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< お知らせ >

製作部長の相方のメールアドレスを変更いたしました。


お手数をおかけしますが、

今後ともよろしくお願いいたします。 

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2024 11 30





​ど~も、ビルダー代表です。





さて、渓流オフシーズンに入りまして、
これからが熱い海のテンカラ釣りにハマっている
製作部長の相方です。



しかし、聞くところによると、
トラウト王国である北海道では、
まさに今も熱いシーズンが継続中であるそうです。



この度、その広大な大地、北海道から

幻の巨大魚 イトウ釣りの旅

の、ご投稿が届きましたので、そちらをご紹介いたします。



ご投稿くださったのは、
久々のご登場、神奈川県在住、レイヴンのアベシゲルさんです。


アベシゲルさんといえば、
そっちの業界でも有名な方で、顔も広く、
当工房とも深い親交のある方です。


一年中、全国を飛び回るお仕事の中でも、
アベシゲルさんは、
特に北海道には大きなロマンを感じていらっしゃるようです。



とても感動的な、
そして、釣りに対する新鮮な感情を忘れない、
いつまでも少年のような純粋な気持ちで綴る、
アベシゲルさんのご投稿文を、
みなさんも、ごゆっくりお楽しみください。



​・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 

イトウ巡礼の旅

 

運良く北海道の仕事を得たので、

出張と出張の間にイトウ釣りをたくらむ

仕事先は道南、釣りに行きたい場所は道北

同じ道内とは言え、

仕事場からから目指す釣り場への移動は片道9時間

( 復路はもっと遠い仕事先なので10時間半 )

じつに遠いのだけど、

頭の中で繰り返される釣れる妄想とともにハンドルを握り続ける

途中、以前訪れた数カ所をチェックしつつ情報収集

( と言っても川の雰囲気を感じるくらい )

し、月明かりの中宿入り

 

翌朝、目指す釣り場に行くと既に釣り人が9

5年前の記憶を頼りに釣り人達から離れた場所に入るが

浅く流れも効いてない

潮汐表をにらみ15分ほどで見切って、別の川に移動

 

貸し切りだ

移動先もメジャーな場所だけれど誰もいない

うれしいのだけれど、釣れてないのかと不安もよぎる

 

放射冷却も相まって、空気は冷たく澄んでいる

キリリとした空気が肺に入ると、

50を超えたおっさんですら清浄な気分になる

 

根拠のない期待に心臓の鼓動早くなり、呼吸は浅くなる

おぼつかない呼吸を押さえ込み、川を見回す

予想通り潮が効いている

眺めていると、ところどころざわざわと水面が動く

5cmくらいの小魚が移動する

 

思いを託すルアーはYu-TRAVELER95J

一度も釣ったことはない( そして飛ばない )が、

泳ぎ姿勢、動きはぼくにあるものを感じされる

釣ったことはないけれど

ボックスから外せない

竿は新調したばかりの

Malibu Classic MCB-833M MINUS だし

リールは gooberreelworks に診てもらったものだ

お気に入りで揃えた、一分の隙も無い布陣だ

 

 

完璧な道具での一投目 は、バックラッシュ…

まぁ、だいたいこんなものだ

軽いバックラッシュなので直すのは手慣れたものササッと直す

2投目は腕が縮こまったのか10mも飛ばない

そろそろと巻く

半分くらい巻いたところでルアーの後方、

茶色く濁った水がゆらりと動いた

ような気がしたがそのまま巻き取る

3投目、狙い澄ませた場所からは3mは離れた場所に着水

フルフルとルアーを泳がせる

長めの竿で誘導して、かけ上がりに近づける

茶色い水の中、

らゆらりと浮き上がった銀白色のものがルアーを吸い込み、

のたりと反転

 

すばらしい道具達が釣らせてくれたのは、

豊満ボディーのイトウさん

うれしくて、ドキドキしすぎて、しっぽが見切れている…

 

潮はまだ効いている

はやる気持ちをなんとか抑え込み、フック、ラインをチェックし、

クマ鈴をりんりんと響かせながら数メートル移動してキャスト

フルフルと水面直下5cmくらいを引いていると、

突き上げる

 

一回り小さくなったけど、もちろんうれしい

少し慣れたのか、落ち着いて撮影したのでしっぽが見切れてない

いい歳なんだし、そうそう慌ててばかりも居られないのだ

 

このあと2回ほどルアーを追尾されるもバイトまでは至らずで、

流れが効かなくなったのもあり満足して終了

セイコーマートで缶ビールを買った

 

 

翌朝は冷たい雨、昨日と同じ場所に朝一から向かう

準備をしていると晴れ間がのぞき、うっすらと虹

これはもう吉兆に違いない

 

 

昨日の状況から推測(妄想)し、

ここだと思う場所を一投目に通すと、下からグワン!

 

予定した場所まで誘導してネットイン

グラマラスなイトウさん

重さとしては自己記録の 12.5lb

 

その後も数回反応があったもののバイトには至らず

そして終了の合図

 

 

 

クリアーウッド情報を見ては、

うらやましい釣果を垂涎のまなざしでモニターを見続けたまま

渓流シーズン終了

( 一度も渓流に行けず )

今年は全ての釣りであまりにも釣れてないので

趣味はルアー投げ&巻き(または釣具購入)としてましたが、

ついに根掛かり以外に巻くのを邪魔してくれた

しばらくは、趣味は ” さかな釣り ” だと胸を張って言おう

そして近々会う人は、イトウの話を聞かされると思うのであきらめるか、

すみやかに避難を

いろいろな運が重なりステキなイトウ釣りとなった

カムイに感謝

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アベシゲルさん、素晴らしい釣果報告ありがとうございました。

そして、我々トラウトアングラーが至高のターゲットとしている

イトウの釣果、おめでとうございました!

ご投稿文からも、

お気に入りの道具とともに

イトウ釣りへの緊張感と溢れるロマン、そして感動が

く伝わってきます。

​また、アベシゲルさん独特の口調である

「 ついに根掛かり以外に巻くのを邪魔してくれた 」

が、とても面白くて、しかし半ば本音で、

ワタシは、このような表現が大好きです( 笑 )

ところで、先日、この釣果報告をいただく際に

アベシゲルさんと電話でお話しする機会がありました。

今回、アベシゲルさんは、

見事イトウを釣る事ができたわけですが、

そこでは、手足が震えるほどの感動をしています。

一方で、世間では、

イトウにしろ、他の大物にしろ、

毎回たくさんの大物を釣る方々がいらっしゃいます。

それらの方々は、大物を釣ることに慣れているので

手足が震えるほどの感動というものは、とうに忘れていることでしょう。

「 慣れとは、ある意味、感動を薄れさせてしまう要素かもしれない 」

と、アベシゲルさんの言葉に、

ワタシは、はっと気がつきました。

例えば、ワタシも、

過去に沢山の大物を数多く釣っていた時期がありますが、

その時は、大物をキャッチしても、

感動というものは、あまり無く、

ただ単に欲を満たしているだけ、という感じでした。

昔、少年の頃に、初めて釣った大物への感動、

手足が震えて、胃が痙攣するほどの、

そして、恋愛にも似た心臓の鼓動とトキメキ。

それらは、「 慣れ 」とともに

すっかり失ってしまうものなのですね。

「 ですから僕のように、ある程度、魚を釣る機会を抑えることも

重要なのかもしれませんね。 」

というアベシゲルさんのお言葉には、

ハンマーで頭を叩かれるほどの衝撃を与えてくれたのも事実でした。

さて、そのアベシゲルさん。

後日は、あの時のヒットルアーを眺めては

​ニヤニヤと楽しむ毎日だそうです。

いやぁ、これは最高の時間ですね!

これはワタシも、過去に大物を釣った思い出のルアーを
仕事の合間に引っ張り出して、
仕事をサボって過去の思い出と栄光に浸ることがあります。

ハンドメイドルアーって、
そこが最大の魅力なんじゃないかな?
と、ワタシは勝手に思い込んでいます。



と、このように、

今回のアベシゲルさんの
「 北海道イトウ巡礼の旅 」
は、
普段感動を忘れてしまった方々や、何かを求めたい方々、
または、釣りキチ三平のように幻のイトウを釣ってみたい、という方々、
いろいろな方々に、とても良い刺激になったのではないでしょうか?




かく言うワタシも、昔は、よく旅をしたもので、
見知らぬ土地へのワクワク感を
何十年かぶりに思い出してしまいました。


いつか、みなさんも、
こんな釣りの旅ができる日が来るといいですね。



アベシゲルさん、この度は
素晴らしい釣果報告ありがとうございました。
​おめでとうございました。

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2024 11 23





​ど~も、ビルダー代表です。



日曜日に恒例の、
製作部長の相方殿をショッピングモールに連れて行く、
という行事は、

今では、すっかり

「 海のテンカラ釣り 」

​に、変貌を遂げるのでした。

 

2,1メートルという長さのテンカラロッドは、
体力の無い部長さんにも、楽々と扱えるようです。



渓流用のニンフ、スカッドなどがメインで、
これらを流れに乗せながら、
リフト&フォールも織り交ぜると
いろいろな魚がチェイスしてきて、とても楽しいようです。

 

ただし、フグちゃんの猛攻も激しいので、
ま、そこは優しくリリースしてあげましょうね。



さて、前回、前々回、と、
ここワタシの地元では珍しいベラの仲間を釣ったことで、

今回も、なんか珍しいベラが釣れるかなぁ?

と、目論んでのチャレンジだったのですが・・・



う~む、今日は、ベラちゃんは、お休みのようですね。



さて、どうしたものか?

と、攻め方を変えマーカーを装着させて、ルースニングスタイルにし、
岸壁の壁際ではなく、
ちょいと沖めを狙い、
​そこからリフト&フォールを繰り返してみると・・・
 

なんと、真っ昼間だというのに、メバルが釣れてくれました!

​しかも、ちょっといいサイズ!

 

これはラッキー!

しかも、フライをしっかりと飲み込んでますね。
 

メバルは、何匹か群れで居るので、
​同じパターンで攻めれば、次も釣れるかも?



と、思いきや、

やはり昼間は、メバルにはよろしくないようで、
その後は、まったく反応が無くなってしまいました。

 

しかし、もうそろそろ帰ろうか、という時刻になった頃・・・


やはり、もう一匹のメバルが釣れてくれました。

 

今度は、ちょっと小さいですけど、
​でも、メバルが釣れてくれるのは、嬉しいですね!

 

なるほど、そろそろ夕マズメなので、
​もしかしたら、もう少し釣れるかも?

 

この日の、ヒットパターンである
リフト&フォールを丹念に繰り返すと、
​読み通り、もう一匹、追加できましたよ!

 

やぁ、これで、なんとか3匹、釣ることが出来ましたね!
よかった、よかった!



で、家に持ち帰って、
​早速、捌いておきましょう。

 

メバルって、「 目張る 」というように、
本当に目の大きい魚ですね。



こんな大きな目で、
いったい、何をエサとして食べていたのでしょう?

ということで、
​まず、胃袋の中を調べてみます。

 

すると、なんと、3匹のメバルとも、
カニの幼生をたくさん食べていることが分かりました。


そういえば、
あのポイントの岸壁に、ヒラガニの大きいやつが何匹か張り付いていたので、
​そのカニの子達だったのかもしれません。

 

また、カニの幼生に混じって、
シラスのような細長い小魚も食べているようでした。

ふむふむ、これは興味深い事ですね。



ということで、

​これらのメバルは、煮付けにしてみたのでした。

 

煮付けは、型崩れしやすいので、
これこそ、部長さんの腕の見せ所ですね。

しかしどうやら、上手く煮付けられたようで、
​とりあえず、上出来としましょう!

 

で、肝心の食味は、というと、
さすが、上品な白身の代表格!!!


とても上品な、それはそれは上品な、
美味しい白身の魚の味でした。



ふ~む、メバルって、なかなか美味しい魚じゃないか。



ねぇ、部長さん。

​今度は、ちょいと本気でメバルを狙ってみないかい?

 

と、布団に入る直前の部長さんに聞いてみると、
やってみたい、とのこと。



よし、じゃ、来週は、
メバルに狙いを絞って、本格的にやってみようか!



次週、

「 製作部長の相方のメバル大作戦 」

​を、お楽しみに!

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2024 11 14





​ど~も、ビルダー代表です。




理想的なテンカラロッドを手に入れて、
ご機嫌の製作部長の相方は、
生意気にも ベラを釣りやがって、

( ↑ ワタシ、ビルダー代表も釣った事が無い魚種だぞ! )

海のテンカラゲームに目覚めてしまったのでした。



前回、運良く、
ベラの仲間、きゅうせんを釣ったフライは、
​このような、#12シュリンプタイプでした。
 

しかし、そのきゅうせんは、
​とても口の小さい魚だと分かったので、

#16のスカッドや各種ニンフを揃えてみたのです。
 

ここまで小さいフライなら、
きっと口の小さいきゅうせんも、難なく喰ってくれるんじゃないかな?



ってことで、

翌週、2匹目のドジョウを狙うべく、
​また、このポイントへやって来たのだ。

 

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前回、ベラの仲間、きゅうせんは、
このような、防波堤の壁沿いにフライを流し込んでゆくと、
それをチェイスしてくる姿をよく見かけたので、
​今回も、同じように攻めてみます。

 

やはり今回も、自然に流下するスカッドに
​何匹かのベラらしき魚がチェイスしてくるようです。



フグの猛攻を避けつつ、
​上手くベラの鼻先へフライを流してやると・・・

 

やった!!!

​狙い的中!!!

 

今回も、狙い通り、
​ベラをヒットさせることに成功しました!

 

この魚も、前回と同じ、
ベラの仲間、きゅうせんかな?

​と、思ったら・・・

 

おや?

微妙に、前回の魚と違うような気がするのは
ワタシだけかな?



まぁいい、
家に帰って、じっくり調べてみるとしよう!



ってことで、

​自宅のまな板の上で、よく観察してみます。

 

うん、やっぱり、前回とは違う魚ですね。

これは、図鑑で調べてみると、

「 アカササノハベラ 」

という魚種らしいのです。


さらに、もっと詳しく調べてみると、
アカササノハベラは、
比較的、西日本に多い魚種らしく、
こちら東北では、あまり見かけない種類のようです。



ふ~ん・・・



つまり、比較的、水温の高い水域で見かける魚のようで、
これは、こちら東北の海も
水温が高くなってきている、という事なのかな?




なるほど、なるほど。



うちの製作部長の相方は、
魚を釣れば、
何かの意味を持った魚を釣るのが得意のようですね。



さて、このアカササノハベラも、
食味は良い、
​ということなので、早速、カラ揚げにしてみたのさ!
 

ちなみに、しっかりと子も入っていたので、
​これも丁寧にカラ揚げにしたぞ!

 

例によって、頭、中骨、そして切り身、
さらに、小さな魚卵まで、
​こんがりと揚げてみたのさ!

 

うん、こりゃウマイ!!!

やさしく上品な白身は、クセも無く、
骨もパリパリに揚がって、
いやぁ、こりゃ美味しい魚ですね!



釣り歴○○年のワタシ、ビルダー代表は、
これらベラの仲間を
釣ったことも食べたことも無いので、

いやはや、なかなか新鮮な体験でしたわい。



しかし・・・



これ、海のテンカラって、
すごく面白いかもしれませんぞ・・・



ルアー( プラグ )では釣ることが難しい魚種でも、
フライなら、反応させることが可能になります。



これは、オフシーズンの
なかなか素晴らしい遊びになるかもしれませんぞ!



そうして、
そんなことを話し合っていると、
製作部長の相方は、

「 次の週も、やってみようかな? 」

と、珍しく積極的になってきたので、
次週、
​またチャレンジする事になったのだ!

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2024 11 6





​ど~も、ビルダー代表です。




製作部長の相方、復活の日!!!




何が?



そうです、部長さん、
​実は、こんなものにチャレンジし始めたのです!

 

え?

これはいったい、何をやっているのかな?



実は、先日、部長さんが、
とある釣竿のホームページを見て、
これにチャレンジしてみよう!

と、いう話になってきたのです。



​その釣竿というのが、これ。

 

これは、ご存知の方も多いかもしれませんが、
いわゆる和式のフライロッド、
つまり、テンカラロッドです。



なぜ、これに部長さんが着目したかというと、
まず、部長さんの体力的に、
ルアーロッドを何回もキャスト&リーリングを繰り返す動作が
困難になってきたので、
とある方法で、楽して魚を釣りたい、
そのような目論見が第一なのです。



それと、もう一つ、
このテンカラロッドを使って、
毎週日曜日の夕方に行っている買い物のついでに、
​目の前の海で遊べるから。




そして、三つ目に、
そろそろ部長さんも何か短時間で楽にが楽しめる釣りが
ないものかなぁ、と模索していたところ、
このテンカラロッドと出会ったこと。



しかし、製作部長の相方殿は、
これまでルアー専門で修行してきたので、
テンカラの世界は、未知の世界。



それでも、ワタシは、
部長さんなら、とりあえず竿さえ出せば、
何かドラマチックな出来事が起きるだろう、
そう予測していました。



で、早速、

いつも買い物をするショッピングモールの、
​目の前の海で、実釣開始。
 

どうです? そのロッドの使い心地は?

「 すごく軽くて、体力のないわたしでも疲れないわね ♡ 」

そりゃ良かった。
確かに、2メートルちょいしかレングスがないから、
とにかく軽いよね。



ってなことで、部長さんは
上の画像のように、魚が付きやすい壁際に
​丁寧にフライを流し込んでいきます。

 

今回、とりあえず準備してみたものは、
マラブーやシュリンプ、
あとは、渓流用のドライやニンフ、
そして、和式のフライ、つまりバケなど。



まぁ、部長さんも、この業界では素人ではないので、
海水の流れに、これらフライを流してゆくのは、
お手のもの。



ところが、案の定、

​フグの猛攻に悩まされてしまいます。

 

魚種を差別するつもりはありませんが、
しかし、フグちゃんがフライを追いかけると、
どうやら他の魚は逃げてしまうようです。


あまりフグちゃんと遊んでいると、
​フライはボロボロになってしまうので、

何とかしてフグちゃんを避けながら、フライを操作していきます。
 


​すると、ついに、面白い魚がヒットしました!
 

え?

なになに?

​いったい、何が釣れたんでしょう?

 

その正体は、なんと、ベラでした!



これには、ワタシも興奮してしまいました。
なぜなら、釣り歴○○年のワタシでも
​ベラの実物を見るのは、これが初めてだったからです。

 

それというのは、
昔は、ベラは、このあたりの地方では、
マダイなどを釣る釣り船でしか釣れない、
つまり、陸からの釣りでは、ほとんど姿を見ることは無い、
そんな魚だったからです。


ワタシ、ビルダー代表は、
これまで、いろいろな釣りを経験してきましたが、
ベラだけは、見たことが無かったのです。




ワタシが釣ったことの無い魚を釣ってしまうなんて、
さすが、製作部長の相方は、
奇跡を起こす人だなぁ・・・
 

ってことで、買い物もあるので、
このベラをゲットしたところで、納竿としたのですが、
​このテンカラロッドは、本当にコンパクトです。
 

小型のショルダーバッグにもスッポリと入ってしまうので、
まさに、買い物のついでに持っていても
釣りとは分からないほどです。



昔、江戸時代には、
ハゼ釣りが流行したそうですが、
その際、キセルと同じサイズにまでたためる竿などがあって、
それを懐からサッと取り出して釣りをするのが
粋な世界だったんですって。



なんか、それと似たようなセンスのあるテンカラロッドだなぁ。



さて、

​お家に帰って、早速、このベラをよく観察してみよう。

 

ふ~ん、ベラって、こんなに色鮮やかだったんだぁ。
けっこうキレイな色してますよね。



部長さんが、
「 図鑑で詳しく調べてみよう 」
と言うので、ネットで検索してみたら、
これは、

「 きゅうせん 」

という魚種のようです。


ベラって、いろんな種類がいるんだってさ。



​で、肝心の、食味のほうは・・・

 

​とりあえず、ワタシのいちばん好きなカラ揚げにしてみたのさ。
 

図鑑では、骨の柔らかい種類だというので、
​中骨や頭もカラ揚げにして、骨せんべいにしたのさ。

 

そして、醬油をかけて、ガブッと食べてみると、
なるほど、関西では高級魚と言われているように、
あっさりした白身で、繊細な身の味は、カレイに似てるかも?

ちなみに、骨せんべいは、最高にウマイっす!!!



と、このように、

製作部長の相方殿が、釣りを再開したのは
実に、2年ぶり、
さらに、自分で釣った魚を料理して食べるのは・・・


4年ぶり



だったのであります。



そうです、部長さんの、何が復活したか、って・・・



自分で釣った魚を食べる


​が、復活したんです( 笑 )

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​2024 11 2






ど~も、ビルダー代表です。



ようやく、秋らしい涼しい空気を感じられるようになりましたが、
それでも、日中は暑い日も多く、
​なるほど、今年は本当に異常な暑さだったんですね。
 

ですから、今シーズンの渓流釣りは、
みなさん、かなり苦戦された方々も多かったことでしょう。



さて、今シーズンのご投稿、
最後を飾るのは、
伝説の先輩様と、○泉さんのお二方です。




​ラスト釣行は、いったい、どうだったのでしょう?
 

まずは、

福島県在住、伝説の先輩様のご投稿から

ご紹介しましょう!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・​

すっかり涼しくなりましたが、如何お過ごしですか?

こちらは無事に怪我無く

2024年シーズンを終了しました。

今年も大変お世話になりまして、

ラストヤマメもクリアーウッドミノーで

締めくくることができました。

 

ありがとうございました。

・・・・・・・・

伝説の先輩様、ありがとうございました!

何はともあれ、安全に、

無事に釣りを終えることができたのが

いちばんの喜びですね。

ラストに釣れたヤマメも、秋色に染まっていて

これで心置きなく、長い冬を迎えることができますね。

伝説の先輩様、秋ヤマメおめでとうございました!

今シーズンもお疲れ様でした!

​・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



そして、お次は、
​福島の幹事長、○泉さんからのご投稿です。


今シーズンは、何かとお忙しい日が多かったようで、
ご苦労も多かったと伺いましたが、
最終日くらいは、地元の渓流でアドベンチャーを味わいたい、
そんな○泉さんでしたが・・・



いったい、どんな最終日だったのでしょう?


○泉さんのご投稿文をご紹介します。


​・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

こんにちは、

今シーズンは、酷暑と水量が少ない漁期間の中で思うように

釣果が出ず

(1匹、2匹レベルの小さなサイズ)

に過ごしていました。

毎回、今度こそ今度こそ・・・と足を運び最終釣行。

今回もスレているのか?

追いはあるものの口は使わず、

それとも秋特有のの気まぐれなのか?

どこかで1匹くらい口を使うだろうとキャストをして行くが

追いのみ・・・

雨も降り始め退渓も考えたが、行けるだけと行こうと遡行するも

「 撃沈 」

 

でした。

退渓後の車まで戻る山道で

山栗が道に落ちていて、栗拾いしながら戻り

拾った栗と、栗アーウッドで

今シーズンの

「 締め栗 」です。

ゆで栗にして食べましたが、甘さ控えめなものの

香りよくおいしかったですよ。

今シーズンも安全釣行で何よりです。

・・・・・・・



○泉さん、ありがとうございました!


せっかくの、数少ない釣行日の、
ラストが、撃沈だったとは、
これは残念だったとしか言えませんね・・・


しかし、転んでもタダでは起きない○泉さん。
秋の栗拾いに転身するとは、
なかなかオツで、粋じゃありませんか!


しかも、これ、

「 栗アーウッド 」

に、シャレてるんですよね( 笑 )



このようなセンスが、ワタシは大好きなんです!
さすが、大人の冗談を知り尽くしている○泉さんですね!



それにしても、今シーズンの、
この厳しすぎる気候条件は、
撃沈という辛酸を舐めた方々は、とても多かったようです。

まして、ここワタシと○泉さんの地元では、
夏の間、ずっと雨が降らず、
気温ばかりが高くなり、
9月の最終日付近に、猛烈な雨が叩きつける、
非常に困った天候でした。



まぁ、自然には逆らえませんが、
来シーズンは、もうちょっとマシな天候であってほしいですね。



​○泉さん、今シーズンもお疲れ様でした!





ってことで、
伝説の先輩様、
○泉さん、
今シーズンもご投稿ありがとうございました!




さぁ、これで、
2024渓流シーズンのご投稿は終了です。


みなさん、お疲れ様でした!


あとは、来年の春まで、長い冬を迎えることになるのですが、
いえいえ、こたつにミカンを食べてるだけじゃありませんぞ!


なんと、このオフシーズンに・・・



製作部長の相方が活動開始?

 

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