!
まぁ、本当に美味しかったので・・
ヨシとしましょうか。
2021 4 16
ど~も、ビルダー代表です。
昨日の続きです
福島の赤い彗星、NO・3さんが
毎回、尺モノを釣ったり、
数多くの魚をコンスタントに釣る、その原因は、
正確無比なキャスティングの精度と、
ひとつのポイントに何度もルアーを送り込むから、
なのかもしれません。
現在、主流になっている、国産のベイトフィネス用のリールと違い、
スウェーデン製のABUのアンバサダーは、
渓流用で使うには、かなり難しく、
それだけに、NO・3さんの技術の高さが伺えます。
みなさんも、これは特に参考にした方がいいと思います。
一般的な渓流ルアーフィッシングのスタイルは、
一か所のポイントにはルアーを1~2回程度しか通さない、
テンポの早い釣り上り、
だと思います。
しかし、昨今の渓流事情は、成魚放流区間以外は、
魚は障害物の奥などに潜んでいて、
1~2回程ルアーを通しただけでは、
ルアーは、魚の居場所まで到達していません。
ですから、NO・3さんのように
「 ここは必ず魚が居るだろう 」
と、判断した場合は、ある程度は何回もルアーを通してみて、
また逆に、
「 残念ながら魚は居ない 」
と、見切りをつけるタイミングも身に付けることも重要です。
一つ一つのポイント全部に何度もルアーを通していては
時間ばかりがかかってしまいますから、
やはり、的確に魚の居場所を把握し、
粘る部分は粘る、
諦める部分は諦める、
その見極めが、釣果を左右する重要なカギだと感じました。
さて、この日、ワタシがNO・3さんの釣りを取材した時は、
どういうわけか、状況は厳しく、
ルアーを打てども撃てども、魚の反応は得られませんでした。
だからこそ、そんな時だからこそ、
NO・3さんは、ルアーを、奥の奥まで投げ入れ、
より重厚にポイントを攻めたのです。
その結果、ようやく魚はNO・3さんの攻めに根負けしたのです。
NO・3さんお得意の、イワナです!
やはり、このイワナは、エグレの奥の奥に潜んでいたため、
何度も何度も執拗にルアーを通した結果でした。
なんという美しいイワナでしょう!
まるで絵に描いたような、これぞイワナだ!
と言わんばかりに、イワナの各魅力が凝縮されています。
やはり、腹が黄色に染まった個体は美しく、
白とオレンジ色の斑紋は、まさにイワナの特徴です。
これは、決して当日放流魚ではありませんよ。
余談ですが、この河川では
イワナの成魚放流は行っていません。
そして、このイワナをキャッチしたのを契機に
NO・3さんは、この時のコツをつかみ、
すぐに、もう一匹のイワナもキャッチしたのでした。
このイワナも、小さなスポットから
そのエグレの中の、奥の奥までルアーを到達させての結果で、
そこを攻略している時間は、10分くらいかけていました。
やや黒ずんだ体色は、厳しい冬を乗り越えた証です。
その黒ずんだ魚体には、薄っすらと青いパーマークも映り
ヒレの縁は白く、腹は黄色く、
非常に強い縄張り意識があらわになっています。
ワタシたちが、このようなイワナを見ると、
「 うわぁ、すごいなぁ 」
と思ってしまうのですが、
NO・3さんは、幼少の頃から、イワナの住む川の近くに住み、
イワナ釣りを楽しんで来たというので、
特別、珍しいことではない、と言います。
その辺の記事については
過去に、釣り雑誌でも紹介されたことがあるので
割愛しますが、
NO・3さんにとっては、イワナの気持ちが手に取るように分かる、
子供の頃からの友達のような存在だったようです。
さて、ここでイワナが2匹ヒットしたところで、
気がついたら、太陽はもう西に傾いてきています。
ここで、かなり大きなイワナのヒットが得られたのですが、
残念ながら、活性が低かったせいか、
ランディング寸前でバラシてしまい、
その後、場所を変えて、ヤマメを何匹か追加しました。
ここからは、ヤマメ狙いに乗り出し、
見事に、尺超えのヤマメも引っ張り出したのですが、
残念ながら、それもフッキングには至らず、
( ↑ ワタシがず~っと見てたから、かな?)
このサイズのヤマメを数匹キャッチしたのみ、でした。
サイズはともかくとして、
これだけのキャッチが得られたのは、
NO・3さんの重厚な攻めがあってこその結果でした。
おそらく、この日、この時、
ワタシが竿を出していれば、撃沈に終わったでしょう。
いや、他の誰かでも、もしかしたら、撃沈だったでしょう。
ワタシは、本当にそう思います。
この時、サラッとルアーを通すテンポの早い釣り方では
絶対に魚は顔を出さなかったと思います。
本当に、それだけ、この日、この時のNO・3さんの攻め方は
ハッキリ言って、凄かったです。
ぜひとも、これを動画に撮って、みなさんに見せてあげたいものです。
ちなみに、お気付きの方々もいらっしゃるかもしれませんが、
このところのNO・3さんのヒットカラーは、
すべて、アルミホイルフィニッシュではなく、
パール顔料を基にしたカラーにしています。
これは、数年前に、うちの製作部長の相方が考えたパターンで、
NO・3さん はじめ、関東方面の方々にも実績がでています。
ビルダー代表のワタシとしては、ホイルフィニッシュの方が釣れる、
と思っていたのですが、
この日のNO・3さんの釣りを取材していて、
このパール顔料は、水中で非常に魅力的な光り方をすることに気がつきました。
メッキやレーザーホログラム、アルミホイルのような光ではなく、
微妙な、妖しい光り方をしていたので、
NO・3さんが、これだけの実績を出していることも、
なるほど、と納得してしまいました。
成魚放流の盛んな激戦区などにも
もしかしたら、効果を発揮するかもしれませんね。
ということで、福島の赤い彗星、NO・3さんの
釣りの様子を取材させて頂き、
いろいろな事を勉強させて頂いた、ワタクシなのでアリマシタ。
福島の影のドン、田村のKさん、
そして、福島の赤い彗星、NO・3さん、
ご協力ありがとうございました!
2021 4 15
ど~も、ビルダー代表です。
昨日の続きです
福島の渓流解禁初日は、
別働隊として、福島の赤い彗星、NO・3さんが
見事に尺イワナ、良型ヤマメをキャッチしていました。
さすが、福島の赤い彗星と恐れられたNO・3さんですが、
しかし、実は、
4月1日の釣果は、それだけではなかったのです!
なんと、その日は、
合計で十数匹もキャッチしていた、というのです!
しかも、どれもグッドサイズばかりで、
それに、当日に成魚放流していた、というわけでもなく、
どの魚も、昨年からの越冬タイプなのです!
いったい、どうして、
NO・3さんは、毎回こうして釣ってくるのでしょうか?
そんな、NO・3さんの渓流釣りへ同行させて頂き、
その様子を取材させてもらいました。
まず、ご記憶に残っている方々もいらっしゃるかもしれませんが、
渓流ルアーフィッシングにおいて、
NO・3さんは、早々に
ベイトキャスティングタックルを導入していました。
まだ「 渓流ベイトフィネス 」という単語が出回る、ずっと以前から
ABUのアンバサダー2500Cを
自由自在に使いこなしていたので、
言ってみれば、現在、ベイトタックルに切り替えた方々の
大先輩にあたるのです。
それだけに、彼のキャスティングのレベルは、
非常に高いです!
正直、みなさんの目の前で、このキャスティングを見せたいほどです。
今度、本当に、
彼の独特のキャスティングを動画に撮って
このホームページで紹介しようとさえ考えています。
その彼の特徴的なキャスティング技術を
最大限に活かす場所というのが、
川幅が数十センチしかないような、極端な小渓流です。
さらに、次の画像をご覧ください。
この状況を見ただけでも、
「 こんなとこ、どうやってルアーを投げるんだ?」
と、ほとんどの方々は、尻込みしてしまうと思います。
しかし、彼は、こんなポイントは朝飯前で
これよりも狭小で複雑なポイントにも
スイスイとルアーを投げ入れ、
まるで魚の潜むスポットにルアーが吸い込まれていくようです。
こんなポイントでは、NO・3さんは、
「 フリッピング 」
を多用します。
実は、これは、実際に動画か何かでご覧にならないと
理解できないキャスティングとリトリーブ法なのです。
一言で表せば、
左手でリールからラインを引き出し、
ルアーを送り込む際に、左手を前に出してラインを送り、
そのまま左手でラインを引っ張り、ルアーをリトリーブさせる、
という、
リールのハンドルを一切使わない、
たいへん衝撃的なテクニックなのです。
と、文字で書いても、たぶん理解できないと思うので、
やっぱり次回は、必ず動画に撮ってきますね。
そして、何より、NO・3さんの釣りは、
魚が居る、と判断したら、何度もルアーを通す
これも印象的な様子でした。
つまり、彼は、
「 魚の居場所 」
というのを、よく把握していて、
特に、イワナが居着いている、と判断したポイントでは、
同じ場所へ何度も何度もルアーを通します。
↑ みなさん、このポイント、見てください。
一見すると、ただの砂状のチャラ瀬なので( 水深10cm )
こんな場所は、ザブザブと歩いて通り過ぎてしまいますよね。
しかし、NO・3さんは、
よく見ると、小さな木の根元に、エグレがあるのを知っていて
その奥は、意外と深い、ということも知っています。
彼は、そのエグレの、
奥の,奥の、奥まで
ルアーを送り込むのです。
なるほど、こう観察していると、
NO・3さんは、魚の居場所というのを、本当によく熟知しているな、
と、つくづく感心してしまいます。
そのポイントで魚が出なくても、
「 ここには魚が居るはずだから、ルアーがしっかりと奥まで入れば
必ず何かしらの反応が得られるはずだ。」
そう信じて、
NO・3さんは、何度も、何度も、何度も、
ルアーを同じポイントに打ち込むのだそうです。
おそらく、他の釣り人と比べて
段違いの釣果を叩き出す、その秘密は
ここにもあるのではないのか?
そう感じたアタクシでアリマシタ。
明日へ続きます
2021 4 14
ど~も、ビルダー代表です。
それぢゃ、前回の続き、
福島県渓流解禁の模様をお送りいたします。
4月1日の解禁初日は、ワタクシ、
福島の影のドン、田村のKさんに同行し、取材させていただきました。
その頃、同じ4月1日、
別働隊として、この人が、別河川で暗躍していました。
そうです、彼こそ、正義の味方、
もとい、福島の赤い彗星とウワサされた凄腕のアングラー、
NO・3さんです!
* コロナ感染予防のため、マスクを着用しています。
ここワタシの地元では、尺モノを釣らせたら右に出る者はいない、
と恐れられたこともある、
また、通常の3倍のスピードで接近する赤い彗星( ? )
など、いろいろと諸説ある、
とんでもない腕の持ち主とは、NO・3さんのことです。
そのNO・3さんも、
4月1日には、別働隊として渓流へ出撃していて、
なんと!
解禁一発目から尺モノを出した
というのです!
それが、この尺イワナです!
こりゃすごい!!!
お腹も大きいし、まるまると太っていて
そのシルエットは30cm以上にも見えてしまいそうです。
側線がずいぶんハッキリと光って見えるのは気のせいかな?
もしかしたら、すごく耳の良いイワナだったのかな?
ここワタシの地元では、
解禁日というのは、意外と調子が悪いことが多く、
半年ぶりの入渓だというのに撃沈になることも珍しくありません。
だというのに、
いきなり尺イワナとは、やはり福島の赤い彗星!
持ってる男は違うね!
( ↑ なに持ってるの? 赤いモビルスーツ?)
さらに、この尺イワナだけじゃ、ありませんぞ!
この日のNO・3さんは、
尺にせまるサイズのヤマメもキャッチしているのだ!
むむ、このヤマメ、パーマークがキレイに整って、
とっても美しいじゃないの!
腹ビレもピンと立って、まさに野生の証だね!
しかし、マジかよ?
いくら福島の赤い彗星だからといって、
こんなに良型揃いで釣れるものなのか?
いやいや、おそらく、これには
何か秘密があるはずだ。
それは、おそらく、彼の攻略法にあるに違いない。
福島の赤い彗星、NO・3さんが
毎回、尺モノを釣ってくる、その秘密とは、
いったい、どこにあるのか?
今度は、ワタクシ、
NO・3さんの釣りに同行させて頂き、
取材させてもらいました。
NO・3さんの釣技とは、いかに?
明日に続きます
2021 4 13
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
突然ですが今日は、
お客様から、素晴らしいレインボーが釣れた
という釣果ご報告を頂きましたのでご紹介いたします。
神奈川県在住、ピュアウォーターさんからです。
ピュアウォーターさんは、
山梨県にある人気河川、桂川へよく行かれるそうです。
桂川といえば、山梨県にある取り扱い販売店
フィッシングショップ オノ様が有名で、
ピュアウォーターさんは、
そこからご購入いただいた CW6 で、
過去に尺ヤマメも釣っている
とても思い出のあるルアーなのだそうです。
↑ プラグの背部にアワビを埋め込んだモデルがCW6です。
ピュアウォーターさんは、
このCW6を、先日、桂川の釣りに用いてみたところ、
予想外の大物が釣れたそうなのです!
それが、このビッグレインボーなのです。
これはすごいですね!
ずいぶん魚体も幅広ですし、
成魚放流の盛んな桂川のニジマスにしては
銀毛の具合が野生的に見える気がします。
それに、ヒレの形がとても整っているので、
成魚放流とは思えません。
おそらく、何年か野生化した個体なのではないでしょうか。
それに、このサイズを聞いて更に驚きです。
なんと、72cm もあったそうです!
湖や大規模本流でも、ここまでのサイズは
なかなか釣れるものではありません。
そんな、モンスターレインボートラウトが
桂川のような中規模河川で釣れるなんて
予想もしていない事だったと思います。
ピュアウォーターさん、おめでとうございます!
ちなみに、実はピュアウォーターさん、
それまで、普通にヤマメやイワナを狙っていたのですが、
なぜか、目立った釣果が得られなかったので、
狙いを切り替えて、レインボーに的を絞り
CW6を結んで投げた1投目の結果だったそうです。
これはすごいですね!
確かに、魚種ごとに性格が異なっていたり
攻略法が違っていたりするものですが、
それらは知識では知っていても、それを実践しようとすると
なかなか思い通りには、事が運ばないものです。
しかし、ピュアウォーターは、
その狙いを切り替えた事が
しっかりと、このような立派な結果が出せたのですから
その腕前は、容易に想像することができます。
ピュアウォーターさん、おめでとうございました!
お疲れ様でした!
この度は、ご投稿を頂き、ありがとうございました!
また次回も、何か釣れましたら釣果ご報告お待ちしております。
2021 4 9
ど~も、ビルダー代表です。
昨日の続きです
福島の影のドン、田村のKさんとの釣りも、
お昼の時間となったので、
いったん川を離れ、昼食の準備に取り掛かります。
なんと、ここでゴージャスに
焼き肉の準備をしてくれる、気前のいい田村のKさん!
しかも、お贅沢に牛肉、ときたもんだ!
ふっ、ボクちゃん、牛肉なんて何年ぶりかな?
もう、めっちゃウマかったです!
さらにさらに、ラーメンまで!
これもゴージャスに、タマゴと野菜入り!
ううう( 泣き )、外で食べる肉とラーメンは最高ッス!
これすべて、材料は田村のKさんが買ってきてくれたんザンスよ!
田村のKさん、ごちそうさまでした。
さて、腹ごしらえも済めば、
午後の部です。
午後の部では、ちょいと欲張って、サイズアップを図り、
本流上流域へ行ってみました。
先月に、何度も雨が降ったので、水量はなかなか良い感じです。
若干の濁りも出ているので、なんだか何かが起こりそうな気配?
しかし、そうウマくはいかないのが、釣りの難しいところ。
本流というステージでは、
魚の数が極端に少ない上に、ポイントも漠然としているので、
どこまで細かく攻略していいものか、
そのへんが一番難しいのです。
しかし、そこは福島の影のドン、田村のKさん!
とにかく怪しいと思った箇所へは
手当たり次第にルアーを投入します。
すると、見た目にあまり魚が居そうにない所から
突然、鋭く光る魚が、
まるで戦闘機のように田村のKさんのルアーへアタックします!
一瞬、田村のKさんが、
「 ヤマメだ! いいサイズだぞ!」
と、叫び、ランディングネットへ魚を導きます。
しかし、この魚は、ワレワレの予想もつかない、
鏡のように美しく光り輝く、
ギンギンのワイルドレインボーだったのです!
田村のKさんが、「 ヤマメだ!」と叫んだのも当然で
このレインボーは、ギンギンの鏡の内側に
かなりハッキリとパーマークが映っていたのです。
なかなかそのパーマークをカメラで捉えることが出来ませんでしたが、
それでも、薄っすらと映っているのがお分かりいただけると思います。
この辺りの河川では、ニジマスの放流は行っていないので、
河川内のニジマスの生息数は、
ほとんど幻と言っていいレベルの少なさです。
なので、ここでニジマスが釣れると
それは当然、野生化している個体ですし、
それを釣り当てるのは
まるで宝くじに当たったようで、とっても嬉しいのです。
さらに、続いてすぐにグッドサイズのヤマメも出てくれました。
これも、本流ヤマメにしてはパーマークの色が濃く
幅広の体高は、素晴らしい筋肉質で、
体側のオレンジ色が印象深い個体でした。
このヤマメが釣れたところで、ワタクシは帰る時間になってしまった。
夕方までは、もう少し時間がありますが、
ワタシは予定があるので、ここで帰らねばなりません。
田村のKさん、今日は取材に協力してくださって
ありがとうございました。
田村のKさんの驚異的な釣力を目の当たりに出来て、
改めて、その実力に恐れ入りました。
ちなみに、この日、ワタシはここで帰りましたが、
田村のKさんは、夕方まで釣りを続け、
何匹かの魚を追加した、とのことでした。
ここからは、田村のKさんが撮ってくれた画像になります。
ワタシは途中で帰った、とはいえ、足はガクガクでしたが、
田村のKさんは、その後も釣りを続けるのですから、
つくづく、彼の体力には驚かされます。
余談ですが、
田村のKさんのキライな食べ物は
茶碗蒸し、
なんですって( 笑 )
なんで?
で、田村のKさんが釣りをする上で、
常に意識していることは、
「 魚は居るはずだ 」
と思って釣りをしているのだそうです。
つまり、「 どーせ魚は釣れないだろう 」
と、諦めモードで釣りをしているのではなく、
「 ここには必ず魚は居る!」
と信じて釣りをしているのだそうです。
ワタシなんぞ、どちらかというとネガティブ思考なので
「 釣れなくて当然さ 」
なんて情けない意気込みで釣りに行くのですが、
田村のKさんは、そうではなく、
「 今日はきっと釣れる!」
と期待して釣りに行くのだそうです。
そんな調子ですから、
田村のKさんが、明日、釣りに行く、と予定をたてると、
その夜は、ワクワクして眠れないこともあるそうです。
ふ~む、それだけ、釣りに対する情熱が健在、ってことですね。
また、釣りも好きですけど
歩くことも好きなようで、
そのどちらも堪能できる渓流は、田村のKさんにとって
この上ない楽しい遊び場のようです。
そんな調子ですから、
たとえ、明日が雨だとしても、
釣りに行かないという選択は無いそうです。
なるほど、田村のKさんの驚異的な釣獲力の背景には、
心の底から
「 楽しい!」
と思えるから、なのかもしれません。
やはり、魚をたくさん釣るには、
結局、
「 楽しい!」
が、いちばん重要なのかもしれませんね。
田村のKさん、いろいろと取材に応じてくださいまして
ありがとうございました。
さぁ!
次にワタクシに同行してくださるのは誰かな?
あの夕日が目にしみる、このヒーローは、いったい誰だ?
来週へ続きます
2021 4 8
ど~も、ビルダー代表です。
そんなわけで、福島県渓流解禁初日、一発目は
福島の影のドン、田村のKさんに
釣りに同行させてもらい、その様子を取材させて頂きました。
まさに、ドンたる貫禄と体力、そして、誰もが認める、その釣力は、
今まで多くの実績を出してきました。
公式に申請はしていないものの、
おそらく、大イワナ連続最高記録であろう、
と思われるほどの実績もお持ちの方なのです。
その福島の影のドン、田村のKさんが
今、このワタクシの前で
渓流釣りを披露してくださるのです。
なんと、そこまでの実績を叩き出す田村のKさんのルアーケースは、
すべてがクリアーウッドのルアーで埋められているのです。
田村のKさん、いつもありがとうございます!
さて、それでは、実戦開始といきましょう!
前述のように、田村のKさんの渓流釣りは
その歳には考えられないほど、かなりアグレッシブです。
川歩き、渡渉、ヘズリ、高巻き、
そのどれをとっても、若者でもついていけないほどです。
また、意外にも、道具やテクニックに対しても
新しいものへのチャレンジ精神も旺盛です。
還暦を過ぎてから、渓流ベイトフィネス+PEラインは
なかなかマネできないものがありますよね。
そして、特筆すべきテクニックは、
狙いがかなり正確で、
一つ一つポイントをしらみつぶしに攻め、
ほぼ、死角、撃ちもらしが無い、ということです。
投げ入れることが難しい、倒木の下や、ボサの奥など、
かなりアキュラシー( 命中精度 )は高く、
彼の釣り上る後には、まったく竿抜けは存在しません。
仮に、魚がついていなそうなポイントでも、
少しでも「 怪しい 」と思ったら
とりあえずルアーを投げ、手当たり次第にサーチするのです。
昨今の渓流事情では、
成魚放流区間以外は、ほとんど魚の数が少なく、シビアであるため
美味しそうなポイントだけを撃つ、
または、急いで釣り上る、
といった釣りのスタイルでは、なかなか魚は出てくれません。
さらに、魚との距離、間合いも重要で、
近づきすぎては魚に気配を悟られてしまいますし、
かといって、無理にロングキャストをしてもポイントを潰してしまいます。
それら、すべての条件を、
田村のKさんは、無意識なのか、意識しているのか、
しっかりと攻略できていて、
その釣りを見ていて、清々しいとさえ感じてしまうほどです。
それが証拠に、この日は、
快調、とまでは言えないほどですが、
しかし、数少ない魚を、しっかりと拾い釣りするのでした。
ポツポツと魚は出てくれるものの、
やはり、魚の数は少ないようで、
下手な攻略では、一匹の魚さえ出てくれない、
そう感じさせる状況でした。
また、途中、興味深い出来事がありました。
とあるポイントに、なにやら魚が3~4匹ほど溜まっていて、
ルアーを追うものの、食いつくには至りません。
そこで、困った時の
「 GFR 」
つまり、アカキンにカラーチェンジしてみると、
あっさりとヒットしたのでした。
実は、ワタシも昔から、
アカキンは困った時の神頼み、というように捉えていて、
何をやっても釣れない、という時に
アカキンにチェンジした途端に釣れ出した、
という経験を多く持っています。
みなさんも、参考までに覚えておいてくださいね。
さて、田村のKさんは、
この調子でパラパラと魚を釣るのですが、
ちょいとサイズが小さいですな。
なんて思っていたら、やってくれました。
う~む、さすが、福島の影のドン、田村のKさん!
これぞ! この川育ちの野生ヤマメ!
背中はこの川の石の色と同化し、
パーマークはハッキリと出てテリトリーを守り、
尾ビレはオレンジ色に染まっています。
簡単お手軽な成魚放流もいいですけど、
やはり、渓流マンたるもの、
このような野生化したヤマメを釣ってみたいものです。
これには、田村のKさんも、とりあえず満足してくれたようです。
しかし、
「 おかしいなぁ、この川、イワナが放流されているはずなのに
ぜんぜんイワナが釣れねぇなぁ。」
と、田村のKさんが、釣り券を買った時に渡された放流マップを見ながら
しきりに首をかしげるのでした。
ほんとに、イワナの方が冷水に強いから、
ヤマメよりもイワナが先に釣れると思うのですが、
結局、この日、この川では
イワナは一匹も出てくれませんでした。
さて、時計を見れば、そろそろお昼です。
いったん川を上がって、お昼休憩にしますか。
明日へ続きます
2021 4 7
ど~も、ビルダー代表です。
さて、話を戻しまして、
こちら、福島県の渓流解禁の模様をお伝えしていきます。
ここ数年の間に、大雨洪水が頻繫に襲ったり、
巨大地震も続いたり、
災害の多い昨今、すっかり川の様子も変わってしまいました。
このため、魚の付き場もかなり変わってしまったので、
釣果を上げるには、
足で魚を探す必要が強いられてしまうのでした。
ご覧のように、これまで深い淵だった所が
完全に砂で埋まってしまっては、
どう考えても、ここには魚は付かないでしょう。
しかし、例年であれば、
解禁初日というのは、渇水に悩まされるものですが、
今年は、3月に雨が続いたおかげで、
水量は豊富で、
青々とした水が轟々と流れていました。
さらに、例年であれば、
3月は暖かくても4月になった途端、寒くなるものですが、
今年は、4月に入っても気温が高く、
まるで5月の連休のような陽気に、
川辺の草木は、華やかに花が咲き乱れていました。
こんなに条件が良く揃っていれば、
魚が釣れないはずはありません。
と、言いたいところですけど、
思い通りにいかないのが釣りの難しいところです。
そこで、今年は、
福島県を代表するお客様の面々のみなさんに釣りをしていただき、
その模様を取材させていただくことにしました。
まずは、トップバッター!
4月1日の解禁初日は、福島の影のドン、田村のKさん。
* コロナ感染予防のため、ソーシャルディスタンスを遵守し、
マスク着用、間隔を空けて釣りをしています。
御年62歳だというのに、
ワレワレ福島県の仲間内では、ズバ抜けて体力があります。
どんなに太い流れであろうとも、
まったく怯むことなくザブザブと川を横切る、その様に、
みなさん、田村のKさんの体力と度胸に
尊敬の念を抱いています。
「 僕も、年を取ったら、田村のKさんのように釣りを楽しみたい 」
と、おっしゃる方々も多く、
まさに
「 ドン( 首領 )」
たる存在が、田村のKさんなのです。
ただ、ちょっと、マスクにグラス姿が「 犯人 」なんですけど( 汗 )
それはさておき、
そのドンたる存在、田村のKさんが、
この好条件の渓流を釣り歩けば、
いったい、どのような結果が待ち受けているのでしょう?
明日は、その模様を詳しくお伝えしていきます。
2021 4 6
みなさん、こんにちは、製作部長の相方です。
福島県も解禁となり、暖かい日も多く
本格的な渓流釣りの季節がやって来ましたね。
一足早く解禁になっている県外のお客様方は
徐々に感覚を取り戻し、素晴らしい釣果を上げて
いらっしゃるようです。
今日は、神奈川県在住、エイトマンさんから
釣果ご報告を頂きましたので ご紹介いたします。
エイトマンさんといえば、
先月に続き、今シーズン2回目のご報告になりますが
今回も素晴らしい釣果ご報告を頂きました!
エイトマンさんは、いつものように、
関東屈指の有名河川 桂川での釣行を楽しまれたそうです。
この日、エイトマンさんが選んだポイントには、
ルアーマンが少なかったそうです。
Yu - TRAVELER 55 ミヤベイワナを投入。
このカラーは本当に綺麗で写真映えするので気に入っているそうです。
「 結果的には、イワナが頻繫に挨拶に来てくれて
本当に感謝感激でした!」
と、大満足の釣行となったようです。
エイトマンさんは、
ホームリバーである桂川に行かれる際は いつも、
クリアーウッド 取り扱い販売店
山梨県のフィッシングショップ オノ様に立ち寄られるそうで、
「 いつもクリアーウッドの話題で沸騰していますよ 」
と、ありがたいお言葉を頂きました。
また、わたしが自宅療養中なので、
少しでも早く元気になるようにと、
今回、桜の写真も贈ってくださいました。
本当にありがたい事です。
エイトマンさん、沢山の釣果、おめでとうございました!
お疲れ様でした!
またのご投稿をお待ちしております!
2012 4 2
ど~も、ビルダー代表です。
祝! 福島県渓流解禁!
待ちに待った、渓流解禁が、ようやくやって来ました。
今年は、例年に比べると、かなり暖かいようで、
桜の花が満開になるのは4月5日前後がほとんどなのですが、
すでに3月下旬には満開になっている場所もあるほどで、
この日、解禁日の4月1日の川の上流域でも
桜や梅、他の花々もたくさん咲き乱れていました。
しかも、数日前まで、かなりまとまった雨も降っていたので、
毎年の解禁日の超渇水に悩まされることがなく、
豊富な水量と、適度な気温により、
珍しく快適な解禁日を迎えることができました。
さぁ! この、珍しく快適な解禁日。
これが、鬼と出るか、蛇と出るか、
やってみなければ分かりません!
これから、福島県の渓流解禁日の模様を
詳しくお伝えしていきます!
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