2023 7 25
ど~も、ビルダー代表です。
いやぁ、暑いですね!
聞くところによると、
地方によっては、連日35℃ を超える猛暑日のようで、
また今週も、とんでもなく暑くなるのだとか・・・
製作部長の相方殿は、特に暑いのは苦手なようで、
エアコンの下で、ぐったりしてる毎日のようです。
( ↑ ずっと寝てるわけではないですが )
こんなに暑くては、さすがに景気の良い話は、ほとんど聞きません。
なので、「 暑い 」にかけて、
「 厚い 」の話を、ひとつ。
クリアーウッドのルアーの塗膜は、
みなさんも、よくご存じの、硝化綿ラッカー、
つまり、一般的にいう「 セルロースセメント 」です。
この材質は、非常に堅固で、粘りもあり、
硬いものにぶつけても、割れにくい性質を持っています。
割れにくい、というだけで、
「 割れない 」というわけではないです。
ま、おそらく、一応、現時点で、
渓流用のプラグを作るうえで、いちばん理想的なんじゃないかな?
ところが、これが、なかなか難しいもので、
耐久性を求めようとして、塗膜を厚くすると、
泳ぎは、著しく悪くなります。
逆に、泳ぎの質を優先して、塗膜を薄くすると、
著しく耐久性が失われてしまいます。
そのへんのサジ加減が難しいところですね。
クリアーウッドの初期の作品は、
泳ぎを優先するあまり、著しく耐久性が劣る性格のプラグでした。
しかし、そこへ、製作部長の相方殿のご意見で、
「 もう少し耐久性にも気を使うべきよ 」
との事だったので、
2013年頃から、ニトロセルロースの含有量を多くして、
耐久性を大幅に向上させたのでした。
「 やっぱり耐久性も必要よね ♡ 」
と、エアコンの下で、涼しい顔をして
偉そうなことをブッこいている製作部長の相方殿。
しかして、その涼しい顔の裏側には、
さらなる耐久性の向上も目論んでいるらしいです。
2023 7 21
ど~も、ビルダー代表です。
今日は、
先日、ご紹介しました、
福島県在住、伝説の先輩様
と、
福島の幹事長、○泉さん
によ同行釣行の続き、第二章ですぞ!
伝説の先輩による釣行記もありますので、
お楽しみください。
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幸先よく始まったのでしたが、その後はノープラン釣行。
何せ私も一か月ぶりだし、昨今のゲリラ豪雨で川の状態も分からず、
いつもより水量が多いことから、大場所や小滝を中心に探ることに。
途中、木漏れ日シャワーを浴びる○泉さんを激写するも魚はお留守でした。
そんな時、二人で釣りをしているとヒットパターンが意外に早く分かる。
「今日は瀬肩だね」と意見が合う。
何度も何度も追ってきて、ちょんと食う感じ。
お互いスローテーパーなロッドなので、タイミングがずれるとポロリを連発。
それでも良型はしっかり食いつき写真撮影できた。
○泉さんはミノーの食いつき方によって、ネット無しで撮ることもあれば、
貴婦人を撮るかのようにネットに横たわらせる。
その写真をメールで頂くと、
なるほどこういう絵になるのかと勉強になります。
後半もダブルヒットが2回あったり、尺クラスの追いを見たりと、
楽しい時間はあっという間に過ぎて、予定より時間に退渓となりました。
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伝説の先輩様、○泉さん、ありがとうございました。
今回の同行釣行では、
伝説の先輩様が、○泉さんを激写し、
それに応えるかのように釣果を上げる、○泉さん。
そして、息の合ったお二人は、
スローテーパーなロッドを手に、
繊細で優雅な、本来の渓流釣りのスタイルを駆使し
ダブルヒットという、最高に嬉しい瞬間を
存分に楽しまれたようですね。
単独での釣りも良いものですが、
気の合う仲間との釣行でしか味わえない
嬉しさや、楽しさもありますよね。
なんとも羨ましい限りですな。
伝説の先輩様、○泉さん、
グッドサイズの釣果、おめでとうございました!
お二方とも、お疲れ様でした!
2023 7 19
ど~も、ビルダー代表です。
毎日、こう暑くては、
釣りに行きたくても断念するほどですが、
釣りに対する情熱が溢れている
このお二方は、念願の同行釣行を実現させたそうですぞ!
福島県在住、伝説の先輩様
から、
福島の幹事長、○泉さん
との同行釣行のご報告が届いていますので、
ご紹介しましょう!
伝説の先輩様と○泉さんは、
以前から、釣行をお約束していたそうですが、
悪天候で2度延期となり、三度目の正直で、
ようやく念願の、今期初釣行が叶ったそうです。
今日は、
伝説の先輩様による釣行記
第 一 章
伝説の先輩様の楽しみ編
を、ご紹介しましょう!
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この日は朝一のポイントでちょっとした楽しみな事やってみました。
それは橋の上から○泉さんを激写すること。
運が良ければヒットシーンが撮れるし、
奇跡が起こればヤマセミだって撮れるかも。
事前に川に下りるルートとミノーを通すレーンを橋の上からチェック。
朝日が土手に咲くアジサイを照らし、
自分も影が川面に写らないようスタンバイ。
キャストを始めたので1、2枚試し撮る。
そしてクリアーウッドの動きも確認する。
と、その直後に水しぶきが上がり、バンブーロッドが大きく曲がる。
ランディングの瞬間、遠くでヤマセミの鳴き声がする。
え、まさか・・・。
奇跡はそう簡単には起きなかった。
それでも無事にランディングに成功した○泉さんの笑顔が撮れて大満足。
今日はもっといいことあるかもと期待されせるスタートになりました。
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伝説の先輩様、ありがとうございました。
待ちに待った、同行釣行ということで、
お二方とも、とても嬉しかったのではないかと思います。
そんな伝説の先輩様の、この日の楽しみの一つは、
「 ○泉さんを激写すること 」
というのも納得できますね。
そんな伝説の先輩様の期待に応えようと、
○泉さんも奮闘し、
見事にヤマメをキャッチに導き、
「 やったぜ! 」と言わんばかりに
満面の笑みで振り返っていますね。
もう、これだけで
伝説の先輩様と、○泉さんの
仲の良さと、信頼関係が伺えますね。
気の合う仲間と一緒に釣りをするのは、
本当に、楽しいでしょうね!
そんな、伝説の先輩様と○泉さんの釣行のご様子は、
まだまだ続きますぞ!
みなさん、お楽しみに!
2023 7 14
ど~も、ビルダー代表です。
部長さんのお話は、面白かったですか?
若い方々や、ルアーにあまり興味のない方々には、
ちょっと難しい話だったかもしれませんが、
ワタシは、ずっと聞いていて、とても感銘を受けましたよ。
さて、今日は、
そんな、最近の渓流ルアーフィッシングには難しすぎる、
u - FEELINGUS での釣果報告をご紹介しましょう!
福島の影のドン、田村のKさん
から、こんなに猛暑続きでも、メゲずに本流釣行のご投稿です。
これは、u - 6F での釣果のようです。
クリアーウッドのフローティングシャッドプラグは、
激流や荒瀬、ガンガン瀬でなければ、
緩い流れの中でお使いになると、
とても面白い性格を発揮します。
しかし、やはり、所詮はフローティングですから、
昨今のベイトタックルでは、投げづらい場面もあるかもしれません。
それだけに、操り甲斐があるルアーかもしれませんけどね。
こちらは、u - MS 6SS ですね。
見た目、かなり大きく見えてしまうプラグですが、
意外と、中 ~ 小型の渓流魚も遠慮なくアタックしてきます。
でも、まぁ、尺モノ狙いに的を絞って遊ばれる時には、
まさに、このプラグの出番と言えるでしょう。
この日の田村のKさんは、
いつもは、たくさん釣れる本流へ行かれたようですが、
この連日の猛暑の影響なのか、
魚は、なかなか口を使ってくれなかったそうです。
しかし、なかなか良いサイズのヤマメが2匹も釣れるのですから、
ここは、これでよし! と、することにしましょう。
田村のKさん、いつもご投稿、ありがとうございました!
お疲れ様でした!
2023 7 11
ど~も、ビルダー代表です。
予想外な猛暑に、地方によっては豪雨に悩まされ、
釣りに行くことが困難なみなさんのために、
うちの製作部長の相方殿が、
酔っ払って( ノンアルコールだけど )、
久々に、クリアーウッドのルアーのウンチクを語ってくれましたよ。
けっこう面白い話なので、みなさん、聞いてみてくだされ。
ここからは、製作部長の相方殿が語る話です
↓
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みなさん、いつもクリアーウッド製品のご愛用、ありがとうございます。
みなさんが楽しまれているクリアーウッドのプラグは、
ご存知のとおり、
シャッドプラグという種類に分類されますが、
渓流用のプラグの形状としては、異例の形になっていると思います。
下の画像の、外国製に代表するシャッドプラグと比べると、
その特異さは一目瞭然だと思います。
↑ 代表的な外国製のシャッドプラグたち
以前から、クリアーウッドのプラグは、どうしてこんな形なのか?
というご質問がありましたが、
その理由には、
下の画像のような、
1900年代に存在していた、奇抜な形のルアーが多かったことに
とても影響を受けたからです。
これらのルアーの中には、リアルなものもありましたが、
ほとんどは、冗談で作ったとしか思えないような、奇抜な形状のルアーで、
「 こんなルアーで釣れたら、楽しいだろうなぁ 」
と、思わせるような要素の強いものが多かったのです。
わたしたちが若い頃は、こんなルアーばかりで、
釣果に重点を置くものではなく、
釣れるまでのプロセスを楽しむような、趣向性の強いものでした。
そんな時代の、渓流ルアーフィッシングは、
まだまだマイナーな存在で、
ほんのごく一部の方々が、スプーンやスピナーで遊ぶ程度でした。
ところが、1990年代に入ると、
その渓流ルアーフィッシングに、ミノーイングが導入され始めます。
その頃の、渓流用のミノープラグには、
「 繊細さ 」が要求され、
そのプラグには、バルサという、非常に軽い木材を使用した、
そして、完成重量も非常に軽い、
フローティングタイプが主流だったのです。
非常に軽い重量のバルサミノーなので、
本当に繊細なテクニックが要求され、
それらを扱うロッドには、
これまた、現在では考えられないほどの繊細な設定でした。
上の画像の、一番上の SSSー60 というモデルには
「 1-2ポンド 」
と、ラインのスペックが表示されていますが、
この当時、
「 1ポンド 」
という規格のラインは、売ってなかった、
そもそも作ってなかったのです。
しかも、ルアーウエイトも、「 0.8g~ 」ですから、
信じられないような軽量ミノーが存在していたのですね。
当然、わたしたちは、当時の渓流ルアーフィッシングにおいて、
ミノープラグを使う場面では、
このロッドのシリーズに、お世話になったことは、
言うまでもありません。
また、同じ時代、トラウトルアーフィッシングにおいて、
大物釣りを意識したメーカーのロッドでさえ、
重量の軽いフローティングミノーを操ることは大前提だったのです。
これらの時代を楽しんできたわたしたちですから、
当然、クリアーウッドが生み出すシャッドプラグは、
① 見たことがない奇抜な形状
② そして繊細
③ さらに軽い
そんな三大要素が盛り込まれたものに仕上げたかったのです。
この三大要素を取り入れたクリアーウッドのシャッドプラグは、
発売当初から、多くのお客様の注目を浴び、
そして、支持され続けてきました。
ところが、最近、ビルダー代表が、
「 これらのクリアーウッドのシャッドプラグが、
現在の渓流ルアーフィッシングのスタイルに合わなくなってきている 」
という悩みを抱えるようになってきました。
ビルダー代表は、ここ最近、酒に溺れては
「 ねぇ、部長さん、今の時代に合ったシャッドプラグって、
どんなプラグなのかなぁ? 」
と、いろいろ考えているようですが、
「 オレには、なんのアイデアも浮かばない・・・ 」
と、かなり悩んでいるようです。
そこで、わたしは、
これまでのクリアーウッドのシャッドプラグを一新させ、
そして、進化させた、
まったく新しいモデルの開発に取り組む決心をしたのです。
約3年前に、大きな手術をして自宅療養中のため、
ずいぶん久しぶりの渓流用ルアーの開発になってしまいましたが、
きっと、面白いものが出来上がると思います。
初期試作品の設計図をビルダー代表に見てもらったところ、
「 あひぃぃぃ!!! 」
と、すごく驚いていたんですよ。
どんな新型に仕上がるのか、わたしも今から楽しみです。
2023 7 7
ど~も、ビルダー代表です。
それでは、お次は、
福島の幹事長、○泉さん
からの釣果報告をご紹介しましょう!
○泉さんによる、
自然を愛でながらの
釣行記もお楽しみください。
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こんにちは、
ベイトフィネスタックル片手に釣行し、
入渓早々、ファーストキャストのバイトにアワセきれずも
対岸に咲く「ユキノシタ」を見つけては機嫌よく
遡り始めるも反応無く沈黙が続いた。
反応の無さにオイラの眉間にはストレスからか、加齢からか、
縦ジワが深く入り岩肌のような顔つきで進むと
顔の岩化け効果も有るのか u - FEELINGS にイワナが反応。
次第にシワは戻り笑顔になるが顔中シワシワになる。
そんな喜びも束の間、
調子に乗ってキャストするとバックラッシュを起こし
スプールにPEラインが喰い込み、
“モシャモシャ”のラインを見ては顔も岩肌に戻り顔も脳内も
“モシャモシャ” 状態。
解けそうに無いラインをイチかバチか切ってバックラッシュを回復し
渓流フィールドでの老眼に手こずりながらもPEラインにリーダーを結んでは、
指先の記憶で、どうにかラインシステムを復帰させ、
「やれば出来るぞ!」とニンマリしては
まさに “下手の横好き” である。
その後も反応は悪く、ヤマメの顔を見ては
数もサイズも消化不良であるものの
渓流の森に咲く「バイケイソウ」の群生に癒され
釣行を楽しんだ。