2021 9 30
ど~も、ビルダー代表です。
そーゆーわけで、
続々と、すんばらしい秋の渓流魚の釣果報告が届いているので、
順番にご紹介していきますよ。
あ、ワタクシの個人的な理由で更新をサボった時は
スミマセン( 汗 )
んで、今日は、
福島の赤い彗星、NO・3さんから、
こちらも美しい秋ヤマメの釣果です。
この日が、NO・3さんにとっての、
今シーズン最終釣行だったようで、
最後を締めくくるに納得の、鼻曲がりのオスヤマメだったようです。
たしかに、鼻先が黒く、そして鉤状に曲がり、
背中の黒点が目立ち、全体的にも黒い印象は、
強くたくましいオスヤマメの特徴ですね。
そして、さらに、もう1匹を追加します。
こちらは、レッドバンドの赤い色が強く出ている、
これも秋を感じさせる美しい個体です。
気のせいか、ややお腹がポッコリしているようにも見えるので、
産卵前の荒食いをしたのか、
または、すでに卵を抱えていたのかもしれませんね。
NO・3さん曰く、
「 藤の花が咲けば渓流のハイシーズン。
彼岸花が真っ赤に染まる頃にはヤマメも婚姻色を身にまとい、
彼岸花が白くなり始めたらシーズン終了、
と、毎年のルーティーン通り、今年最後の釣りが終了しました。 」
ということです。
釣りのタイミングを
花の咲き具合で判断しているところも
美しいセンスですよね。
釣りとは、自然と密着しているので、
魚の釣れる、釣れないタイミングを、
草花の成長過程で目安にしたり、
風向きや雲の動き、月の動き、太陽の動き、
などで判断している部分も大きいのが特徴ですね。
ワタシも毎年、藤の花や、ねむの木の花が咲く時期は
やはり、こ躍りしたくなるような気分でウキウキしますものね。
それにしても、こんな見事な秋ヤマメを
2匹も釣って、最終日を締めくくるとは、
さすが、福島の赤い彗星、NO・3さん!!
恐れ入りました!
NO・3さん、おめでとうございました!
今シーズンもありがとうございました!
お疲れ様でした!
また来シーズンも頑張りましょうね!
2021 9 28
ど~も、ビルダー代表です。
せっかくの禁漁間際の、最終釣行のチャンスだというのに、
また、雨だの台風直撃だのと、
こりゃ、もう今シーズンは、終わりですかな・・・
しかし、考えることは、みな同じのようで
今週も、たくさんの釣果報告が届いています。
みなさん、さすが、うちのお客様は上級者揃いですから、
たいへん素晴らしい秋の渓流魚を釣られて来ています。
今日は、こちら福島県からご投稿いただきました、
死神温泉さん( ← 強烈なネームですね )
からの釣果報告をご紹介いたします。
死神温泉さん( ← なんでこのネームなの?)は、
昨年、
当工房へのご投稿された大ヤマメの中では、最高記録であろう
と思われる、たいへん素晴らしい釣果をあげられました。
そして、今年も、やはり、印象に残る秋の渓流魚を釣られました。
まずは、野性味たっぷりの尺イワナからです。
極端に細長い魚体は、
かなり小規模な渓流を生き抜くために鍛えられた事を物語っています。
そして、顔の周囲もキズだらけで、
厳しい環境の中を、かなり長く生きてきた証です。
さらに、お次もイワナの釣果です。
このイワナは、尺ではなかったものの、
黒く、そして黄金色に染まる個体は、
なかなか滅多に出会えるものではありません。
それは、過酷な環境で育ったため、異常に警戒心が強くなり、
周囲の岩の色と同化させるためです。
警戒心が強い、ということは、
そのポイントへのアプローチに、かなりの技術を要します。
もともと、渓流釣りとは、
このアプローチ、いわゆるストーキングが一番難しい技術で、
川歩きの仕方によって、イワナの釣果に差が出るものでした。
最近では、そのほとんどが、成魚放流に頼っているため、
このようなストーキングは必要ないものになっていますが、
本当の野生魚を求める方々は、
これの方法如何によって、このようなイワナが釣れる、釣れない、
に別れるのです。
そして、最後に、死神温泉さんの今シーズンの有終の美を飾る、
秋ヤマメの釣果です。
これぞ秋ヤマメ!!!
と、言わんばかりの、文句の付け所が無い、立派な秋ヤマメです!
こんなの、昨今の渓流事情の中で、ほとんどお目にかかれない、
渓流釣り師垂涎のターゲットですよね!
もはや、この魚体への説明は、する必要はありませんが、
全国的に不漁ぎみだった今シーズンでは、
こんな立派な秋ヤマメを引きずり出せるのは
死神温泉さんのような、相当な腕の持ち主しかいませんね。
ところが、そんな死神温泉さん。
今シーズンは、腰痛に悩まされ、3ヶ月以上渓流を歩くのも辛かったり
落水事故に遭ったり、道具の破損に悩まされたり、
いろいろな災難に見舞われたそうですが、
「 クリアーウッドさんのルアーに救われました 」
と、おっしゃってくださり、
お気に入りの u - MASTER 45S や
u - MOUNTAIN STREAM 4S で、
これら立派な秋の渓流魚を釣る事が出来て、
死神温泉さんも、なかなかのご満悦なご様子でした。
しかし、最後の秋ヤマメは、
どう頑張って測っても、29cm だったようで、
まさに、泣尺だったようです。
いえいえ、ここは、サイズなんか関係ありませんよ!
渓流では、センチメートルよりも、
どんな生き方をして来た個体なのか、どんな模様なのか、
そして、そこに、どんなドラマが詰まっていたのか、
そこが重要な部分なのです。
ですから、たとえ尺には達していないとしても、
この秋ヤマメには、見てすぐに、
かなり厳しい自然条件下を生き抜いてきた猛者であることが分かる、
そこが、とても重要な部分なのです。
それら、素晴らしい秋の渓流魚を釣って来られる
死神温泉さんには、
このワタクシも、すっかり脱帽です。
死神温泉さん、おめでとうございました!
そして、今シーズンもご投稿ありがとうございました!
お疲れ様でした!
また来シーズンもよろしくお願いします。
2021 9 24
ど~も、ビルダー代表です。
ついでに、釣れない時こそ頼りになる人といえば、
福島の影のドン、田村のKさん
も、その一人ですが、
今シーズンは、さすがの田村のKさんも、
あまりの釣れなさに
「 もう疲労困憊だぁ! 」
と、グチが出たほど、厳しいシーズンでありました。
どうせ、どこを釣り歩いても釣れないのであれば、
ここはひとつ、大きな賭けに出よう、と、決断し、
福島県会津地方の只見川源流へ
アタックして来たのだそうです。
只見川とは、
日本でも有数の、圧倒的な水量が特徴で、
その中流域には、日本最大級のリザーバー
「 銀山湖( 奥只見ダム )」
が、あることでも有名です。
また、大昔から、巨大なイワナが生息することでも有名で、
日本最大級の80cm の大イワナが捕獲されたり、
また、それにまつわる昔話や伝説も数多く存在しています。
そんな只見川源流域は、
この季節になると、産卵のために遡上する大イワナや大ヤマメが、
その滝壷などに滞留するため、
大勢の釣り人が押し寄せることでも有名なのです。
ですから、ここでも
「 釣れない症候群 」
が発生してしまうのですが、
まぁ、釣れなくても、ロマンはある、ってことで、
田村のKさんは、ここへアタックして来たのです。
目が飛び出るような大物こそ釣れませんでしたが、
それなりのサイズのイワナが数匹、釣れてくれたことで、
幾分かは気晴らしになったようです。
ここで、ワタシが、田村のKさんのお話を聞いていて、
少々驚いたことは、
その源流域には、県外からの釣り人が非常に多い、ということです。
そこへは、山道を何時間も歩いたり、
急な斜面を何時間も登り続けたり、
ちょっと気軽に出かけよう、というような場所ではないため、
かなりの体力と気構え、覚悟が必要になる場所なのです。
そういう場所では、山に暮らす地方の人間よりも、
都会の人間の方が機敏に行動できるものなのだなぁ、
と、つくづく考えさせられてしまいました。
田村のKさんが、そこから下山する際に、
これから滝壺を目指そうと山を登る県外の方々を見て、
彼も、それを強く感じたのだそうです。
う~む、ワレワレ地方の人間も、
負けていられませんな!
よし!
明日からワタシも足腰を鍛えるために、
ジョギングでもするかな!
いやしかし、田村のKさん、本当にお疲れ様でしたね!
ご投稿ありがとうございました!
残り少ないシーズンも、
行けるようであれば、頑張って来てくださいね。
2021 9 23
ど~も、ビルダー代表です。
と、まぁ、
気候のせいか、時季的なもののせいか、
あるいは、昨今の釣りブームによる場荒れか、
どこもかしこも、どなたに聞いても
「 釣れない 」
の、オンパレードです。
う~ん、困ったなぁ。
しかし、そんな時こそ、頼りになるのが
福島の赤い彗星、NO・3さんです!
こんなに釣れない、釣れない、っていう状況の中、
しっかりとグッドサイズの渓流魚を釣って来れるのは、
福島の赤い彗星、NO・3さんしかいませんな!
イワナは、これを重点的に放流する機会は少ないような気がします。
そのため、これの放流履歴の見当たらない場合は、
ほぼ、野生化した個体が自然繫殖したもの、と考えられます。
NO・3さんが、よく行かれる河川は、
もちろん、そのような履歴は見当たらないので
このように、野生育ちのワイルドなイワナを求めることが出来るのです。
ヤマメにしても、それは同じで、
稚魚放流からの、何年か川で育ち、鍛えられた、
屈強なヤマメが多いのが特徴です。
それら、何年か川で鍛えられたヤマメは、
大胆な移動距離をとることも多く、
神出鬼没な性格が大部分を占めることも特徴です。
そんな神出鬼没な渓流魚を、
その行動パターンの全てを把握していることが
福島の赤い彗星、NO・3さんの強力な武器なのです。
それというのは、
以前、釣り雑誌「 鱒の森 」や「 リバー 」などに
NO・3さんが取材されたり、
自らが執筆された内容にも記されていたように、
彼が、少年時代に、
まさに渓流を遊び場にしていたことに由来しているようです。
そのため、NO・3さんが大人になった今でも
彼の遊び場は、あの時と同じで、
そこに生息する魚達の行動は、手に取るように分かるのだそうです。
多くの場合、
大人になると、新しい遊びや、もっと魅力的な事柄に出会うため、
少年の頃の遊びが継続することは少ないと思うのですが、
NO・3さんの場合は、
「 永遠の少年 ハックルベリーフィン 」
なのかもしれませんね。
そんなの知らない、という方は
ネットで検索してください。
ちなみに、このネタは、90年代後半の
コータックの広告にも使われたほど
多くのルアーマンに衝撃を与えた、素晴らしい広告でした。
話を戻して、
そういうわけで、
釣れない、釣れない、と、グチっていても、
実は、魚は、
川を元気に泳ぎ回っているものなのかもしれませんよ。
その魚を釣る事が出来るのは、
少年の心を持った大人だけなのかもしれませんね。
というわけで、
NO・3さん、いつもご投稿ありがとうございます!
お疲れ様でした!
2021 9 21
ど~も、ビルダー代表です。
さて今日は、
岐阜県在住、クリアーウッド公認サポーター NO.7
ビッグフラッシャーさんから、
「 釣行記 」が届きましたので、ご紹介いたします。
今回も、ビッグフラッシャーさん直筆の釣行記です。
釣り人の心理がうまく表現されていますので、
どうぞ、お楽しみください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日も先日アマゴの釣果があった渓流に行きましたので、報告します。
9月8日の釣行時とはうってかわって
9月10日の渓流は天気に恵まれ、
日差しは夏のように突き刺すような太陽の下、
秋を思わせるような雲が流れ風が吹き抜ける渓流でした!
入渓ポイントはなだらかなスロープになっているので、
安心安全に入ることができますが、
釣り上がって行くと何度も川を渡るので、
渡る時には流れに逆らわずゆっくり渡っていきます。
その時にも上流域のポイントを見ては
「どう攻めようか?」「どのカラーのルアーが有効かな?」
などと考えながら、渓流の時間を愉しみます!
しかし、今回の釣行は
最初から少し嫌な予感をさせるような出来事から始まりました。
キャストミスで何度かグリーンバックパーマークを
草むらに引っ掛けたり根掛かりさせたりしているので、
ナイロンラインにキズが付いていると思って、
1メートルほど切りスナップを再接続して、再スタートしました。
釣り上がっていき、キャストしようと振りかぶった時に
後ろから何かが落ちる音が聞こえたので振り返ってみると、
さっきキチンと結んだはずのスナップの付け根から切れていて
ビックリしましたが、その音がした辺りは草が生い茂るところだったので、
探すのに難航しましたが見つけ出して念入りに再々接続して
再々スタートしました。
カーディナル33というオールドリールのサガなのか?
糸ヨレが良くできるので、
知らない間にスプールのどこかにピョン吉ができていることに気がつき、
他メーカーの重いルアーを下流に向かいキャストして、
糸ヨレを解消させようとしましたが、
複雑に絡みほどけなかったので切断し簡単な電車結びをして、
気を取り直して再々々スタート!
イライラが募り始めていた自分は、
上流に歩きながら既製品のルアーをボックスから適当に選び取り、
スナップに取り付けキャストしても、
やはり魚からの反応が何も無かったので、
またマウンテンストリームに変えて
一投目でルアーにアクションを付けようとしてロッドを煽った時に、
それまでルアーを繋いでいたラインがフワリと宙に舞い上がったかと思うと、手前の太い流れの中に引き込まれて消えていってしまいました。
ナイロン製のラインを使っているので、色が付いていれば、
それなりに探せたと思うのですが、
無着色のラインだったので探し出せずロストさせてしまいました。
自分の中で「 慢心 」があったのでしょう…
しばらく後悔の念に苛まされました。
帰路に着く車の中でも、
もう少しラインをキチンと結んでおけば良かった…
ラインをもう少し見やすい色のものを使っておけば良かった…
などと、頭の中をぐるぐるとしていましたが、
気持ちを切り替えていかねばならぬ!
と、キッパリと諦めて、
またその翌々日に釣行に行ったものの10m ほど先の水中に
20cm はゆうに越えるイワナのような大きな魚影が見えたので、
目を凝らして物陰に隠れるようにルアーをキャストしても
全く反応しないので、もう一度良く見ると悠然と泳ぐニゴイでした。
しかし、久しぶりに魚影を見てポテンシャルが維持できたので、
車で5分ほど上流に移動すると鏡のような水面下に
無数の魚影が見えているので、ルアーのカラーに拘らずキャストをすると、
ルアーの着水音だけでも魚が散りチェイスもないので
上流へ足を運んで見ると、落差が小さいながらも流れ込みの中に
石が点在しているようなポイントで
15cmほどのアマゴと思われる魚影が見られたものの、
興味本意でチェイスしているだけでルアーとの距離が一向に縮まらない、
もどかしい展開になってしまいました。
相手がアマゴなので、2回チェイス有れば良い方だと思っていましたが、
やはり2回目のチェイスはなく敢えなく撃沈となりました。
13日にも渓流に行き、普段入らない谷に行きましたが…
もう特筆することが無いくらい、魚影も無い、ゴミも多い、
人の足跡も多く有りやる気を削がれるような釣行になってしまいました。
15日には国土地理院地図で見つけた谷に行きました。
入渓から退渓まで分かりやすいだけに、
魚影も薄く1km歩いてチェイスしたのは、黒い影が1匹だけ…
しかも、2個の砂防堰堤の間に入った時には、
エサ釣りの方が残して行った仕掛けのパッケージと、
タバコの吸い殻が無惨にも残されており、
同じ釣り人として恥ずかしいと思い、
見つけられる範囲で拾って来ましたが、
パールヤマメカラーのマウンテンストリームもロストさせたことで、
よりテンションが下がってしまいました。
でも、まだマウンテンストリームだけでも6個あるので、
シーズンが終わるまでにもっとカッコイイ魚が釣れるよう、
谷歩きを楽しみたいと思います!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ビッグフラッシャーさん、ありがとうございました。
今回は、残念ながら、釣果には恵まれなかったようですが、
大自然を肌で感じながら渓流釣りに専念されたご様子も伺えます。
そして、釣り人なら、
誰もが経験したことがあるような状況と感情の揺れ動きが、
とても繊細に表現されている釣行記でした。
ルアーのロスト、
これは、みなさんも経験していることでしょう。
あの時、もっと確認しておけばよかった、もっと注意を払うべきだった、
ああすればよかった、こうしておけばよかった、
などなど、その後悔や落胆といったら
半端なものではありませんよね。
特に、キャストしたら、ルアーだけが飛んで行ってしまったなど、
連結が甘かったなどの理由によるロストは、
悔やんでも悔やみきれないですね。
そこで、余談ですが、
ワタシが実践している、
オススメの連結方法を紹介したいと思います。
ワタシは、基本的に、スプリットリングに、
ユニノットで連結しています。
スプリットリングやスナップスイベルへの
ユニノット、クリンチノット、
などは、みなさんも多用されていると思います。
これは、一般的に、みなさんが連結されている方法ですが、
昨今の渓流事情では、たいへんシビアな状況になっているので、
ルアーの泳ぎを、より繊細に演出させる事も求められます。
そのため、ワタシ個人的に、
渓流での、ほとんどの場合に多用している
「 ループノット( フリーノット )」
の結び方をご紹介いたします。
これは、ルアーの泳ぎが一番良くなる方法である反面、
ルアーを交換する際は、
ラインを切らなくてはいけません。
しかし、ルアーの交換ごとにラインを結び直すので、
常に、結節強度を保てるメリットがあります。
たいへん簡単に結べるので、
参考にされる方は、ぜひ、お試しになってみてください。
→ → →
→ → → →
→ → → →
→ → → →
↑ フリーノットの完成
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
↑ 一般的な、スナップスイベルやスプリットリングへの
ユニノット、クリンチノット。
まぁ、みなさんはベテランの方々でしょうから、
各々のスタイルがあるかと思いますが、
興味のある方は、参考にしてみてください。
ということで、
釣り人の心理がうまく表現されていて、
臨場感あふれる釣行記でしたね。
ビッグフラッシャーさん、ありがとうございました!
本当に、お疲れ様でした!
2021 9 17
ど~も、ビルダー代表です。
続きまして、昨日の伝説の先輩様と仲の良い釣り友、
福島の幹事長、○泉さんからも
釣果報告が届きましたのでご紹介いたします。
いつものように、
○泉さん直筆のご報告をお楽しみください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こんにちは、
入渓から魚の影も余り走らず
いや~な?予感。
でも気持ちは負けまいと
「 釣るぞ! 」
オーラを醸し出し、川岸をガサガサ
川をジャブジャブ遡行しては
一投、一投への期待と現実にギャップを生じる。
この時期の河原に咲くトリカブトやハナウドの花を眺めつつ
忍耐、辛抱の二字熟語の展開で
遠投しては狙ったポイントと距離をとり
気配を消しつつアプローチして行くと
「 まだまだ夏は終わってないぜ 」
と言わんばかりのヤマメが uk5 を咥えましたよ!
オイラとしては安堵と喜びの一匹。
その後もアプローチとしてのディスタンスをとりつつ影は走るが
2匹目には出逢えなかったもののシビアな中で嬉しい一匹となった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○泉さん、ありがとうございました。
いやぁ~、○泉さんの口から
「 忍耐、辛抱 」のお言葉が出るとは
これは、想像以上のシビアさだったことが伺えます。
しかし、このワタシ自身、
先日、お客様と一緒に、同じ地域の川を釣り歩いたのですが、
そのあまりの釣れなさに、お客様共々、心が折れたほどでした。
その背景には、
かなり長く雨が続いた影響で水温が下がり過ぎたのか?
または、昨今のアウトドアブームにより、
県外から多くの釣り人が押し寄せ、
魚の数自体が減ってしまったからか?
正確には分かりませんが、
いづれにしても、例年にないほどの絶不調である、
と、ワタシも実感しています。
そんな中、さすが福島の幹事長、○泉さん!
1匹だけでも魚の顔が拝めたのですから、
今回は、これでも良し! としましょう!
しかし、渓流釣りは、魚を釣る事だけが目的ではありません。
○泉さんのように、
自然を愛でる楽しみ方や、川歩きや山歩きの冒険心、
そして何より、それらを美しく写真に収める喜びがあります。
みなさんも、今シーズンに悔いのないよう、
たとえ魚が釣れなくても、
せっかく、山と川を歩くのですから、
存分に楽しんできましょう。
○泉さん、ありがとうございました!
お疲れ様でした!
2021 9 16
ど~も、ビルダー代表です。
昨日の続きです
福島県在住、伝説の先輩様による
「 2021年 シーズンの振り返り 第2弾 」
をご紹介します。
今回は更に遡って5月初旬の釣果のようです。
これは、
〇泉さんと1年半ぶりの再会釣行で、
伝説の先輩様が
「 安定感抜群 」
とおっしゃる、 u k 5 で釣れた戻り系ヤマメだそうです。
伝説の先輩様の写真を撮ってくれた〇泉さんも
直後に同サイズを u k 5で釣られ、
〇泉さんには、この他に2本続けて釣れたようです。
伝説の先輩様は、
「 まさに神ミノー。
奇跡のツーショット写真はこうして撮れました。」
と、おっしゃってくださいました。
神ミノー、は言い過ぎですね( 笑 )
神の道具も、使う人によって、良くも悪くもなります。
結局は、やはり、求められるものは、
釣り人側の技術力なんですよね。
伝説の先輩様は、
「 9月に入った途端に秋雨と低温で10月並みの気候が続いていますね。
残りのシーズンもクリアーウッドミノーと共に楽しみたいと思います。」
と、シーズン終盤への意気込みを語ってくださいました。
みなさんも、まだあと半月残っていますので、
安全第一で、存分に釣りを楽しんでくださいね!
伝説の先輩様、ありがとうございました!
2021 9 15
ど~も、ビルダー代表です。
じゃ、今日は、
福島県在住、伝説の先輩様からのご報告です。
伝説の先輩様は、当クリアーウッドのホームページを
毎日ご覧になってくださっており、
今シーズンは、釣果報告のご紹介が少ないと感じておられたようです。
それというのは、
今年の夏は大雨がかなり長引いたり、外出の自粛が求められたり、
みなさんのお楽しみを阻害する要因が多かった事が挙げられます。
ですから、お客様によっては、
今シーズンは、ほとんど釣りに行っていない、
という方々も少なくありません。
そこで、ありがたいことに、
伝説の先輩様が、
シーズンオフにと、取っておかれたという釣果を、
急遽、編集してくださり、
「 2021年 シーズンの振り返り 」
という題名でご投稿してくださったのです!
その1、その2、と、ありますので、
まずは、その1からご紹介いたします。
今回は6月下旬の写真になるそうです。
これは、ROOTS u k 5 で釣れたヤマメで、
瀬でのアップクロスでヒットしたそうです!
ROOTS u k 5 は、
根本養魚場のN社長が考えてくれたカラーで、
今現在でも、多くの方々に人気がありますね。
さて、お次は、
u - M S 4 S で釣れたヤマメはダウンクロスでした。
u - M S 4 S は、小さくて軽いので、扱いがとても難しいですが、
4cm 台のボディは、
狭小な渓流にも、とてもマッチするようですね。
そんな、u - M S 4 S で釣れた尺上イワナは
アップで泡の下からガツンときたそうです!
そして、嬉しいことに、
伝説の先輩様は、
「 結局のところ「 クリアーウッドミノー 」は万能だという事です! 」
と、おっしゃってくださいました。
お褒めの言葉、ありがとうございます。
クリアーウッドのルアーが万能かどうか、
は、人それぞれ、ご意見があると思いますが、
しかし、クリアーウッドのルアーを使い慣らした方は、
一日中、これで釣り通すようです。
ミディアムダイバーのシャッドプラグ、とはいえ、
ロッドティップの高低で潜行深度を自在に操れることから、
伝説の先輩様のように、
汎用性の高いルアーとしてお使いになる方もいらっしゃるようです。
これには、かなりの熟練した技術が必要とされるため、
初心者の方々には、ちょっと難しいかもしれません。
でも、一歩先ゆく辛口のアングラーを目指して、
伝説の先輩様のように、
一日中、クリアーウッドのルアーだけで釣り通してみます?
ということで、明日、
伝説の先輩様による、第2弾をお楽しみください。
2021 9 14
ど~も、ビルダー代表です。
今週も、みなさんから寄せられました釣果報告から
ご紹介していきたいと思います。
まずは、岐阜県在住、クリアーウッド公認サポーター NO . 7
ビッグフラッシャーさんからの
釣果報告をご紹介いたします。
ビッグフラッシャーさんの書かれます文章は
釣り人の心理をうまく表現されていて、
読んでいて、とても興奮する内容に仕上げられています。
ぜひ、ごゆっくりご堪能下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつも足繁く通っている流域には、車に乗って1時間程度で到着します。
その道中も、その日に入る谷をどんな風に攻略しようか考えながら、
お気に入りのCDをかけ音楽を聴きながら鼻歌混じりで、車を走らせます!
自分は他の釣り人に比べると、
入渓する時間も遅ければ、退渓する時間も早い短時間勝負
( 実質釣行時間2~3時間 ) の釣りをしています。
現地に到着すると、蝉の鳴き声もいつもと違い、
昼間からスズムシなど秋の虫の声が聞こえる中で着替え渓流に入り
最初に結ぶのはスナップですが…
ルアーはどのカラーも実績の高いので迷いながらも、
ギンクロカラーを選びました。
ちなみに前日までに巻いた新しいシングルフックがあるので、
今回の釣行はそのフックを装着させた u - MS 5 s です!
と言うのも、クリアーウッドさんのインフォメーションにて8月31日の
「伝説の先輩様」の投稿に触発されまして、
一枚目の写真のカッコイイヤマメが写っている傍らに、
同じくヤマメカラーのマウンテンストリームがあり、
そのシングルフックに興味を持った自分は
写真に写ったシングルフックがどんな針なのか、
色々と調べ購入し糸を巻いてみましたが、
実戦では初めてなのでフッキング率などが知れたら…
という実験のようなところもあります。
( フッキング率と書いていますが、それほど多く釣った試しがないので、
差が分かりません。悪しからず )
まずは何としても一匹釣っておかなければ気が気ではないので、
あまり実績の無い谷ですが
釣友からオススメされたので入ってみることにしました。
慎重にキャストをして適当な流れの中から誘い出すように、
ロッドを動かしていきますが、魚からは何の反応も得られないまま、
少しずつ気が焦り始め左手首に付けた腕時計で時刻を確認して、
1時間も経過していたのに釣り上がって行っても反応が全く無かったので、
見切りを付けて近くの本流へ行くと先行者も居なかったので、
入ってみることにしました。
あとはクリアーウッドさんのルアーが持つ、
魚を惹きつける強力な引力と偉大な魔力を信じ、
心を落ち着かせ的確なポイントに
マウンテンストリーム 5 s のグリーンバックパーマークと
ウグイカラーを繰り返しキャストしていきます。
その時も石や岩に身を潜めたり、
草や木に化けたりして人間だと魚に悟られないよう最善の注意を払い
キャストを繰り返していきます。
曇り空で時折、霧雨が降るものの湿度はそれほど気にならず、
長袖のシャツを着ているのに少し風が吹くだけでも肌寒い中で、
次々に現れるポイントを見ては状況判断をし、
最初にどのカラーのルアーを結ぼうか悩みながら空模様と時間に追われつつ、
先のポイントで使ったルアーが結んであるので、
そのまま使うこともしばしばありますが…
しかし、新しいポイントでは反応を得たいので、
少し派手目なレッドバックパーマークをスナップに付けて
対岸に石垣があり岩が少しはみ出ているところへキャストをすると、
その時まで見えなかった魚が
川底から勢いよくルアー目掛けてチェイスする姿を捉えた刹那、
大きな口を開け襲い掛かったかと思うと水中で魚が身を翻し、
魚体が鈍い光を放ちリールを巻く手もビックリし
もつれながら魚の動きを見ながらロッドを操作して、無事にランディングネットに入れることができました。
秋色をまとった美人なアマゴで先々週に釣ったアマゴより少し大きいせいか、朱点が多く散りばめられ、いぶし銀に輝く魚体が美しい魚でした。
写真を撮っている時に雨足が強くなってきたので、早々に撮影会を切り上げて優しくアマゴをランディングネットから出すと一目散にもといた流れの中に消えていきました。
アマゴをリリースしてから雨が小降りになったので、
欲を出してもう少し上流に行きましたが、
魚からの反応は全く無く雨が強くなってきたので、
終了となりました。
毎回釣行する時間が短い中、その時間内に釣果を出せるように、
日々精進していますが、
クリアーウッドさんの mountain stream 5 s などの素晴らしいルアーに出逢ってからは、
そこまで時間に追われるような釣りではなく、
その日の釣りに余裕を与えてくれるような存在で、
正直なところクリアーウッドさんのルアーを大切に想う余り
既製品のルアーのように横着な使い方が出来ないので、
慎重なキャストになります。
u - シリーズをポイントに送り込み、
綺麗な渓魚がルアーをくわえランディングネットに入るまでの短い時間が長く感じられ、
楽しませてもらえるので、
毎回の釣行する時にドキドキを思い出させてくれるルアーメーカーさんなので、
これからずっと使い続けていきます!
これからもずっと応援させて頂きます!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・